つるちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

つるちゃん

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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.7

公開当時、確か観に行った気がするが全く記憶に残っていなかった。今日観て、こんなにも素晴らしい作品だったことに気づいた。アルパチーノ演じる盲目元軍人フランク。一癖も二癖もある人格だが、本当は暗闇で生きる>>続きを読む

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.1

40数年前は、アメリカのアラバマ州でこんなにも黒人差別があったことに今更ながら驚く。法の元には誰もが平等でなければならない。ブライアンが、その先駆けとなり屈辱に耐え、罪もない黒人達を救った姿に感動した>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.7

主人公チャーリーの正直に生きた結果が、家族を不幸にしてしまった。彼のクジラの様な体型と、最愛の娘との絆を取り戻そうとするエッセイがリンクする。
ブレンダンフレイザーの特殊メイクもさることながら、役に入
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.2

心理的に恐怖を煽るストーリー展開。
今なら、いつ起こってもおかしくない状況かもしれない。
世界中を巻き込む大惨事なのに、なぜかそれに直面した2組の家族が、ある時は冷静でいられるのが不思議な気がした。

ツユクサ(2022年製作の映画)

4.0

小林聡美の自然の演技にひきこまれた。ほのぼのと、ゆっくりと物語が進んでいくが、そんな中にも数回の盛り上がりがありホッと胸をなでおろす。
フミさんを取り巻く、優しい友人達が温かい。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

迫力のIMAXシアターで鑑賞!
トムクルーズのアクション健在。だが、流石に年齢を感じてしまった。
今回は、コミカル要素が強かった?
パート2が楽しみだ。

マリリン 7日間の恋(2011年製作の映画)

3.7

世界的スター、マリリンモンローに束の間恋した、若い映画助監督の物語。
エディの一途な演技も素敵だったが、何よりミシェルウィリアムズのマリリンが素晴らしい!!
彼女の魅力に溢れた作品だった。

グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.6

何百人もの入院患者を、看護師という立場にありながら故意に死に至らしめたチャーリーの心の闇にもう一歩迫ってほしかった。
エディの演技があまりにも切なく、彼の『誰も僕を止めなかった』というセリフが重く心に
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ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト/ゴーストたちの恋愛指南!(2009年製作の映画)

3.3

意外な大物ハリウッドスターが脇役で、贅沢な作品。プレイボーイも本当はピュアで一途な少年の心を持っていた!
マシューマコノヒーのイカれっぷりが楽しめる。

シティ・オブ・エンジェル(1998年製作の映画)

3.4

90年代、ゴーストや天使を扱った作品が多かったことを記憶しているが、当時人気だったニコラスケイジとメグライアンのゴールデンコンビによる切ないラブファンタジー。
いろいろ考えてはいけない!純粋な心で鑑賞
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痛くない死に方(2019年製作の映画)

3.3

榎本佑演じる医師の河田が、それまでと打って変わって後半、生き生きと職務をこなすのだが、前半のやる気なさからのスイッチの入り方の描写をもう少し工夫すればもっと良い作品になったのではないか。
宇崎竜童の好
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.1

お互いこれまでの生き方を大きく変えてしまうほど惹かれあった2人が、小細工でその関係を終わらせてしまうことに違和感が残った。ギターの響きと海外ロケの美しさが、ストーリーにマッチしていないのが残念。

オーディナリー・ラブ ありふれた愛の物語(2019年製作の映画)

3.7

悲しい過去がありながらも、2人で寄り添い生きてきた夫婦に突然降りかかった妻の病。映画は淡々と静かに進んでいくが、ぶつかりながらもその病を一緒に乗り越えようとする姿は、夫婦を演じたリーアムニーソンとレス>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.2

あらゆる意味で見終わった後、きつかった。彼女は人間なのか、野生動物なのか?
それを分けるものは何なのか。
まだモヤモヤしている。

秘密への招待状(2019年製作の映画)

3.6

生みの親と育ての親、双方にそれなりの事情と感情がある。育ての親のテレサは、最初から生みの親であるイザベラに全てを託す覚悟で、自分の死より家族の未来を考えて行動したのだろう。
2人の母親の生き方も対照的
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パパと娘のハネムーン(2018年製作の映画)

3.0

コメディの中にほろっとするシーンを期待していたが、ストーリー設定や親子を取り巻く登場人物にもいまいち感情移入出来なかった。

ノエルの日記(2022年製作の映画)

4.2

お互い重い過去を背負っているが、何故か明るく温かいストーリー。
2人が引かれ合わないはずがない。
愛犬のエヴァ、隣人のエリーがストーリーのキーパーソンになっている。クリスマスに相応しいラブストーリーだ
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ザ・シークレット:デア・トゥー・ドリーム/ザ・シークレット 希望を信じて(2020年製作の映画)

4.1

最初からワクワクした。悪いことではないけど、きっとグレイはこのまま大切な封筒を渡すだけではすまなかったんだろう。
運命に引き寄せられた、心温まるファミリー、ラブストーリーだった。

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.0

アントマン第1、第2作は、アベンジャーズとは独立した面白さがあった。
今回は、スターウォーズを見ているかのような感覚でアントマンとしてのキャラクターが全く生かされておらず、物足りなさが残った。

ディア・ファミリー ~あなたを忘れない~(2018年製作の映画)

3.9

自分の肉親も同じような状況で、映画ながら実生活と重ねて観てしまった。
認知症は本人が気づいていると思うが、ふと全くわからなくなることがあり、その度に家族は悲しみ、傷つく。
心の傷は、家族のほうが深いか
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レールズ&タイズ(2007年製作の映画)

4.0

物語としては静かに進行していくが、かなりシビアな題材。
不幸な偶然から知り合った夫婦と少年。お互いにわずかな安らぎを求めて支え合う様が切ない。
ケビンベーコンの不器用ながら、愛を秘めた演技が印象に残っ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.2

7年ぶりにハチャメチャガーディアンズに会えた!
今回はロケットを助けるためにチーム一丸となってそれぞれの使命を果たす。前回までピーターとガモーラの関係が、今作では無かった事として描かれるのは仕方のない
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3人のキリスト(2017年製作の映画)

3.7

妄想に取り憑かれた患者を、その尊厳を守りながらなんとか人と関わり合えるまでに治療しようとする医師をリチャードギアが好演。
人が心を病む原因は必ず人にある。妄想も自己防衛の手段なのだろう。悲しいシーンも
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パパが遺した物語(2015年製作の映画)

3.7

娘を愛するがゆえに、体の不調と闘いながら作家として作品を完成させようともがき苦しむ父親。その愛を突然失い、それがゆえに本当の愛を知らないまま成長した娘の苦悩。でも父の愛は、確実に彼女に魂を吹き込んでい>>続きを読む

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.8

ダニエルグレッグが良い味を出している。
最初はストーリーが見えないが、中盤から「そういうことだったのか!」という謎が紐解かれる展開が面白かった。

セットアップ: ウソつきは恋のはじまり(2018年製作の映画)

3.6

ミイラ取りがミイラに!
上司をくっつけて自分達が縛られる時間をなくそうと企んだ2人がいつしか気になる存在になっていく。
マーベリックで気になったグレンパウエルのコミカルな演技も良かった。

残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.6

終始、体をのけぞらせて見ていた。自分1人でもギリギリのサバイバル生活なのに、事故で怪我をした女性を家族の元へ返してあげたい一心でここまでできるものなのか!ラストシーンで涙腺崩壊した。

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.9

サンドラブロックの、愛情深いが決して押し付けない母親役が最高!
心温まる、家族愛満載の作品だった。

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.6

この3年間を振り返って見ているような映画。これと同じ事が、8年後に現実社会で起きようとは!
本当に恐ろしいのは、正常な判断を失った人間なのかもしれない。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.2

1度目は劇場公開時に映画館で鑑賞。ブラックパンサーは、マーベルでも違った存在感を放っている。今回ティチャラ亡き後のストーリーが気になったが、妹シュリの活躍が素晴らしい。愛する家族を次々に失い、悲しみと>>続きを読む

カラスの親指(2012年製作の映画)

3.1

原作は面白いと思うが、映画にするには長すぎる。途中で中弛みのシーンが続き、ワクワクするというよりいつ終わるのかの方が気になってしまった。
配役、演技力ともに疑問が残る。

かごの中の瞳(2016年製作の映画)

3.1

ヒロインの目線だから仕方がないが終始、暗く、モヤモヤした印象。ストーリーも決定的根拠はないが、そうであろうと言う見る者に考えさせる内容で少々疲弊した。

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.9

堺雅人と香川照之の対決?と思いきや、すり替わった人生を2人が絶妙に演じていて面白かった。

君への誓い(2012年製作の映画)

3.3

もう一度、同じ人を好きになることはできるのか。実話に基づくストーリーだが、途中は切なくてやりきれない。
ラストシーンに心救われた。

評決のとき(1996年製作の映画)

3.9

大切な家族が酷い目にあわされたら、誰でも加害者に対して理性など保っていられない。それは人間であれば当然の感情なのだが。国、地域、時代背景など様々な差別がいまだなお続くが、ラストのマシューマコノヒー扮す>>続きを読む

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