69さんの映画レビュー・感想・評価

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ミッシング(2024年製作の映画)

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超面白い。95点。

娘のいる立場としては、かなりしんどい話ではあったものの、石原さとみの体当たり演技は最高だし、ところどころギャグが仕込まれてるし、特に「高橋ジョージ」の箇所は吹き出してしまいました
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.6

フュリオサのお母さん(特に狙撃シーン)が美しくて気高くて泣けるし、フュリオサの子役の子の「可愛さオーラ」が半端なかったし、フュリオサがウォータンクに這いつくばってるだけで目頭が熱くなる。アクションシー>>続きを読む

悪は存在しない(2023年製作の映画)

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超面白い。前半が少し眠かったので95点。
高橋役の小坂竜士さんが最高!

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.6

めちゃくちゃ面白い!!!

個人的にはアレクサンダーペイン(サイドウェイのサントラの感じとか)、テリーツワイゴフ(アートスクールコンフィデンシャルあたりとか)、チャーリーカウフマン脚本やハルアシュビー
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.6

それなりに期待してましたが、期待を遥かに上回る超傑作でした。3幕目のニューヨークのシーンとか「ビフォアサンライズ〜ビフォアサンセット」を思い出したり。

何がいいって、お互いの好きの比重はそこまで一致
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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ヘレディタリーも、ミッドサマー劇場公開版もディレクターズカット版も全て公開当時に劇場で見ております。

アリ・アスター大好きです。

…なんですが、本作はビックリするぐらい刺さりませんでした。
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

去年僕が観た映画のワーストは、デミアンチャゼルの「バビロン」でしたが、「哀れなるものたち」にはチャゼルがバビロンでやりたかったけど上手く表現できなかったモノが全て詰まっている…!
って思いました。
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ヘルレイザー2(1988年製作の映画)

3.9

「完全に続編」とのことだったので、ヘルレイザー1をみた翌日、続けてヘルレイザー2を。
なんというか、話のスケールを表層的に広げたのと、ヘルレイザー1の謎の種明かし的な要素を入れたせいで、ミステリアスな
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ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

4.6

公開当時は小学生でしたが、ピンヘッドのビジュアルが怖すぎてレンタル屋で見かけても絶対に手に取ることは無く。
そんなこんなで、今日に至るまで「ヘルレイザーを観てない事」を忘れていましたが、
先月から4K
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ハリースタイルズがかっこいい!

演出、美術、カメラワークなど、めちゃくちゃ70年代SFが醸し出すの雰囲気があり、メチャかっこいい。
トリフォーの「華氏451」とか、「2300年未来への旅」あたりのル
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13F(1999年製作の映画)

4.3

13Fとの出会いは、1999年当時、大学生だった頃に通ってたレンタル屋の新作コーナーでしたが、パッケージに「制作エメリッヒ」って書いてあったので、クソSFだと思って長年スルーしてました。

…が、BL
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

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ジョンウィックって「美味しんぼ」の山岡士郎じゃん、って思ってます。

・いつもスーツ姿
・料理の腕前、知識は超一流
・(凄腕なのに)新聞社のヒラ社員
・各地に知り合い多すぎ
・各地に赴くと「士郎のお坊
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

4.5

滑り込みで「stranger」で鑑賞。
惚れ惚れする画作り、カメラワーク、70年代テイストのカラコレ、サントラのアナログシンセのこれまた70年代感、全編を漂う緊張感と高級感にただただ溜息…

雑にたと
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バービー(2023年製作の映画)

4.4

想像以上に大爆笑でした。
ギャグの切れ味が半端ないっす。
今年一番笑いました。

以下、若干のネタバレ。








最初は「また2001年ギャグ?最近多いなー」という感じで苦笑いしつつも正直大丈
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.1

娘2人(11歳、7歳)をつれて鑑賞(吹替え)。

観終わった後、母親と合流し「(母親が)どうだった?」と聞かれた次女は「うん、マイエレメントって感じの話だった!」って言ってて椅子から落ちそうになりまし
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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IMAXで鑑賞。

超面白い。100点。

まぁ、これは新作の度に思うのですが、インディージョーンズの新作の反動もあってか、MIシリーズで一番興奮したかも。
アンチャーテッド2を思わせるシーンなど、半
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

パンフレットも売ってなかったので、見た直後のフィーリングで感想つらつらと。いやー、考察とか識者の解説を読んだり聞いたりするのが楽しみでなりませんね、これは。


僕は原作の漫画版を読んでいて、さらに「
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

-

ああ、、余韻が半端ない…

エンドロールでポッカリと穴が空いたような気持ちになりました。空洞です。
「ひと夏の思い出」映画の皮を被った、眩しくも切ない、ビデオと娘の回想による「心の旅」。

随所に仕掛
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.7

IMAXで鑑賞。

「日本よ、これが世界のセカイ系だ!」

って感じのキャッチコピーが浮かびました。

という訳で、観た後のファーストインプレッションで感想をつらつらと。
(色々見ちゃうと、どうしても
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別れる決心(2022年製作の映画)

4.5

恋愛バトル映画!最高。
また新たな「〇〇」映画が爆誕した…!
なんとなく小池栄子の「接吻」を思い出しました。

以下ネタバレ。



















氷の微笑のような恋愛ミステリーもの
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バビロン(2021年製作の映画)

1.9

タイタニック3Dは2週間限定上映なので、そちらを優先したかったのですが、本日はあいにく殆どの劇場で満席だったため、バビロンを。

チャゼル肯定派の僕でも擁護できないぐらい、色々と問題のある作品でした。
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

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IMAX 3D HFRで観賞。

CGが凄いクソゲー❗️
眠い💤


48fpsと24fpsのシーンが交互に来て集中できない。かなりノイズだった。
これなら24fpsで観た方がマシかも…

脚本も色々
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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今作は特に「フィクションとはなにか?」
を考えさせられました。

批判を覚悟しての「新海誠の挑戦」。
歴史的史実を大胆に取り入れつつ、フィクションとの境界線の狭間を巧妙に行き来する作品(ダンブラウンの
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レプリカズ(2018年製作の映画)

3.0

トランスセンデンス系かと思いきや、まさかの予想の斜め上をいくトンデモSF。ツッコミどころ1000%!シュワちゃんのシックスデイが好きなら◎。

スパイダーヘッド(2022年製作の映画)

2.9

美術はよい。話は古い。サントラのミスマチッチ具合は狙いなんだろうけど、曲が良いので映画音楽としてはノイズ。

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.3

ここまでサムライミ節全開だとは思いませんでした。監督作が久しぶりだったので、全然期待してませんでしたが流石ですね、サムライミ。


以下ネタバレ。











サムライミ作品でお馴染みのネタ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

何事も、誰かのせいに出来ない、
繊細で不器用なあなたたちへ。


マイクミルズが描く物語は、ほぼ「政治、宗教、経済、貧困、社会」から切り離されていて、アイデンティティー、家族、孤立、孤独といったミクロ
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.2

観てる最中は、クローネンバーグとギャスパーノエと、ニコラス・ウィンディング・レフンあたりの映画が過ぎりました。

しかし「痛みに対する向き合い方」や、「辻褄合わせが欠落している感じ」がぶっちぎりで迸っ
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

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うっかり夫婦で観てはいけない系映画の金字塔!イーストウッドがとにかくセクシー。
めちゃくちゃ泣けました。。。
男女関係なしに、メリル・ストリープ側の気持ちで観る映画。

この映画とブルーバレンタインは
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Arc アーク(2021年製作の映画)

4.0

星野之宣先生のとある短編とか、ブレイク・ライブリーの「アデライン」とかその辺りのお話がよぎりました。
質感的には前半がアート系のハードSFで良かったですが、後半がもう一声…!

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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歌版リトルダンサー(ビリーエリオット)!
主人公の女友達がエッチな感じでGOOD!
最低でも4回泣けます。
ヘレデタリーでも使われてたけど「青春の光と影」はハーパーズビザール版が大好きなのでリンクを貼
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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相変わらずオシャレ。
が、情報量多くてストーリーが頭に入らず。絵的には最高です。
ウェス監督作品はぼぼ観てますが、Mr.フォックス、ブタベストホテルが好きです。

レミニセンス(2021年製作の映画)

3.4

ジョナサンノーランとレベッカファーガソンってことで観賞。
うーん、嫌いになれない系。
「きみが僕を見つけた日」とか、その辺のB級SFラブロマンスが好きなら。