オープニングからお洒落。スーパーマンのイメージがついちゃってたヘンリー・カヴィルにもだんだん慣れてくる。007とは違ったコメディ的面白さ。スパイ映画らしい緊張感こそないが(ラストがゆるすぎる)細かい演>>続きを読む
アケルマン作品の多くが徹底的静寂を貫くのに対して同じくらいの熱量でもって喧騒を貫く本作。評判が悪いのを小耳に挟んでいたのでギリギリまで観るかどうか迷っていたのだけれど今日が最終日ということで駆け込みで>>続きを読む
異物食べてる感がずっと続いてるような、意味があるようで多分ないんだろうなって感じのいかにもATGな映画だった。監督田原総一朗か。フィリップ・ガレル『恋人たちの失われた革命』並にずるいタイトル。桃井かお>>続きを読む
すごく無理だった。テンポ悪いしここ笑って欲しいんだろうなっていう小ネタ全部ドン引き喰らって普通に耐久レースだった。毎回思うけど今泉力哉、作品によってイケる/イケないの差が激しすぎる。
藤田敏八『赤ちょうちん』同様、かぐや姫への思い入れは相変わらずないのだがやはり聴いてみると悪くない、という感想。あいかわらず近親相姦盛り盛り&秋吉久美子が基本脱いでいるのでかぐや姫側がこの一連のシリー>>続きを読む
『天使のはらわた 赤い淫画』が最高だった泉じゅん、4年経ってもあいかわらず最高で、彼女の主演ラストに相応しい軽快・快活ロマンポルノ。綺麗な女の人が走りながら笑顔振りまくのまじで好きだ。天使でしかないじ>>続きを読む
坂口安吾の原作が好きなので観た。内田裕也の演技、色んな意味でたまらん。もう何度も言ってるけど泉じゅんになりたすぎる。宮下順子も出てた?キャストがかなり多いので原作観てなかったら絶対追いつけなかった。
ひとりで『電柱小僧の冒険』を観てたらあゆがすぐさま映像と音楽に反応、「鉄男観たことある?高校の頃観たけどサイバーパンクすぎて面白かったから観て」とのことで観た。キャストほぼ同じなのかな。叶岡伸がまた出>>続きを読む
父親としても男としてもダメンズでうだつの上がらない感じがむしろ最高なライアン・ゴズリング主演のミステリーコメディ。舞台は1977年のロスで、当時問題となっていたポルノ産業の隆盛と車の排ガス公害、裏で牛>>続きを読む
ひたすらに人と街の横移動。同じ手法で人と街を捉えた「家からの手紙」においては母目線での娘への手紙朗読が随所に挟まれていたがこちらは台詞は皆無。意味なんてものは考えなくて良く、ただ目の前の人と街の移り行>>続きを読む
おもしろ〜い。戸川純、ヤプーズ、平沢進が好きだった高校の頃観たかった。この頃の田口トモロヲたまらないしばちかぶりのonly youの破壊力やばい。中3の頃死ぬほど聴いたのは大槻ケンヂのオンリーユー。
服装や容姿が『なまいきシャルロット』を彷彿とさせずにはいられない、主演・監督・脚本すべて務めたスザンヌ・ランドン20歳の処女作。16歳の女の子がとる何気ない仕草や表情一つひとつが青く眩しく、思春期なら>>続きを読む
「仕立て屋の恋」のシムノン原作「メグレ警視シリーズ」の映画化。サスペンス色が強すぎたせいかすっかりそちらに気を取られ、余白の美しさなどに身を浸す暇がなかった。主演のドパルデュー、メグレ警視役にドンピシ>>続きを読む
ヴァネッサ・パラディ可愛い。Sunday mondayもnatural highも懐かしい。パトリス・ルコント、本家よりもこういう作風の方が好きかもしれない。
多分これはAVとかもそうなんだけれど中年男メインの執念深い系のネチネチ恋愛沙汰、生理的に観るに耐えなくて改めて無理だなという感想しか浮かばなかった。
自家製ハミング、どんなトラックよりも最高だし12分という限られた時間の中で着々と狂った人間の生き様を見せてくる感じ本当にすごいな。街どころか自分ごとぶっ飛ばしちゃう野性的発想、最高にパンクでニューウェ>>続きを読む
10代は夜の美しさに憧れ、20代前半は夜の美しさと恐ろしさの両方を知る。昼にはできない赦されないことを夜にやる感覚、呼吸音すら掴めそうな静寂さと夜にしか聞こえない音たち。反復される扉、階段、窓のモチー>>続きを読む
アケルマンの映画を観る時はいつもいつ何が壊れるのかそわそわしながら観るようになった。ラストシーンの船に乗ってNYから離れていく長回しは後のジャームッシュの卒業制作『パーマネント・バケーション』が重なる>>続きを読む
長いセックスシーンへの耐性の無さは相変わらずだが怠惰な生活と愛の生活との差、それに対する自分自身の高揚感の揺れ、プラスかマイナスかしかあり得ないあの感じを味わうのはすごく好きだ。もう二度と味わえないか>>続きを読む