にくそんさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

にくそん

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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.2

遊園地のアトラクションみたい。観ている間、楽しかった。後には特に何も残らないけど。もともと、そういうものとして作られていると思うので、これはこれでよし。テッサ・トンプソンかわいいし。モリーが自分で用意>>続きを読む

小さな恋のうた(2019年製作の映画)

3.7

口コミがきっかけで観た。本来、自分のアンテナには引っかかりにくいタイプの映画だと思うので、観られてラッキーだったなと思う。主要キャストの顔ぶれやポスタービジュアルを見ると、高校生の青春キラキラ映画のよ>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

4.0

先の展開を知っていたり読めたりするのにそれでも新鮮な感動があるの、すごいな。ラストの三つ目の願いなんか、そう来るってわかっていてもジーンとする。空飛ぶ絨毯で二人がデートするところは、すばらしくて涙が出>>続きを読む

パリの家族たち(2018年製作の映画)

3.1

いくつかの親子をちょっとずつ映していくアンサンブル映画(っていう言い方でいいのか知らないけど、参考にしようと思って『ラブ・アクチュアリー』がどう紹介されているか検索してみたら、そう書いた記事があったの>>続きを読む

さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ハルがかわいかった。レオも結構かわいい。シマもわりと。キャラクター萌えしちゃって、映画よりも画面よりもハルたちの顔や動きや言葉ばかりを見ていたので、いつも以上に映画のレビューができない。とりあえずネタ>>続きを読む

ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

町山智浩さんがFOXサーチライト作品を紹介する人気イベントに行ってきた。それが火曜日のことで今日は金曜日。とても感銘を受けたけど、かえってなかなか感想を書き出せなかった。

主人公のリー(メリッサ・マ
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空母いぶき(2019年製作の映画)

3.1

緊張感っていうのも娯楽になりえるんだなと思った。戦争と戦闘の違いとか、初めてちゃんと認識した。戦争映画ではなくて、戦争に至らないように防衛のための戦闘をする映画だったと思う。その辺りの矛盾とかせめぎ合>>続きを読む

誰もがそれを知っている(2018年製作の映画)

3.4

結婚パーティーの夜に少女が誘拐されて、身代金の調達やら何やらで、被害者家族が抱えてきたいろんな事情が明らかになっていく話。田舎には「誰もがそれを知っている」けどおおっぴらには口にしないで陰でささやき合>>続きを読む

居眠り磐音(2019年製作の映画)

3.3

松坂桃李さんの人のよさそうな顔立ちが磐音のキャラによく合っていて、反感を持ったりどこかに引っかかりを覚えたり、まったくそういうことなしに映画を受け取れて気持ちよかった。映画自体も人のいい作りっていうか>>続きを読む

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.2

『バッド・ジーニアス』みたいな映画を想像して観たけど、ジーニアスの対極らへんのアホ男子たちの話だった。ああ、なんでそうなる……って眉根寄っちゃうタイプの娯楽。「無効化」っていう言い換えには苦笑い。コー>>続きを読む

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.2

この空の下のどこかにはヤツらがいる(なんなら大暴れしている)。そういう感覚にさせてくれるから続編って愛しい。面白かった。

誰も嫌な気持ちにさせない安定の古沢良太脚本。ああこれは騙しだなってわかりやす
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轢き逃げ -最高の最悪な日-(2019年製作の映画)

3.1

水谷豊監督2作目。観る人を楽しませてやろうという意欲が満々な感じは嫌いじゃなかった。刑事ドラマの台本を何百と読んできた人が書いているだけに、老刑事と若手刑事のところがいい。

誰かと二人になるために別
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

キャラクターの魅力で3時間あっという間だった。クリントの扱いが思ったよりよくてうれしい。ドラゴンボールでいえばクリリンみたいなキャラで、アベンジャーズではかなり地味めだけど、リアルにかっこいいよね、あ>>続きを読む

初恋~お父さん、チビがいなくなりました(2018年製作の映画)

3.6

倍賞千恵子さんのキュートさを堪能できる一本。いや、かわいいわ~。藤竜也さん演じる夫がなかなかひどいんだけど(亭主関白で家のことは妻に任せきりで会話なし。たまに口を開けばわけもなく大声)、ずっと好きでい>>続きを読む

長いお別れ(2019年製作の映画)

3.8

認知症を患った人と妻、娘たち、孫の七年。私にも年老いた両親がいるので、せつない一辺倒の話にならなかったことにほっとした。心温まったり、でもやっぱり胸を締め付けられたりしながら観た。厳格だったお父さんが>>続きを読む

希望の灯り(2018年製作の映画)

3.1

色の褪せたふうな映像が好きだった。巨大スーパーマーケットの風景は奇妙に現実感に乏しくてクセになる。古びているのに近未来っぽさもあって不思議。夜のバス停とか自分ひとりしか歩いてない道とかとことん平たい草>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

面白かった。各エピソードが結構、整然と順番に語られていく連ドラみたいな構造で、そのどれもわりと好き。なんだそりゃっていう展開も多少あるけど、なにしろ語り口が力強いし、キャラクターがかわいいので、前のめ>>続きを読む

私の娘よ(2018年製作の映画)

3.4

コントラスト強めの映像が好み。高級リゾートで知られるサルディーニャ島の“裏”っぽい風景たちは、それだけでちょっとせつないような感じ。特に、女たちが埃っぽい道をずんずん歩くところの映し方が好きだった。手>>続きを読む

ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

4.1

牧場を切り盛りする青年・ジョニーと臨時雇いのルーマニア人・ゲオルゲの純愛模様。恋愛映画はあんまり見ないけど、これはよかったなあ。ジョニー役のジョシュ・オコナーさん、顔が能弁。セリフは前半なんか特に少な>>続きを読む

バオバオ フツウの家族(2018年製作の映画)

3.1

先行上映会で観た。百合ヲタ的には、シャープ系×甘い系のビジュアルのいい二人でこういう映画を作ってくれたことにまず感謝だし、日本でも9月には公開っていうことでまことにありがとうございますの気持ち。

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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最初は同性愛者と出会った大人たちのあまりにトンチキな相談や「対策」や「矯正」をちょっと面白がって見ていたのだけど、途中からどんどん胸が悪くなって参った。

でも、お母さんが急に覚醒したところや、主人公
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

街並みが魅力的すぎて、こんな町に本屋がないとか正気ですかと思う。そりゃ作るわ。また主人公が作った本屋がおしゃれでたまらん。「オールドハウス・ブックショップ」っていう名前がいいし建物がいいし陳列もいい。>>続きを読む

あの日のオルガン(2019年製作の映画)

3.7

疎開保育園ダイアリー的。大きなクライマックスを作ってそこに向けて盛り上げるつくりにはなってない。ほほえましい光景も胸苦しいシークエンスも、どこを取ってもいいなと思った。丁寧に作られている気がする。>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

七海誕生祭2019(公開3周年)ってことで久しぶりに鑑賞。ストーリーを知って見ていると早くから涙腺がゆるむ。真白と七海が指先を絡め合って歌うあの店に居合わせたいヲタクの感想なので、下に書くことは、きっ>>続きを読む

止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.9

ストレートに熱い青春映画で、観てよかった。若松プロのお話っていうことで、きっといろんな意味でアクが強かったりするんだろうなって少し怯えながら見たけど、なんのなんの、まっすぐだった。アングラっていうより>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.1

面白くてびっくりした。綺麗だけど退屈な映画かもしれないと勝手に思っていたので。監督の少年時代の日常を切り取った、みたいな紹介のされ方をしてたと思うんだけど、錯覚か幻影だったかもしれない。主人公は家政婦>>続きを読む

風たちの午後(1980年製作の映画)

3.9

セリフがよく聞き取れない。最初はそれが気になったけど、そのうち、だいたい聞けたらいいような感覚になった。近所で遊ぶ子どもたちの声とか、蛇口から垂れる水滴の音とか、そういうのはよく聞こえる。上映当時の設>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.3

マーベル初の女性ヒーロー役にブリー・ラーソンって聞いたときは、けっこう違和感があった。ブリーって『ルーム』の誘拐された女性役が印象的だったし、かわいい声で歌をうたう人のイメージもあったから。

でも、
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