MoviesYuさんの映画レビュー・感想・評価

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メッセージ(2016年製作の映画)

3.6

あなた達は、何のために地球に来たの?

多少難解だが中毒性が凄く、神秘的でアートチックなSFヒューマンドラマ。

突如、カナダの田舎に出現した、バカウケ型の宇宙船に霧がかかり、圧倒的な画の美しさ。
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

カンヌ映画祭最高賞、パルムドール受賞も納得の傑作。

夫の死は、自殺か殺人か事故か?唯一の目撃者は視覚障がい者の息子。

法廷での食い違う矛盾のやりとり。若干台詞が多く、ついて付いていくのに多少苦労し
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

2.8

決して完成度は悪くないが….。

はっきり言って、この3作の中では1番、中途半端な出来、ギャグメインのポリスアクションで

本当にギャグのキレ具合がものすごいです。がしかし、演出にかなり問題があり、空
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

〜新作公開直前、予習しよう〜

2も安定の面白さです。今度の敵は、血も涙もない凶悪殺人鬼。”凶悪”が”最強”に挑み、マブリー兄貴の魅力全開〜

どんな敵にも、容赦なしにボコボコにする。スッキリ爽快〜
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.7

〜新作公開直前、予習しよう〜

中国マフィア、韓国ヤクザ、警察の三つ巴バトル勃発。

やはり、もう一度見直しても面白いですね。ただこれが2004年の実話ベースのフィクションだなんて信じられない。

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婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.3

これはメロドラマと言ったら良いのか…。

モノクロとカラーの使い分けが鬱陶しく感じてしまった。大昔の時代を描いた映画ならモノクロ一択でいいと思う。

こういう映画は1960年代〜70年代には勝てない。
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

“アカデミー賞主要5部門独占は歴代でたったの3本だけ”

この映画好きすぎて、毎年1回絶対鑑賞してます。演技、演出、そして恐ろしく良く出来た脚色。歴代アカデミー作品賞の中でも圧倒的な完成度の高さ。
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.7

舐めてた、本当にごめんなさい。

冒頭は「キングダム」テイストの和製「プライベート・ライアン」邦画史に残る名シーンかと。

「沈黙の艦隊」と違い、序盤でも、余裕で楽しめた。

アクション、ギャグの演出
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.7

王の息子毒殺まで結構時間あって退屈した。この時代の政治、権力とか、全然分からん…。

割と難解に感じた。欧州歴史映画や、ハリウッドの伝記、実話の方が分かりやすくて、そっちの方が普通に好き。

そして、
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.0

ひょんなことから、女子高生に好かれてしまった本屋店長。そしてその男は昔、バイト先の女に好意がある。女は婚約者のセックスに満足できない。

古本屋を経営する男は、複雑な男女の関係に戸惑う。

なかなか、
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.2

“ゲーマーはプロのレーサーに通用するのか”

グランツーリスモが好きすぎる青年が、本当にレースをすると、どうなるのか。

世界のスーパーカー、フェラーリ、ランボ、マクラーレン、アストン、そして主人公の
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交渉人 真下正義(2005年製作の映画)

3.5

普通に面白かった。

「新幹線大爆発」オマージュと「シン・ゴジラ」に近い演出。

地下鉄を走りまわる、Satが魅力的だがモザイク声の犯人役が誰か分からないまま、事件が解決したのが残念…。

エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

4.0

“こんな大統領、頼もしすぎる、え?”

大統領専用機、”エアフォースワン”がテロリストにハイジャックされてしまい、ハリソン・フォード演じる、大統領が立ち向かう。

ゲイリー・オールドマンのイカれっぷり
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

3.9

“40年の時を経て蘇った伝説の映画”

まるでワインを熟成するかの如く、何度も何度も、再編集を繰り返し、漸くこれが、「ファイナル・カット」ということで。

正直、前半と後半で、これほど面白さに差がある
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バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

3.7

“17年ぶりの続編だぜ〜”

麻薬カクテルに命を狙われる、マイク、う〜ん監督が変わって随分チャラい映画になった印象。

ギャングの見せ方が特に。2のキューバでマフィアがイキッてた奴らの方が普通に好き
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バッドボーイズ2バッド(2003年製作の映画)

3.6

“あまりにも派手すぎるポリスアクション”

凸凹コンビと思っていたのに、すっかり馴染んで名コンビになってる。

ギャグ、カーチェイス、銃撃戦、アクションを限界までやったのが凄く伝わるスタントがレベチ。
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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

3.0

“マイケル・ベイ、処女作にして出世作”

黒人警官2人のデコボココンビがおもろい。ぼくちゃん、ウィル・スミスが魅力的で銃撃戦、爆発、カーチェイスがものすごい…。

逆に言えばクライマックス以外、退屈し
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

2.5

サム・メンデスとロジャー・ディーキンスの名タッグ再び。相変わらずアカデミー撮影賞ノミネートするだけのことあって、繊細で美しい映像が魅力的だけど

ちょっと中身なくてがっかり。ミニシアターが舞台の映画は
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さがす(2022年製作の映画)

1.5

全然面白くない。狂った殺人鬼は宮沢りえ主演の「月」を連想させる。

「湯を沸かすほどの熱い愛」の子役、伊藤蒼さん、おっきくなったね〜

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.4

これを芸術映画として受け入れる、世間、ヴェネチア映画祭が凄いなと。

胎児の脳を移植した、エマ・ストーンが、もう人間の動きじゃない。普通の演技ではなくこういうので主演女優賞とるのもアリなのか。

恐ら
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

4.0

“モノクロの世界で生きて、抗え”

モノクロ版になると”本来あるべき姿”になった気がする。54年版の初代ゴジラの雰囲気を感じる。そして浜辺美波のサザエさん味…。

やはり銀座襲撃シーンがおもろすぎるな
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.7

〜「哀れなるものたち」鑑賞前に〜

独特の世界観と演出で魅力する、ヨルゴス・ランティモス監督。

英国貴族に憧れがあるが、これほど腐った女関係なのですね…。

病弱な女王を演じた、オリヴィア・コールマ
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

3.2

BL好きの彼女と実はゲイの彼氏、隠していた本当の自分を曝け出す、ちょっと変化球なラブストーリー。

今の時代にあった良い映画だなと思う。これは持論だけど、同性愛者って顔整ってる人揃いだよね。

杏奈ち
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.0

“海軍上層部が会議でジジイたちの口喧嘩”

当時世界最大の戦艦大和のインチキ見積を暴く戦争ドラマ。

そもそも山崎貴監督は、VFX職人なのに、ただひらすら口喧嘩の映画では、本領を発揮できない、見せ場が
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永遠の0(2013年製作の映画)

4.2

“あの人こそ、生き残るべき人だった”

零戦の特攻隊を描いた映画って意外とないんですよね。それがこの映画の高評価されてるポイントのひとつかと。

零戦乗りで生き延びた人々によってオムニバスで語られる、
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

5.0

“スピルバーグ、出世作にして最高傑作”

改めて鑑賞すると、めちゃくちゃ面白いですね。”映画のお手本”と言っても良いぐらいに。

人喰いサメの背鰭の映像にジョン・ウィリアムズの伝説の作曲が合わさった時
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トムボーイ(2011年製作の映画)

4.0

“あの子、女の子なのに男の子のふりしてる”

引っ越してきた、10歳の少女ロールは”ミカエル”だと名乗り男の子のふりをするも、とある女の子リザに惚れられてしまう。

ほぼ小学生たちが遊んでるだけの映画
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武士の一分(いちぶん)(2006年製作の映画)

3.6

“巨匠、山田洋次が描く本格時代劇”

日本の歴史ものは知識がないと全く分からないので、すごく苦手意識があるのだが

これは、分かりやすくて、面白く良い時代劇。”キムタクの力”で興行収入、41.1億も素
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

2.5

“第二次ベトナム戦争?”

「ブレードランナー」「スターウォーズ」監督が日本好き…。欲張っていろんな要素、詰め込みすぎ。

これなら、14年版のギャレゴジの方が普通に好み。

“ノマド”がデス・スター
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ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

3.8

“1作目とテイストが異なるがより面白い”

インドネシアマフィアvs.潜入捜査官vs.日本のヤクザが三つ巴紛争が勃発。146分もあって、多少冗長ではあるが、数分に1回何かアクションがあるので全く飽きな
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.7

“アジアアクション映画に革命を起こした傑作”

『任務』高層ビルにいる麻薬王を捕らえよ。

内容はとってもシンプルで、罪人たちと違い、数と質で劣る少数精鋭のSWATがギャング、殺し屋に立ち向かう。
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.9

IMAX 3Dにて鑑賞。

アメリカの評論家受けが悪くて、期待と不安の半々ぐらいだったが、その心配がアホらしいほど面白かった。

DCコミック実写史上最高のOPで短時間で「これは、神作」だと確信。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.7

“トイレ掃除職人の日常”

カンヌ映画祭で男優賞、とった時は、「あれ、これ、もしかしてオスカーもいけるんじゃねーか」と思ってたけど、今年のオスカーはどう考えても本命は「オッペンハイマー」のキリアン・マ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.2

メンヘラ気質の唯一の親友が自殺。

毒親から遺骨を盗み旅をする。
独特なストーリーだか結構、”内容は浅い”

OL役の永野芽郁、似合うね〜
感覚、狂った奈緒は助演女優賞級。

Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

3.3

“私と一緒に踊りましょう”

CMで観たことある、shall we ダンスの映画本編の場面が観たくて鑑賞。

見始めは面白かったが、途中からどんどん飽きてしまった。

言っちゃ悪いが、ものすごく、制作
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.5

〜新作公開直前、予習しよう〜

「ダークナイト 」を超え、DCコミック実写の中で全世界興行収入、1100億ドル以上のNo.1大ヒット。

何やら戦争でごちゃごちゃしていますが、結局は家族の物語。愛だよ
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