aka黄屑さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

4.5

A24『グリーン・ナイト』(21年)観了。『~ア・ゴースト・ストーリー』での異質感が強かったデイヴィッド・ロウリー監督は本作で本格派名匠に化けた感。最近はあまり出会わなかった、映像に重きを置けば作品に>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.0

インド映画で歴代3位の世界興収、日本でもヒットした『RRR』(22年)やっと観了(汗)
S.S.ラージャマウリ監督の大ヒット・シリーズ『バーフバリ』(因みにコレの第2作がインド映画歴代世界興収2位)に
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20世紀のキミ(2022年製作の映画)

3.5

ネトフリ『20世紀のキミ』(22年)観了。最近期待と違ってモヤるのばっか観てた(ボクのチョイスが悪いw)反動で、設定が99年頃の懐かしさも相俟って本作には心洗われ〼た(汗)w
"出来るだけのことはや
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

2.7

ネトフリ『もう終わりにしよう。』(20年)観了。鬼才脚本家チャーリー・カウフマンの監督3作目。
原作モノで原作者も製作にクレジット。本作のみで概要の理解はホボ無理wで鑑賞後原作について調べると「あ、
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イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

2.7

『イソップの思うツボ』(19年)観了。上田慎一郎が『カメ止め』助監督・中泉裕矢、スチール・浅沼直也と三人で共同脚本・監督。『スペシャルアクターズ』と同年作。
俳優陣の演技のお陰で上田作品では出色の安定
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バビロン(2021年製作の映画)

3.0

『バビロン』(22年)観了。1926年から数年間の無声映画→トーキーへの映画界変革期を描く群像劇(最終的には後日譚として52年のエピソードも出てくるので26年もの歳月が描かれてる)。
85年生れ(若い
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.0

ネトフリ『アーミー・オブ・ザ・デッド』(21年)観了。ザック・スナイダー監督がDCを離れての初作品で超贔屓のバティスタ主演なのに148分にビビって後回しにして〼た(謝)
監督にとって『ドーン・オブ・ザ
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.0

ベルリン国際映画祭銀熊賞でメタスコア86(!)『偶然と想像』(21年)観了。122分で3話オムニバスなんで濱口作品では『ドライブ・マイ・カー』と並んで観易い。
監督拘りの演出"棒読み"も快調!本作では
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.0

83年生れの新鋭ロバート・エガース監督『ライトハウス』の前作で長編デビュー作の『ウィッチ』(16年)観了。
勝手にもっとグロいホラーを想像してたけどグロさは殆どナシ。
本作は何と云ってもアニャ・テイラ
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タイガー・マウンテン 雪原の死闘(2014年製作の映画)

3.0

長く追い掛けてるツイ・ハーク監督作乍ら「ディー判事シリーズ」ぢゃないから後回しにしてた(謝)『タイガー・マウンテン 雪原の死闘』(14年)観了。中国では広く知られてるらしい(京劇の人気演目で映画化もさ>>続きを読む

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

2.0

『エブエブ』予習で『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』(19年)観了。尼プラで観られることに感謝。ダニエルズの片割れダニエル・シャイナート単独監督作。本作含めダニエルズ関連3作は全てA24が配給。経>>続きを読む

サウルの息子(2015年製作の映画)

3.0

カンヌ国際映画祭グランプリ、アカデミー賞外国語映画賞、メタスコア91の傑作認定済作『サウルの息子』(15年)長年の課題作でしたがやっと観了。上記情報よりmetacriticで"ホラー映画歴代8位"なの>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.0

ネトフリ終了で慌てて『佐々木、イン、マイマイン』(20年)観了。『桐島~』みたいなハナシでゎとゆー先入観だったけど予想と違って戸惑い〼た。『愛がなんだ』も予想と違う展開で思ったけど若手監督(乱暴な括り>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

『エブエブ』予習で(今更汗)『スイス・アーミー・マン』(16年)観了。アウトラインを知ってたから避けてたんだけどw百聞は一見に如かず、"身も蓋もない"系の私的快作でした👏
ずっと洋上のハナシかと思った
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.0

ネトフリ終了で慌てて『わたしは光をにぎっている』(19年)観了。渡辺大知や徳永えりも出てるのにとても滋味。習作っぽさを感ぢたけど監督の中川龍太郎は90年生れ乍ら14年に既に長編第一作を撮った後コンスタ>>続きを読む

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.0

メタスコア92(!)ベルリン国際映画祭銀熊賞、metacritic年間4位の高評価作『17歳の瞳に映る世界』(20年)観了。原題の"Never Rarely Sometimes Always"が繰り返>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.0

メタスコア93(!)『秘密の森の、その向こう』(21年)観了。『燃ゆる女の肖像』のセリーヌ・シアマ監督作。脚本のみ担当した『ぼくの名前はズッキーニ』も傑作だったし、この監督のアヴェレイジの高さは異常!>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

ネトフリ終了で慌てて(汗)原作未読『愛がなんだ』(19年)観了。先入観と違ってストレートな恋愛映画ぢゃなく噛み合わない展開に2時間超が気にならず惹かれてしまった。コレゎ"愛"の話ではあるけど"恋愛"の>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.0

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(22年)観了。シリーズ完結編なのにIMDb5.6/メタスコア38(…)の酷評作品だけど、90年のシリーズ第一作で恐竜がCGで再現された興奮をどうしても思い出>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

世の中『仮面ライダー』で持ち切りデスが遅まき乍ら『シン・ウルトラマン』(22年)観了。『シン・ゴジラ』には結構感心したし、ゴジラよりウルトラマン(と仮面ライダー)はリアルタイム世代なんで期待して〼た>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.0

『わたしは最悪。』(21年)観了。メタスコア90でアカデミー賞脚本賞と国際長編映画賞にノミネイトされた傑作認定済作。
ここ数年で映画は随分行儀よく品行方正になってしまった感があるけど、そんな今だからこ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

『NOPE/ノープ』(22年)観了。ダニエル・カルーヤが『ゲット・アウト』以来ジョーダン・ピール監督作の主演に復帰。彼の三作中最もネタバレ無しに表現するのが難しいけど"潜むモノ"の正体(?)は知ってる>>続きを読む

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

3.5

ネトフリ終了で慌てて(汗)『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』(21年)観了。私的大傑作『ゲット・アウト』のダニエル・カルーヤ(本作でアカデミー賞助演男優賞受賞!)とラキース・スタンフィールド(彼>>続きを読む

家をめぐる3つの物語(2022年製作の映画)

3.0

プライムタイム・エミー賞受賞(個人業績賞アニメーション番組部門)で知ったネトフリ『家をめぐる3つの物語』('22)観了。大好物のストップモーション・アニメ人形劇。1つの家が舞台の3話オムニバスで計10>>続きを読む

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

2.3

ネトフリ終了で慌てて『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』(13年)観了。マイクル・ベイ(余談デスが65年生れと思ってたより若くてビックリ!)は初期作が好きなんで気体は持ち続けて〼(汗)
脚本がMC
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.0

『リコリス・ピザ』が素晴らしかったんで敬遠してた(汗)ポール・トーマス・アンダースン監督『ファントム・スレッド』(17年)観了。確認すると『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』以来2回目のダニエル・デイ=ル>>続きを読む

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

5.0

ネトフリ終了で慌てて『工作 黒金星と呼ばれた男』(18年)観了。実話を基にした韓国-北朝鮮間スパイモノ。モデルの二人は存命!
舞台設定は92年。当然本物ではない北朝鮮の街並みは真に迫った再現度(行った
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さがす(2022年製作の映画)

3.0

『さがす』(22年)観了。怪作『岬の兄妹』に続くポン・ジュノ作品の助監督出身、片山慎三監督商業映画第一弾(長編第二作)。
しかし前作に続き生理的に不快な表現(脱糞の次はオサンのクチャ咀嚼音…、『冷たい
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

『ベイビー・ブローカー』(22年)観了。韓ドラ観てるヒトにはあまりにも豪華な出演陣。特にIU(今の日本では似た存在が居ない程の超スーパースター✨)が主演の一人だし韓ドラ史上私的最高傑作『~私のおじさん>>続きを読む

Mank/マンク(2020年製作の映画)

2.5

『DUNE~』前年のアカデミー賞美術賞&撮影賞作なのを知り、俄然興味が湧いて後回しにしてた(汗)ネトフリ『Mank/マンク』(20年)観了。映画史上最高傑作とされてる『市民ケーン』(ボクは20代前半>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.5

『リコリス・ピザ』(21年)観了。主演の二人は故フィリップ・シーモア・ホフマンの息子クーパー・ホフマン(03年生れ!)とHAIMの三女Alana Haim(演技初挑戦)。走り捲る二人が眩しい傑作で本作>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

4.0

IMDb7.1/メタスコア72の高評価作『透明人間』(20年)観了。『ソウ』シリーズ(1作目しか観てない…)の脚本で知られる豪州出身リー・ワネル監督作(本作は4作目)は初めてだけど、コレゎ才気溢れる快>>続きを読む

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.5

『グッド・ボーイズ』(19年)観了。製作にセス・ローゲンとエヴァン・ゴールドバーグが名を連ねてるんで必観。小学6年男子3人組が主人公なんだけど容赦なくR指定の下ネタ満載コメディになってて中盤以降メッチ>>続きを読む

スウィート・シング(2020年製作の映画)

3.5

『スウィート・シング』(20年)観了。アレクサンダー・ロックウェル監督なんと25年振りの日本公開作。監督の2人の子供が実質主演で奥さんカリン・パースンズ(2人の母でもある)も重要な役とゆー家族作w
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.5

『DUNE/デューン 砂の惑星』(21年)観了。観始めて直ぐ音響がスゲーことに気付き、美術がヤケにヨく出来てることも気になった。調べるとその2つ含むアカデミー賞6部門(音響賞、美術賞、作曲賞、録音賞、>>続きを読む

ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

3.0

『ミセス・ノイズィ』(20年)観了。あの「騒音おばさん事件」がモチーフ。二部構成で隣人(こっちが主役)とおばさんの視点が入れ替わりトータル106分だからサクサク観られる。
当時の報道は一方的だった騒音
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