ゆぴこさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

グローリーデイ(2016年製作の映画)

3.3

本作における「Glory Day(輝ける日)」とは、物語で描かれる彼らの最低最悪の数日のことではなく。友と過ごす平々凡々で鬱陶しいくらい退屈な日々を、失ってから憂いた言葉。

だとしても鬱過ぎるわ…。
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造られた殺人(2015年製作の映画)

2.4

記者をクビになってしまっま男が連続殺人事件の犯人を先走りしてでっち上げたことで、返り咲いたのはいいものの、収集がつかなくなって嘘に嘘を塗り重ねていく…。

まぁまぁ。

そもそもぜんっぜん怖くなかった
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オフィス 檻の中の群狼(2015年製作の映画)

3.6

一家を惨殺したキム課長が会社に潜んでいる!?
警察の取り調べが進む中、オドオドした仕事できない系インターンのミレだけが、キム課長のことを悪く言わず…。

どっから出てくるんだ!?
とドキドキさせられる
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

不条理すぎるし、頭では理解不能な出来事ばかり…。

夫婦の全身麻酔プレイも吐きそうだし、それでスティーブンの気を引こうとする妻にもトリハダ。

そしてグルグルルーレット!
ずっと「スティーブンに当たれ
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

続編は、そのまま続くのね、ビックリ。今回は仲間も増えて、もっとテンポアップしてて楽しい!

時間を戻すには、どういう死に方でも良いわけだから、毎度そんな過激に死なんでも…。

最後謎のラスボスとなった
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

誕生日に殺されては同じ日を繰り返すツリー。

あることがきっかけで人生やさぐれてたビッチなツリーだったけど、何度も同じ日を繰り返すことでだんだんいろんな大切なことが分かってくる。

毎回あらゆる残酷な
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アクションがキレッキレでした。

満を辞して登場した顔キズおじさんがめっちゃくちゃアッサリ首ゴキされて、なんだったんだろう。。強そうな男の子と女の子も、あっさりさよなら〜。

結果的には、そして誰もい
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#生きている(2020年製作の映画)

2.8

集合住宅内ゾンビパニック。

登場するゾンビは、いつでもどこでもいるゾンビで目新しさはナシ。ゾンビに喰われる人間が、そんなに痛がらないのがなんか変。喰いちぎられるってめっちゃ痛いと思うよ!?

主人公
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ザ・コール(2020年製作の映画)

3.6

韓国の怖くて痛いファンタジースリラー。
パク・シネちゃんは涙を流すのがウマい。

過去と現在が電話で繋がり、自分の暗い過去が変わっていく…んだけども、その「お礼」で、あることを教えたことでまたその未来
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「12年だよ、長いよ…」と夏帆。
「12年間、ご飯もあるし、本も読める」と周平。
周平は生まれた時からずっとずっと明子という監獄で暮らしていた訳だからね。ご飯もあるし読みたかった本も読み放題。本物の刑
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悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

4.2

サイコパス×胸糞
最近離れていたけれど、私のLOVEジャンル王道!やっぱり好きだ〜。

グルグルの相関図書いて人物の関係を整理したくなる。

「業が深い」などと言うけれど、彼に起きた出来事がそういった
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生き残るための3つの取引(2010年製作の映画)

3.8

やるせな〜!!!
途中で誰に共感してイイか分からんくなって迷子…。。
善と悪だけでは割り切れない話。
仮に善の気持ちを僅かでも持っていても、それはもっと大きな組織の向かう方へ簡単に飲み込まれてしまう…
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.0

あの「イッ」て笑うの可愛すぎ。怖カワ。
バイオレンス度も程よくて◎。
傘が良かった。

マ・ドンソク見てると絶対旦那が筋トレ始める。

ケミカル・ハーツ(2020年製作の映画)

2.7

うぅーん。
ううーーーーん。

これを観るには心が汚れすぎた。笑

辛いことはある。それは不平等だし不条理なこともいっぱいあって。
だけどもそれを全然関係ない人に当たり散らしてはイカん。そんでそんなこ
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狩りの時間(2020年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

近未来なのに、むしろある方面ではめっちゃくちゃ退化している感じが世紀末っぽくて良かった。

あのヤバい奴に追われて追われて…ドキドキ!
でも「え、なんで追われてるんだっけ!?」ってなってからの、後日談
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

壮大なめくるめくファンタジー×韓国
と思って見た。が、とんだ茶番を見せられてると思って中盤までガックリ。
そしたら、不幸と貧困に飲み込まれながらも細いけれど強い愛で結ばれた家族の話やった…。

途中か
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

終始テンポの良いウィットに富んだ会話劇が少し和らげてくれているものの、老害の極み判事に、悔しくて悔しくて歯ぎしりが止まらず…。

ラストは私も俳優陣へのスタンディングオベーションで締めたい!

ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

リリコリがメインだと思っていたけど、家族4人の誰に共感し、誰の物語と見るかは人による感じ。

私は圧倒的に、ビルだった笑
何年も昔の約束を、鋼鉄の意思で守るストーカー男。
報われて良かった。

ブロー・ザ・マン・ダウン~女たちの協定~(2019年製作の映画)

3.8

女の社会は、社会的な地位や、お金を持っているかとかそーゆーことではなく、圧倒的に年功序列であるということ。

女として強く逞しく生きるための知恵は、一足飛びには手に入れることはできず、「若えモンはお呼
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イーブルアイ(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

オカルトホラーっぽい作りにはなっているものの、結局のところこの作品のテーマは、インドで多発している、アシッドアタックや深刻な女性差別。

「あの男がまた蘇ったらどうしよう」

と怯える娘に、母は

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メイジーの瞳(2012年製作の映画)

3.3

親が子供を1番愛しているというのは間違いないのかもしれないし、子供が親を1番愛しているのもそうなのかもしれない。

だけど、親が皆子供の幸せを1番に願っている、とは限らない。

人間は勝手で自分が1番
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.1

カン・テオの豹変サイコ感とか、
キム・ユンソク扮する刑事の淡々とした決意も良かったけど、全体的に妙にアッサリ。

痛くもなく、イヤミー感もなく、グロもなく。
実際の事件に基づいていることから、被害者遺
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

-

ラストがすごく衝撃。
だけど、冷静に考えると「ラストが衝撃」って思うのもおかしい。
本当は全て平等に尊い命なんだから。

ヴェラ・ファミーガって悲劇とか慟哭とかがすごく似合う美人。

衝撃すぎて見てる
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白鯨との闘い(2015年製作の映画)

4.2

海とデカい生き物とサスペンスが好き。
見るしかない。二回観たやつ。

鯨との闘いももちろんあるんだけど、漂流とかその中で次第に平静さを欠いていく人たちとか。
それあってこその白い悪魔!!

愚行録(2017年製作の映画)

3.9

いるいる!こーゆー奴!のオンパレード。
うわぁ。って言いながら見たけど、ラストは言葉も無かったな。

もう、無。

日本の映画はこういった胸糞ジャンルは世界と争えるレベルだと思うわー。。

モンスター(2003年製作の映画)

4.0

もっとも有名な女シリアルキラーといえばアイリーン・ヴォーノスでしょう!そして、本人かと見間違うほどのシャーリーズ・セロンの容姿、怪演、素晴らしい‥!

もう見たくない、忘れたい、と思う反面、数年に1回
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ロンリーハート(2006年製作の映画)

3.6

エグい。愛があるならなおエグい。
イケメンがもー、ハゲでヅラでどーなっちゃってんの!?

刑事の視点で描かれるので犯罪描写は軽め。
ジョン・トラヴォルタ扮する刑事さんは、この映画の監督のお爺さんだった
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チャイルド44 森に消えた子供たち(2015年製作の映画)

3.8

スターリンこえええええー!!
「殺人は資本主義の病」とか言っちゃって、国全体が完全に病気でしょう‥⁉︎

チカチーロをモデルにしている事件なんだけども、問題はチカチーロじゃない、国だ、ということを描い
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全員死刑(2017年製作の映画)

3.3

ちょっっと、ふざけてる。死の描き方ががコミカル過ぎる。

だけど、本人の手記を基に描かれているってことは、このふざけた感じが本人たちのこのヤバイ数日の出来事の印象なのか、ともとらえれる。

この位のテ
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チェンジリング(2008年製作の映画)

4.3

実在したシリアルキラーものが半端なく好き。
だけど『チェンジリング』は実際の犯行シーンはなく(あったらかなり物議モノ)苦手な人にも是非観てほしい。

犯罪被害者の母親のあり得ない本当の話。

シリアル
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ファン・ジョンミンは『新しき世界』から“兄貴”と呼ばせていただいているけど、ほんとに味のある役者さんだなぁ。写真でいつも目をつぶってしまうのが可愛い♡

ラスト、ワイワイ楽しそうに団欒する家族の隣の部
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.6

『タクシー運転手』とセットで見ると韓国の民主化への流れがよく分かります。

主人公を立てて誰かひとりをヒーローにせずに、登場人物全員が自分のポジションで出来ることを精一杯、やった結果なんだと胸に余計く
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チャンス 半端者の街(2012年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

結局、弟分だったのかぁー。

報われることを考えないチャンスの生き方は愛しかない。男だねぇ。

鬼はさまよう(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

全然死なない犯人がめちゃくちゃこええぇ‥!
良かったねって絶対ならない系。
最近韓国サスペンスばかり見てて、こちらは理不尽な殺人シーンがないだけ見やすいと言えば見やすいかも。メインは殺人鬼×復讐の鬼と
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

おお〜!!

お母さんの棺に死体隠すとこ、不謹慎でめちゃくちゃ面白かった。ノロノロ匍匐全身する兵隊のオチが笑える。

中盤から後半にかけての真犯人との戦いはスリル満点だし、ラストがすごくいいー!