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最後の遺言のシーンにはグッときた。外で見ていなかったら、泣いてた。
高校時代の女7人組、サニーのメンバーのリーダーが、大人になっても末期がんであることがわかる。
高校卒業前の、事件によって疎遠にな>>続きを読む
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水位が上がり続ける世界で、全てのものはどんどんと水の下に沈んでいく。そのため,家はつみきのように上へ上へと積み上げていく。
水位が上がれば、屋上に新しい居住空間を自身で組み立てて引っ越しをする。それ>>続きを読む
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イラク戦争の爆弾処理班の話。
音楽を最小限にして、カメラは手ブレなども効果的に使われていて、緊迫感がものすごかった。これは、映画館で見るともっとドキドキするんだろうな。
爆弾処理班として、873こ>>続きを読む
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タイムループもの。
広告の制作会社のある1週間がループしてしまっており、それに気づいた2人が、少しづつ会社の人間にその事実を気づかせて、タイムループを終わらせようとする話。
編集のうまさ、小気味良>>続きを読む
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まじかってくらい、遠目からの撮影ばかり。
基本的にはどれだけ理解できないような映像でも、そこに意図があると思うようにしているのだけれど、(それの好き嫌いとは別に)こればかりは全く意味がわからない。>>続きを読む
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サイエントロジーという新興宗教のドキュメンタリー。
トムクルーズがどっぷり入っていることでも有名らしい。
英語音声、英語字幕だったので、なかなか理解がしんどかったけれど、見てよかった。
サイエン>>続きを読む
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黒澤明の現代物もまた面白い。
赤い煙が出てくるパートカラーのシーンが、踊る大捜査線の映画でオマージュされていたのと、踊る大捜査線はそれがきっかけで逮捕につながるので、本家もそうなのかと思っていたら,>>続きを読む
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完全にタイトル詐欺。空海の歴史的な映画かと思って見ていたら、黒猫の呪いを空海と白楽天が、解き明かしていくというサスペンスものだった。
李白、白楽天,楊貴妃、空海という歴史上の人物を描きながら、本当の>>続きを読む
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先天的な病気を持って生まれた男の子の物語。物心つくまでに27回の手術を受けて、その顔はフランケンシュタインとも形容されるような見た目をしている。
そんな男の子が、5年生になって初めて学校に行くところ>>続きを読む
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今敏のリバイバル上映で、観賞。
今敏の作品はだいぶ前に見たパプリカ以来2作目。
現実と虚構を入れ混じるのがあまりにもうますぎる。これは、現実か?フィクションか?なんてことを考えながら、細い糸のような>>続きを読む
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前半と後半のトーンがあまりにも違って、無理やり引っ付けた感じが強い。
ハンバーガーの上のバンズがないからと言って,シュークリームを乗っけてはいけないってことくらい、中学生でも分かってること。そんなミ>>続きを読む
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いや、複雑すぎた。6つの時代が並行で描かれていき、同じ役者が違うキャラクターとして登場していく。
そして、時代同士のつながりはそれほどはっきりしたものはなく、それでも、かすかに影響を与え合っている。>>続きを読む
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Not for meな映画でした。
おそらく過去の大監督なのだと思うけれど、映画というよりもコント番組を見てるような気分だった。
さまざまな寸劇がつながりながら,主人公が入れ替わりながら、おかしな>>続きを読む
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9.11を一つの悲劇として映像にするまでにやはり年月は必要だったのだろう。少しづつ時間を積み重ねながら、あの衝撃の後の世界を描くものが増えてきているのだろう。
この映画もまた、9.11によって父親>>続きを読む
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なんだこの映画。頭がおかしいのか、という最高級の褒め言葉しか出てこない。
ふねでしか?たどり着けない不思議な場所にある団地に住む4人家族。そこに異分子である家庭教師がやってくる。
登場人物、全員が>>続きを読む
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ガスヴァンサント監督の作品は好き。
とくに、この映画だとオープニングのキャラクター紹介のところの色褪せたホームビデオ感のある、映像のトーンと編集がとてもいい。
ブレまくっているし、絵が決まっている>>続きを読む
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用心棒の続編のような三船敏郎の浪人の作品。
もうすぐで四十郎といいながら、四十郎の作品は作られなかったもよう。いまなら、とっくに八十郎とかになるのか。
窓から見えたものを名前にするのであれば、いまな>>続きを読む
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あらすじ
平凡な主婦テルマと、独身ウェイトレスのルイーズの2人が週末に旅行に行く話。ただその道中で酒場で出会った男にレイプをされかけて、拳銃で撃ち殺してしまう。そこから、始まる2人の逃避行。目指すはメ>>続きを読む
寅さんの映画をちゃんと見るのは初めてかも。
寅さんって結構迷惑な人なんだな。女性に無神経なこと言ったり、親戚のおじさんのお金で遊び回ったり、たまに帰った家では偉そうにしたり。
こういう人だったんだ>>続きを読む
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サイドエーのあの丁寧な編集と、意味を見つけようとする執念のようなものはどこにいってしまったのか。
カメラワークも編集も、一つ一つが雑になってしまい、どこに向かっているのかもよくわからない映像になって>>続きを読む
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オリンピックから徹底的に意味を剥ぎ取っていったところにあるドキュメンタリー。
そのカメラは、熱狂に寄り添うことなく、また、批判に流されることもなく、1つの特異なポジションを獲得している。
本編中にナ>>続きを読む
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テンポも良く、キャラクターの対立構造もわかりやすく、物語の導入のお手本のような映画。
仕事を引退して自分の居場所を探している男性と、自分の仕事でいっぱいいっぱいで家庭に問題を抱えている女性。
最初>>続きを読む
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黒澤明映画を見るのはとても久しぶり。
白黒だから、クラシックだからとなんとなく避けてきたけれど。
あまりにも言い古されてきた表現になるけれど、今見ても全く古びていない,というかカット割、構図の作り方>>続きを読む
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長回しの緊張感とそれに合わせられるドラムの音、この二つだけで見ていられる映画。
カメラの動きとともに、ストーリーは動き、心情は変化して、そこにドラムが乗せられていく。まるでインプロのようで、完璧に計>>続きを読む
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この映画の何がおもしろいのかが私にはわからない。
完全にnot for meだった。
オープニングの競歩をぐるぐるしているシーン、柏木と浮気相手がただ作業をしているシーンなど、長回しを多用しているの>>続きを読む
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韓国で初めてのゾンビ映画らしい。
ゾンビ対人間から、人間対人間へ。
その葛藤の中で、どんどんと人間的に成長していく主人公。
エンタメとしてわかりやすく、しっかりとテーマ性もあって、いい映画。
ゾ>>続きを読む
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人との関わりはそこそこで、自分を出すような深い関わり方を自然と避けてきているアメリ。
恋愛もしてみたけれどあまりピンと来ない。そして,この世界はちょっとどこかおかしいと感じている。
そんなアメリが>>続きを読む
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公開当時、一つのブームとなって世間を騒がせていた作品を今ごろになって鑑賞。
ドッキリ的な要素があることと、ワンカットがポイントということしか知らずに、見れたので,最後のネタバラシには感心。
いい物>>続きを読む
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桐嶋というバレー部の中心的存在で、学校の人気者の男子生徒が部活を辞めると言うニュースが、学校を駆け巡る。
それによって、不安になるバレー部、友人グループは桐嶋を待ち続ける、彼女はなにも言われずに不安>>続きを読む
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白人至上主義の団体、KKKに潜入捜査する、黒人警官と白人警官の迷コンビの話。
映画のタッチは、明るく、コメディチックに仕立て上げられているが、問題の本質は深く、その難しさにも真正面から扱っている。>>続きを読む
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マフィアの殺人現場をたまたま見かけた場末のステージのシンガーが、安全のために外部と全く交流をしない修道院に預けられる。
そして、そこで聖歌隊の立て直しを図り、修道院自体に変化を起こす。
わかりやす>>続きを読む
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真実とは、リアルとはなんなのかを、問いかけるSF。今見ても,古さな感じないというか,スタイリッシュすぎて、かっこよさをいまだに感じる。
キーアイテムとしての電話が効いている。公開された当時はまだネッ>>続きを読む
映画というよりも絵画で、演劇で、その表現の過剰さ、グロテスクさがとても素晴らしい。
衣装,美術,ライティングを見るための映画。
とくに、キッチンがミドリ、トイレが白、レストランが赤、駐車場が黒として>>続きを読む
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2027年のロンドン。2009年から、全ての女性が不妊となり、子供が産まれなくなった世界。
映画は、最も若い18歳の青年が殺されたニュースから始まる。コーヒーショップで、そのニュースを見ながら衝撃に>>続きを読む