ナスターシャの絶世の美女ぶりを堪能するならこの一本。相手役がマルチェロ・マストロヤンニというのもいい。
加えて彼女の住む家がサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の目の前。フィレンツェ近郊のガルゾーニ>>続きを読む
アカデミー賞の主演女優賞を4回ももらいハリウッド史上最高の女優と評価されているキャサリン・ヘップバーン。
私は決して彼女のファンではないが、でもあらゆる映画の中で一番魅力的に感じる女性はこの映画の中の>>続きを読む
タイトルと異なり結局ザジは乗りたかったメトロに乗れないまま。ヌーベルヴァーグのハチャメチャコメディ。楽しい!
タチのセンスは大好きだが「ぼくの伯父さん」に比べるとストーリーらしきものがなく散漫に感じられてしまう。
ジャック・タチの映画の中のテンポの流れは独特で彼が演じる物言わぬユロ氏の動作の非日常性とよく呼応している。
ユロ氏の住む家や使われている音楽の持つ庶民性と、それとは対極的なモダンな感覚の「僕」の両親の>>続きを読む
大学生の時に京都の日独会館でドイツ表現主義映画の上映会に通って見た。
無声・白黒・大型カメラの当時の映画としてはおよそ完璧な出来栄えに思えた。
エミール・ヤニングスの演技は「嘆きの天使」でもこの映画で>>続きを読む
生まれて初めて見た映画。当時3歳。
映画館の闇が怖くて泣いたらしいが、気球が萎れて落ちていくシーンが怖かった記憶がある。私のフランスへの憧れはここに始まった。
私の映画評価の基準。
アントン・カラスによる一台のチター(タイトルバックに写っている)だけで奏でられた音楽。テーマ曲は今でもCMや駅で使われている。
第二次大戦後まだ早い時期に作られたこの映画にはヨー>>続きを読む