黒澤明監督の遺作。最後にこういう温かく望郷的な映画を撮りたかったのかな。人の還るところは、在りし日の夕空。
リウ・イエ見たさに。ヒロインのあざとさが気になって感情移入は全くしなかったが、リウ・イエの若いときの作品は、だいたい想いが叶わず、いい。
ドン・ジエとリウ・イエのファンならとにかく見ているだけで楽しい、二人とも若く美しい、素朴で純粋な中国映画。
自分で考え、道を切り開く女性作家の伝記的映画。邦画タイトルをリンドグレーンにしたのが、日本的なのか、わざわざなのか知りたいところ。
大林宣彦作品。初めて見ましたが、大林ワールドファンタジー色の中に、家族とか伝えたいこととかがちゃんと混ざってる。私ももう会えない人に会いたい。
抑圧による、とち狂った中年女性を無表情に無慈悲に演じていて、
ハネケの胸苦しい異常さ、ここにあり的な。
あまりにも二人が自然でドキュメンタリーみたいで、アデルは本名だとエンドロールで気づいて、尚、なんかすごいなと。
エマがいい男(女)すぎてズルい。
3部作順番に観るのがいい。パリ、フランス近郊で重なった3つの人生。
赤の主人公はお婆さんを助けると思ってました。個人的には白が面白かったかな〜。
先の見えない、夏の暮色。みんな何かが足りなくて、もがくわけでもなく、淡々と。綺麗。
この夫婦の何十年もの歳月をドキュメンタリーのように追った感覚になる。秀作。
計算されたカット割や色使いもすべて完璧というか、美しい、一時も飽きさせないし、同じ俳優で何十年も演じているのに、その年相応に>>続きを読む
これは好きな映画トップ5に入る。自分の背景と重なって泣けて泣けて仕方なかった。
これなんでアカデミー賞なんだろうと観てたけど、うん、確かに。
タイトルもいい。
中島みゆき曲が要所要所で出てきて楽しい。ロケ地もきれいで旅に出たよう。
主役の二人もいいけど、斎藤工がやっぱりいい^^
脇を固める俳優さんたちがみんなよくって、ファンタジーだけど、教訓的な。
音響エンジニアのインタビュー
楽しく働けるかが作品に楽しさを生むのだと思った
その人の思い出含めて全部好きになる
と言ったお父さんのシーンと
選んだ未来で会った息子の方が好きだ
と言ったお母さんのシーンが
とにかくなんとも胸にきた
私は彼の魂から好きだから、来世で姿が変わってもきっと気づくしまた好きになる
と、若い頃、へんな自信を持って人を好きになっていたことを思い出しました
若い寺島しのぶがかわいくて
若い大森南朋がかっこいい
ゆきずりのあとに見える景色
何でも思い通りにいくなんてありえないから、どこで折り合いをつけるか。愛は叶わない方が、ずっと想い続けてしまうもの。
他の国のバージョンも見てみたい。まあ秘密だらけ、ですよね。。
太賀の抑えた演技、いいなあと。
大島優子ちゃん、やさぐれ具合に違和感なかったです。
日常を送ることで感情に蓋をする。歳を取るほど自分がどこに行きたいのか分からなくなるのかも。
大林宣彦が映画人生を通して言いたかったことを存分に、これでもかと詰め込んだ、
遺作。