エアで指輪交換するシーンが美しい、目には映らないけど確かにそこには存在するんだ、思い出せる限りいつまでも
「なんでも頭で考えるからそうなるんだね」
形が先で、心は後からついてくる。頭で理解しようとしない。すべての感覚を研ぎ澄まして、その瞬間を味わう。毎日が特別で好い日だと感じる頃には、きっと前を向いて歩>>続きを読む
この映画を、あみ子を、どういう風に捉えるだろう?記号で人間を見ているからだ、同じように記号もまた私のことを監視してくる。なんてつまらない人間になっちゃったんだろう(尊敬する人間の感想文を見て)
通い慣れた静岡駅の地下通路、ここでまるちゃんと絵描きのお姉さんはかけがえのない出会いをしたんだ、そう思うだけできっと楽しくなれる気がする
自分の言葉で話す、伝える、少しでも誤魔化すことがないように。あああ頭の中がおかしくなりそうだ、すごく難しい、諦めないように、自分のことが嫌いにならないように、共に生きる。
顔を挙げ、耳を傾けてみると、雑音だったすべてが音の輪郭を縁取り始め、鮮明に全体を見渡すことができた。自分の存在を悪く言っている人はごく僅かで、ずっと苦しめていたのは自分自身だったということに気付いてた>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
最期に花の匂いを嗅いで微笑む様子を見て、きっと自分が生きた世界を“すばらしき世界”だと思えたんだろう。と最初は思ったけど、主人公は自分の生き方に筋を通すために意図的に薬を飲まなかったと仮定したほうが辻>>続きを読む
生きるって何だろう。どうしてなのか言葉にはまだできないけど生きることがとてつもなく不安になり怖くなった。ただひたすらに鬱々とした気持ちになった。社会問題を提起する作品としては素晴らしいと感じた。
繰り返しの日々の中に小さな喜びや物語を見つけられるのは、この主人公が世の中に対して常に心を開いて他人のことを信じているからだ。
基本的に無口でありつつも目尻に皺が寄っている場面が多く印象的で、世の中>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
1980年代では目の前にいる愛する人と手を繋ぐ、それがたまたま同じ性別だったというだけで殺害を受けるまで無碍に扱わる時代背景があったということを恥ずかしながらこの映画を観るまで知らなかった。この2人の>>続きを読む
はじめて観た時、退屈過ぎる映画だと思った。敬愛するマヒトゥザピーポーが書いたこの映画を絶賛する日記を読んだ。私の内側からは全く生まれてこない視点からこの映画を評価してた。”小数点以下を丁寧に掬い上げて>>続きを読む
当時7歳、父親に半強制的に連れられて父と子供たちで観に行った全く子供向けではないこの映画がやけに記憶に残ってるし楽しかった思い出がある
魅力溢れるおんなの子。動きや仕草にロマンが詰まっていた。