Kakutani角谷さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

3.5

吹替版の方がホビーやディアナの訛りや毒舌が笑えて楽しいと思います。作中の劇中映画がとにかく凝った作り。エスター・ウィリアムズの水中レビュー映画から古代ローマものまでパロディになっています。政治的、性的>>続きを読む

宿敵 因縁のハットフィールド&マッコイ(2013年製作の映画)

4.0

とにかくケヴィン・コスナーの演技が素晴らしくキャリアが再び上昇するきっかけとなった作品。

肉体の門(1988年製作の映画)

3.0

五社英雄監督のやみくもなパワーに圧倒される。

白蛇抄(1983年製作の映画)

2.9

子供の頃に観て、杉本哲太の妄執を感じさせる演技が怖かったのですが、大人になって再度見直してみると笑いを禁じえない。

イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)

3.0

機内で観た映画。ご都合主義的な脚本が目立ってしまいましたが、スキージャンプを取り上げてくれたのはスポーツファンとして嬉しい。鳥人ニッカネンが重要な役で出てくるのもいい。ただこの時代V字ジャンプはまだ流>>続きを読む

運命の元カレ(2011年製作の映画)

2.5

ありがちなラブコメ。クリス・プラットやザカリー・クイントが脇役で出演しているのが笑えます。バスケのシーンが印象的。クリス・エヴァンスがサービス精神旺盛にこれでもかと脱いでいて眼福。

デッドプール(2016年製作の映画)

2.5

アメコミヒーローものをメタフィクション的な語りで展開していく映画。内輪ネタの多い笑いに意外とついていけなかった。

謝罪の贈りもの(2015年製作の映画)

2.0

冒頭で引用されるカメのエピソードはユイスマンスの『さかしま』から。愛し合いながら恋人同士になれないもどかしい二人の軌跡を描いた作品。『さかしま』の落ちぶれた貴族の息子の生きざまが作中のセバスチャンと重>>続きを読む

血の伯爵夫人(2009年製作の映画)

3.0

かの有名な女吸血鬼、エリザベート・バートリーの生涯を美しくも耽美に綴った作品。『シェリ』のような若い恋人とのエピソードも盛り込んであります。恋人との逢瀬のあと、手の皺に気づいてハッとするシーンもかなし>>続きを読む

ラッキー・ガール(2006年製作の映画)

3.0

キスでツキが入れ替わるという荒唐無稽な設定のラブコメ。とにかくリンジーが輝いていて、「アメリカの恋人」になれたであろう彼女の昨今の低迷は悲しい。ラブコメは衣装も大事だけれども、随所にセンスの良さが感じ>>続きを読む

プリンセス・ブライド・ストーリー(1987年製作の映画)

3.5

原作は傑作ファンタジー。原作のユーモアが良く表現されていたのではないでしょうか。ケイリー・エルウィスも颯爽としていて魅力的。フェンシングの殺陣のシーンがとにかく粋で引き込まれましたね。

切腹(1962年製作の映画)

4.8

三島由紀夫も絶賛している本作、ちゃんと見返してみたら、すごい迫力でした。
終始緊迫したテンションで武士道社会の理不尽さ、残酷さをついてくる演出が冴え渡る。

主演の仲代達矢はもとより、サディスティック
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