進化するココロさんの映画レビュー・感想・評価

進化するココロ

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レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

3.7

主人公の仲間に囲まれていながらもどこか距離を置いてる感、最初はなんでなんだろうと思ってたけど、徐々にわかってくるところが面白かった。
むしろ事件よりも引き込まれた。
話の結末は、私的には「あ、そういう
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

予告編動画でワンシチュエーションだとわかってたけど、いやー引き込まれましたね。主人公と同じ立ち位置で、少しの音も聞き逃すまいと観入っていや聞き入ってしまいました。

途中である程度予測してしまったが、
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ドリーム 狙え、人生逆転ゴール!(2023年製作の映画)

3.0

冒頭の目潰しからの掛け合いがテンポ良く面白かった。
これだけクセ強いキャラがそろってるなら、ひとりひとりの背景をもっと知った方が感動できたかも。映画の尺なら仕方ないが。

ホームレスになった経緯がとて
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

こういうのを価値観の相違と言うのだろうか。
お互いに愛し合ってはいるけれど、自分と同じように考えてくれていると思い込む夫と、夫の所有物になり、1人の人間として生きられていないと感じる妻。よくある話。
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.0

当たり前だけど教皇も1人の人間で、昔犯した罪を悔いたり傷を抱えているんだなー。
最初はお互い牽制しあって、どちらも自分の言い分を押し付けあってたけど、最後お互いを許しあうところが良かった。

2人の演
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

予備知識なく見始めたら、思った以上に刺さる話だった。

私は男性の気持ちは分からないけど、なぜ同意もなく性行為をしたいと思うのかが不思議だ。
もちろん、違う人もいるのだとは思うけど。

キャシーが10
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

ノーラン監督の狙い通り、没入感が凄かった。

絶え間なく襲われる死の恐怖、見えない敵の存在、動き出す、留まるどちらを選んでも助かる保証はない。救護船ですら撃墜される。圧倒的な不条理にずっと心がざわつい
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心のカルテ(2017年製作の映画)

3.7

摂食障害の方には実際会ったことはないけれど、私自身が医療従事者のため、治療者側から色々考えさせられた。
摂食障害に至るまでには人それぞれの理由があるし、本人にとってその理由は辛いので、なかなか本心は伝
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

初見では自分の中で伏線を回収しきれず、考察サイトを覗いてから再度視聴。
時間の概念と、言葉と思考の関係性など、考えさせられるお話でした。
未来を知ることは、良いか悪いかは分からないけど、どんな結果であ
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.5

好きなタイプのゴシック調ミステリー。

最後の結末がよかった。
時々主人公の娘が出てきたから、何かあるなとは思ったけど‥そうくるか。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.0

ド派手だった。
長いかもと思いきや、途中からの種明かしであっという間に観終わった。

ジャネール・モネイがカッコいい。

AIに潜む偏見: 人工知能における公平とは(2020年製作の映画)

4.0

まんまとバイアスにかかってた。
AIだって作ったの人間だし、考えてみれば公平でないのは当然。

自分だってバイアスいっぱいかかった眼で世間を見てるけど、盲目的に信じるのだけはやめようと思った。

噴火山 ファカアリ島、緊迫の救出劇(2022年製作の映画)

4.0

ただ涙が止まらなかった。
生存者の火傷の跡を見ると、事故の後にどれだけ闘ってきたかわかる。
火傷の治療は本当に辛い。

過去ハワイ島で火山を見に行った時、何も考えずに異世界みたいと思ってた自分を思い出
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ミーシャと狼(2021年製作の映画)

3.5

「人の数だけ真実がある」という言葉を思い出した。事実は真実とは違う。そこには必ず、語る本人の思いが込められるから。

歴史も勝者が語り継ぐ物語と言われるように、事実と言われるものも鵜呑みにしてはいけな
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.5

ソボクの境遇を思うと辛いよなーと思った。

アクションが壮大過ぎて、そっちに持ってかれそうになるが、ソボクが投げかける質問ひとつひとつが、わたしには刺さった。

個人的には、研究員の「なぜ豚は実験体に
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提報者 ES細胞捏造事件(2014年製作の映画)

3.5

一つついた嘘が、周りの期待の圧と熱量で取り返しのつかないところまで大きくなってしまう恐さを感じた。

信じたい気持ちは真実をも変えてしまう事もあるのかな。

エンド・ゲーム 最期のあり方(2018年製作の映画)

4.0

緩和ケアを仕事で関わった身としては、死ぬ前に家族が抱える葛藤は万国共通なのだと思った。

死に方は本当にその人次第である事は確かではあるが、積極的な治療が出来ないと伝えられた時、自分はその後を判断でき
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ヘロイン×ヒロイン(2017年製作の映画)

3.5

薬物依存も含めて、何かの依存性の人は、快楽のためではなく痛みを忘れるために依存してしまうと何かの話で聞いたことがある。

この話に出てくる人みんな、痛みを抱えているのが見えて、辛くなるところもあった。
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両刃の先進医療(2018年製作の映画)

3.8

私自身が医療者のため、観なきゃと観るのが怖いの狭間で鑑賞。

結果、観て良かった。
よく聞く大企業が関わっていて、こんなに簡単に認可されて販売している現実を見て、本当に怖くなった。

企業としては、莫
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

4.0

前回よりも格闘も話のテンポもパワーアップ。

エノーラの大胆さも好きだけど、母親のキャラが一番素敵。
この親あってのエノーラですね。

ワン・オブ・アス(2017年製作の映画)

3.0

無宗教の私が、軽々しく口に出来ないほど、重い内容だった。
誰かにとっての悪が、誰かにとっての正義であり、価値観を埋めることの難しさを感じた。

規律を厳格に守りすぎる事は、その価値観に合わない人にとっ
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FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー(2019年製作の映画)

3.0

衝撃。
自己愛が強すぎる人は、周りの迷惑気にせず突っ走る。
最後まで往生際が悪くて、結局謝らない、金も払わない姿に呆れてしまった。

いくらでも引き返せる道があっても、成功すると信じ進んでしまう気持ち
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眠りに生きる子供たち(2019年製作の映画)

3.0

タイトルに惹かれて鑑賞。
眠りについてしまうのは子供だけなのか、どんな夢を見てるのか、そもそも生きている感覚はあるのか‥
いろんな疑問符が浮かびながらも、眠っているその子の顔は穏やかで、悲しい状況下で
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.9

探偵は英国が似合う。
建物も汽車も街並みも、もちろんイギリス英語も。
展開が早くて引き込まれた。