YasujiOshibaさんの映画レビュー・感想・評価

YasujiOshiba

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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

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U次。24-65。なぎちゃんと。ぼくは2回目。この映画は曲者だ。そのまま楽しんでしまえば単なるファシスト礼賛。映画だから楽しませてもらってよいのだけれど、当時の評論家は腹を立てた。たとえば「スターウォ>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

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U次。24-64。しばし迷子になってからこれを選択。いろいろオベンキョウになった。楽しめました。

ヴァスパにのったラッセル・クロウがそこそこのイタリア語を話す。悪くない。次に登場するのが旧型パンダ。
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

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D+。24-63。そうかギャレス・エドワードって『モンスターズ/地球外生命体』(2010)の監督さんなんだ。みてから気づいた。道理で風景描写が上手い。そこにCGを重ねてくるんだけど、風景の絵が良いもの>>続きを読む

蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳(1998年製作の映画)

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U次。24-62。『蛇の道』の続編という。なるほどそうかもしれない。でもその関係性は、続編というよりは、ベルトルッチの『暗殺のオペラ』(Strategia del ragno, 1970)と『暗殺の森>>続きを読む

蛇の道(1998年製作の映画)

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U次。24-61。『CURE』と同じ年に『蛇の道』と『蜘蛛の瞳』を撮っていたんだね。のりまくりの黒沢清を堪能。

16ミリのブローアップというけれど、配信の映像では問題なし。むしろいい感じにの粗さで、
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華麗なる対決(1971年製作の映画)

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U次。24-60。なぎちゃんのハピバ映画に選んだんだけど大正解。原題の「Les Pétroleuse」(レ・ペトロルーズ)って、歴史的にはパリコミューンで,火炎瓶を投げた「放火女」という意味。1871>>続きを読む

パリ・ルーヴル美術館の秘密(1990年製作の映画)

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銀座ル・ステュディオ。24-59。ユミさんと。昨日の誕生パーティの疲れもあったのだろう。始まってすぐに瞼が重くなる。それでも暗い通路を通りながら、あの『ガブリエル・デストレとその妹』の部分に懐中電灯が>>続きを読む

ある貴婦人の恋(1996年製作の映画)

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イタリア版DVD。24-58。字幕なし。タヴィアーニ作品ではこれだけが積読状態だったので、原稿を頼まれた機会に鑑賞。タヴィアーニの語り口がみごと。ゲーテの原作は読んでないけれど、その世界に確実に触れさ>>続きを読む

豹/ジャガー(1968年製作の映画)

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U次レンタル。24-57。原題は「Il mercenario」(傭兵)。その傭兵セルゲイ・コワルスキーまたは「ポラッコ」を演じるのがフランコ・ネロで、敵役が傭兵が巻毛のリッチョロことジャック・パランス>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

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U次レンタル。24-56。なぎちゃんとワーワー言いながら179分あっという間。ポストコロニアルの娯楽作品による圧倒的に見事な報復。血は流れるけれどフィクションだから救われる。というよりも、永遠にフィク>>続きを読む

群盗荒野を裂く(1966年製作の映画)

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U次。24-55。これは抜群に面白い。ジャン・マリア・ヴォロンテが演じるチュンチョのキャラクターがよい。理屈ではない。その場その場の感覚で動きながら、死を恐れない。どうせ人は死ぬんだという諦念があるか>>続きを読む

BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

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アマプラ。24-54。悪い子ちゃんがどんどん悪くなってゆくお話。笑うときの表情も悪くないかったんだけどな、ベッキー、ウサギの帽子をかぶって暴れまくる怖い顔はたしかに怖いけど、マッチョマンの好意をズドン>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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池袋グランドシネマサンシャイン。24-53。砂を見に行こうと、なぎちゃんに誘われて。最高。映画館もよかった。席もよかった。音もズズーンとしてシマー節、これもよかった。映像ももちろんバッチリ。さすがビル>>続きを読む

ソウル・キッチン(2009年製作の映画)

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MUBI. 24-52。これはファンクだ。ドイツ語がかっこよく聞こえる。ギリシャ語も混じっているのかな。ファティン・アキン、ハズレなし。大いに楽しみました。

主人公のジノス・カザンザキスを演じたギリ
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

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銀座ル・ステュディオ 。24-51。ユミさんと。

 カオスから始まりもうダメかと思った瞬間、思いがけない東方からのリズムとメロディーにすべてが救われる。コンメーディアの基本。基本がしっかりしているか
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アンツィオ大作戦(1968年製作の映画)

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日本版DVD。24-50。積読状態をキャッチアップ。

以下、備忘のため:

- 今朝カルで読んでいるロッセリーニの『Era notte a Roma(ローマで夜だった)』(1960)の資料。ひとつは
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バラの刺青(1955年製作の映画)

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イタリア語版BD。24-49。英語にイタリア語字幕で鑑賞。アンナ・マニャーニからテンと呼ばれたテネシー・ウィリアムズが彼女のために書いた戯曲の映画化。舞台のほうは英語がダメだからと結局は出演しなかった>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

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ネトフリ。24-48。

マイケル・ファスベンダーは『プロメテウス』(2012)や『エイリアン: コヴェナント』(2017)のデイビッド&ウォルターを思い出させる。完璧のようで完璧じゃないアンドロイド
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裂けた鉤十字/ローマの最も長い一日(1973年製作の映画)

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日本版DVD。24-47。セリフはイタリア語で日本語字幕。イタリア語の原題は「Rappresaglia」(報復)。1944年に起きたパルチザンがドイツ軍に対して起こした「ラセッラ通りテロ」事件と、それ>>続きを読む

Tutti a casa(原題)(1960年製作の映画)

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イタリア版DVD。24-46。一応修復版で画質はよし。でもイタリア語の字幕がつかない。ときどきあるけど残念。これはほんとに名作なのに。イタリア版にはブルーレイも見当たらないが、どうやらフランス語版は『>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

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アマプラ。24-45。42, 43, 44 はSTEP上映会の3本。

予告で気になっていた作品にキャッチアップ。着想の源のひとつが映画『ランボー』(1982)で、もうひとつが冬戦争でソ連軍から「白い
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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新宿ピカデリー。24-40。ミハくんと。長いぞと構えていたけど、あっという間にラストシーン。哀れなるものたちとは何のことなのか?Things だからモノだろうけど、それがどんなモノなのか、あの瞳に見つ>>続きを読む

もっと遠くへ行こう。(2023年製作の映画)

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アマプラ。24-37。ひたすらシアーシャ・ローナンを見る。どんでん返しから始まり、もう一度最初に戻って、そこからさらにひっくり返す。全部、シャーシャ。ナイーブなポール・メスカルと謎めいたアーロン・ピエ>>続きを読む

妖怪巨大女(1958年製作の映画)

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FB(Salem Horror Fest)のページで閲覧。24-36(24-35 は『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』)。

アリソン・ヘイズの名前を覚えておこう。「ハリー」と叫びながら
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僕はキャプテン(2023年製作の映画)

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イタリア版BD。24-34。フランス語・ウォロフ語のオリジナル言語、イタリア語字幕で鑑賞。

ラストで落涙。現代のオデュセイア。多くの語りを聞いて、それを語り直すこと。口承文学が文学の起点であり、オー
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フリークスアウト(2021年製作の映画)

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U次。24-33。キャッチアップ。なぎちゃんと。いやあおもしろかった。タッチがどことなくマカロニ・ウエスタンだと思ったら、監督のマイネッティと原案のルーカ・グアッリャノーネのふたりはセルジオ・レオーネ>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

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ネトフリ。24-32。キャッチアップ。思い出したのはトルナトーレの『記憶の扉」(1994)とか是枝裕和の『ワンダフルライフ』(1999)あるいはフェリーニの未完の企画『Gマストルナの旅』(1965 c>>続きを読む

ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

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ネトフリ。24-31。いいじゃん。これ評判が悪いって書いてあったけど、どうしてなのかね。ぼくは好きだな。だいたいマッツ・ミケルセンの不死身ぶりには説得力があるじゃない。ガタイも良い。もと体操選手。ジェ>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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イタリア版BD。24-30. 二枚組。本編とエキストラ。メイキングはよくできている。オッペンハイマーのドキュメンタリーも収録。これは明日にでも見よう。

本編は最初は英語でイタリア語字幕にしていたが、
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吸血鬼(1956年製作の映画)

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NFAJ. 24-29. なぎちゃんと。これも35ミリのフィルム上映。

あれが見たかったんだよね。消えたり現れたりするシワ。あれを見にきたようなものなのよね。だから、パリなのにイタリア語だったり、遠
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街の中の地獄(1959年製作の映画)

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NFAJ. 24-28. なぎちゃんと。35ミリフィルム上映。思いがけず知り合いのカップル二組と会う。Yさんも見かけたけど、声をかけられず。

それにしてもカステッラーニ、女性を描くのが得意。ぼくが観
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インベージョン(2007年製作の映画)

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U次。24-27。ジャック・フィニイの小説『盗まれた街』(The Body Snatchers)の四度目の映画化にキャッチアップ。実は、この前の3本未も、ずっと気になっていたけどチャンスがなくて未見。>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

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ネトフリ。24-26。なぎちゃんと169分たっぷり楽しみました。文句なしの活劇。CGも使っているけど、本物の人間が暴れまくるところが魅力。カットで誤魔化さない。ぎこちなさこそもあるからリアル。ほんとに>>続きを読む

65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

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アマプラ。24-25。気になっていた。アダム・ドライバーがひとりで頑張るSFかと思ってたけど、ちょっと違った。

アリアナ・グリーンブラッドが登場し、その道の惑星が地球だとわかったところで、リドリー・
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さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)

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銀座ル・ステュディオ 。24-24.ユミさんと。地震の後って、確かに何かが変わるよね。堪能。

見る前にタイトルを調べる。映画の中でも触れられていたけれど「大金持ち」の意。「million」(100万
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

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U次。24-23。なぎちゃんリクエストでお相伴。こりゃいい映画だ。

ストーリーもよいけれど、なんといってもカメラがよい。撮影はマリーズ・アルベルティ(Maryse Alberti)。1954年にフラ
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