ゆさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

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Perfect Daysというタイトルから完璧主義者の話かと、そんな様相が垣間見える生活風景から始まる。玄関前の小物や小説、カセットテープが整然と並べられた部屋。極めてルーティン化された日々、メンタ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.9

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アニメシリーズ6期でも度々過去の回想シーンで身体があった頃の目玉おやじに触れられているが、前日譚としての立ち位置も兼ねたアニメとのリンクや『墓場鬼太郎』へ向けられた新解釈もあり、小学生の頃、図書室で
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.4


最後、家の外まで追い出される泉京香のアドリブ感が好きだったのになあ。今回はドラマ版に軍配を上げるが、だからこそ次を待つ楽しみがある。

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.7

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マ・ドンソクはあたらしいわざをおぼえた!
「ちょうドロップキック」
こうか: バスのフロントガラスをとびこえるくらいのちからであいてをけりとばす

このシリーズ、そういうR
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.9


再鑑賞。合作映画における海外の役者と日本の役者の掛け合いで混じるぎこちなさの何とも言えなさに、よく躓いてしまうのだけれど、今作はジョニー・デップの歩み寄りがかなり滲み出ている(そういう映画ではあるが
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ゲゲゲの鬼太郎 おばけナイター(1997年製作の映画)

3.4


一反もめんがキャッチャーヘルメット着けてるのずっと面白い。

正欲(2023年製作の映画)

3.9


小説を事前に読んでて、新垣結衣の死んだ目を観だ瞬間にキャスティング完璧。って感覚的に思わされる。原作で好きなフレーズで「旺盛な人」とある。その一連の流れが無かったのが心残りではあるけれど、時間軸、演
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レッドクリフ Part I(2008年製作の映画)

3.4


なんとなく再生したけれど、テキトーに選んでもなんとなく地続きになっているのが映画の不思議。壮大な戦いよりも、トニー・レオン×金城武のバディムービーに成り。この2人で映画作りたかったんだよなきっとみん
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.7

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注目されることが欲求の頂点にある人間。葬式が1番注目を浴びることが出来るって思考に至って、かつ映像で見せるのヤバくて好き。

オクス駅お化け(2022年製作の映画)

3.0

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呪いを「移す」行為に必要な要素があまりにも曖昧すぎて拍子抜け。Jホラーの素養が無さすぎるのか。AKIRAセル画展に行った後だったので子供たちの描写にケタケタ笑ってたら終わってた。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0


実話ベースなこともあり、主人公の成功追体験映画なんだろうと冷ややかなスタンスを取ってたら、起業家とチーフエンジニア(元レーサー)のスリーマンセルバトルのような、3視点それぞれに情をかけたくなる魅せ方
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

3.8

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パンピーがモブになってない所がグッド。
進撃の巨人ネタがあるところに、梶裕貴キャスティングは制作が狙った気がしてならない。

復讐の記憶(2022年製作の映画)

2.0

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プロットは良いけど中身が結構キツい。
プロトタイプなヘンテコ日本語はいつまで使われるのか。『オオカミ狩り』に続いて日本サゲ映画な訳で、やるならちゃんとやるで配役とかも考えるべき。もはや、復讐の矛先に
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.3

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三つ巴サバイバルかと思いきや、怪物(ほぼタイラント)のワンマンゲームで思惑外れ。