YYamadaさんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

YYamada

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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

2.5

難解な脚本を難解に演出。
途中で迷子になっても、ラストは誰が「もぐら」であるか理解出来、鑑賞した最低限の目的は達成されるため、わざわざ二回目を観たいという願望は起こらない。
というのも、被疑者一人一人
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.5

共通の世界観で、全く異なるジャンルを描写する『クローバーフィールド』2作目。
前作のディザスター作品から変わり、今回は、シャマラン風の密室サスペンス調。前作とのトリビアなくとも、一作品として成立してい
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.6

スコセッシ×ディカプリオのコンビによる狂気の180分。
非常に長尺作品ながら、飽きずに鑑賞出来る。が、もっとコンパクトに出来るのでは??
マーゴット・ロビーの演技は、当時からぶっ飛んでいる。

レスラー(2008年製作の映画)

3.6

黄昏時のレスラーの破天荒な日常をリアルに描写されている。
・若かりし頃の姿からは想像出来ない、ミッキーロークの演技は素のものとしか思えない。
・プロレスと接点のない鑑賞者には、にわかに信じられないシー
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.6

ラブコメディの群像劇。エマ・ストーンとライアン・ゴスリング共演の最初の作品。
ラスト40分で一同が勢揃いしてから、面白さが加速する。観賞後の余韻はないが、楽しい作品であることは間違いない。

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.4

リンクレイター監督の得意とする会話劇。
ちょっと長い。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.6

主演のデンゼル・ワシントンの息子のコミカルな演技にてブラックコメディ作品と思いきや、ラストシーンでは、トランプ政権への批判を含む人種差別が明確に描かれている。
公開翌年のアカデミー賞の勝者「グリーンブ
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サウスポー(2015年製作の映画)

3.7

終盤の試合シーンは、最後までどちらが勝つかわからない演出で胸が熱くなるが、前半が少々暗すぎる。
胸スカを期待するなら、前半52分経過してからの視聴でも話をついていける。

アロハ(2015年製作の映画)

2.6

風光明媚なロケーション、主演級の女優2名にブラットリー・クーパー。監督は「あの頃ペニーレインと」のキャメロン・クロウ。
これだけの「高級食材」でこんなにまずい「一品料理」に仕上がったのは、脚本の芯のな
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アビス(1989年製作の映画)

3.6

キャメロン監督作では、あまり目立たない作品ではあるが、海上やCGによる撮影がのちに「T2」や「タイタニック」に生かされているエポックメイキングな映画。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.2

公開当時は世界的にビデオ普及が進み、前作から増収を果たした稀有なシリーズの最終章。ひょっとすると、世界で一番鑑賞された「西部劇」かも。
アリゾナ・ユタ州境にあるモニュメント・バレー撮影時にクルーの宿泊
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.2

今さら評価不要の不朽の名作であるが、コロナ渦の外出制限期間に非常に再評価されているので、改めて記録。
YouTubeでは「Power of love」の再生回数が増え、キャストがリモート集結している動
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.9

「ジョーカー」のホアキン・フェニックス、「ドラゴンタトゥーの女」のルーニー・マーラ、「魔法にかけられて」のエイミー・アダムス、「ジュラシックワールド」のクリス・ブラット、声の出演は「ブラックウィドウ」>>続きを読む

ウォーターワールド(1995年製作の映画)

2.6

海洋版マッドマックス。当時、ハリウッドNo1スターであったケビンコスナーの転落が始まった作品。「バックドラフト」同様にに、今となっては、原作不明なテーマパークのアトラクション題材として認知されている。

ワン チャンス(2013年製作の映画)

3.9

奥さんがしっかり者であることと、エンドロールのテイラースイフトの曲が素晴らしい、好きな映画作品。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

本当に優秀な人は頭が良いだけではなく、周囲をポジティブな気持ちにさせる人なのだろう。
所々残酷な場面もあるが、終始ポジティブな流れで進行、長尺映画てあることを忘れさせてくれる良作。
インドって、意外に
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

2.8

脳を使わないで鑑賞出来る、脳のポテンシャルを活用するエンターテイメント映画。着想と出演陣は良いが、脳の使用率によるポテンシャルが飛躍しすぎて、最後は何でもありの状態。もう少しリアリティーの高い脚色であ>>続きを読む

エル・マリアッチ(1992年製作の映画)

3.6

後に「アリータ/ バトルエンジェル」のようなハリウッド大資本映画を監督するロドリゲス監督が、僅か70万円で製作した低予算作品。しかしながら、面白さには差異がなく、デビュー当時から、ぶっ飛んだ演出には眼>>続きを読む

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.7

「隕石」によるラストの描写を除き、過去、現在、幸せに年老いていく未来の三方の心情が程好く演出出来ている良作。
主人公のアデラインは当然に、ハリソンフォード演じるウィリアムの心情にも焦点を当てて鑑賞して
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.8

CG全快のSF映画。ロドリゲス監督の悪ノリなく、テンポ良く、魅力的なキャラクターを描いている。次作以降の前降りをしているが、興行的に大コケにて、「26世紀フォックス」を引き継いだディズニーのGoサイン>>続きを読む

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.0

日本でも、公開当時むちゃくちゃ売れて、トレンド入り。ロゴやテーマ曲は大ヒットしたが、アメリカン・コメディの文化にあわず、同年公開の「インディ2」よりもヒットした理由はさっぱりだった。二作目もイマイチ評>>続きを読む

サボテン・ブラザース(1986年製作の映画)

3.7

西部劇版ギャラクシークエスト。今となっては知名度は低いが、娯楽映画のエッセンスが凝縮している優良映画。テレ東あたりで再放送してくれると嬉しい。

エイリアン2(1986年製作の映画)

4.0

シリーズ前作からの期待値を大きく越え、畳み掛けるクライマックス演出を確立したハリウッド最初の作品。現在まで続く、アクション映画のバイブルであり、キャメロン最高傑作は本作かもしれない。

アス(2019年製作の映画)

3.7

映画「ジョーカー」と同じ「1111」の暗示にて、結末は予想できたが、伏線と悟られぬような小さな違和感の連続は「ゲットアウト」と同じ感覚を覚えた。これからのホラー・サスペンスに影響を与えそうな作品。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

【圧巻の演技!】

「ハングオーバー」監督による、スコセッシ作品に通ずるようなクラシックなバイオレンス作品。
アメコミを題材も、特殊効果はほとんど使わず、現実と幻想の二つの世界を迫真の演技で表現されて
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ゲームの達人(1984年製作の映画)

3.8

原作に忠実。南アフリカ編の情景が素晴らしい。再放送を希望。

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.8

ヴィンセントが聖人と讃えることに共感できなかったが、子供や娼婦、痴呆の妻に対して、同じ目線で付き合っていることが、感動的なラストに繋がっている。

パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.6

Netflixのリコメンドを受け視聴。航空会社の陰謀を暴くサスペンスと思いきや、最後は想像していない結末。ブルースウィリスの某作品よりも練られた脚色に感じた。レビューを読まずに視聴したほうがよい作品。

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

車中で繰り広げられるワン・スチエーション映画。
自分の過ちを認め、これからの行動を正当化しようと自問自答する、心の遷移が描かれている。
一見、リアリティーのあるストーリーのようであるが、日本人との感覚
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.7

黒い鶴瓶ことフォレスト・ウィテカー主演のアメリカ公民権ヒストリー映画。
白人と共通の価値観を築こうとする思考と、敵対視する思考の相違が執事の親子の確執として描かれているが、自分にはどちらの考えも誤って
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ROCK YOU! [ロック・ユー!](2001年製作の映画)

3.6

今は亡きヒース・レジャーによるスポ魂活劇映画。Queenの楽曲にのせて小気味良く進行するので、ストレス発散に効きます。

リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い(2003年製作の映画)

2.4

ショーン・コネリーはなぜ本作で引退したのか、不可思議に思うだけの作品。

ナショナル・トレジャー(2004年製作の映画)

2.5

インディジョーンズと同じ路線を描いているつもりの作品。マグガフィンのチョイスと描写は、どちらかと言えばドラクエを代表とするRPG並みの薄さだと思う。

さまよう魂たち(1996年製作の映画)

3.6

マイケル・J・フォックスが病気になる前の、ホラー・コメディ。特徴なく、あまりパッとしない作品ながら、ピーター・ジャクソン監督がハリウッドに進出した、記念すべき作品。本作がなければ、LOTRシリーズの成>>続きを読む

フォーン・ブース(2002年製作の映画)

3.5

浮気相手に電話を掛けるためにいつも立ち寄る電話ボックスを舞台とした、「CUBE」「SAW」に代表されるソリッド・シチュエーションの佳作。低予算ながら、徐々に主人公が追い込まれていき、ラストで事態が大き>>続きを読む

普通じゃない(1997年製作の映画)

2.0

ディアス、マクレガーともに20代のスター街道爆進中の新感覚ラブコメディ。といえば聞こえがいいが、何度見ても、何が云いたいのかさっぱり判らず。
本作の経験から、好きな俳優が出演していても、未見の作品のD
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