快速ルビイさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

快速ルビイ

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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.9

原作とか予備知識なく観たが、タイトルとかけ離れた内容がある意味よかった。
多分もっと設定を知っていればわかるのだろうけど、いったい何と戦っているのか、敵の野望は何か、なとがよくわからなかった。
美世さ
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男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎(1983年製作の映画)

3.9

32作目。
徐々に下降線を辿る寅さんシリーズのなかで現れた傑作。

個人的に寅さんベスト3を選ぶとすると、これとハイビスカスの花と浪速の恋になる。
この3作に共通するのは、寅さんがモテて耐えきれず逃げ
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.7

偉大なる「大脱走」と比べてはいけないとわかっているが、思ったより地味な感じだった。一気に脱獄するわけでなく、開けた穴を出たり入ったりして少しずつ脱出ルートを確認していく。偽物頭が実は本物だったシーンは>>続きを読む

波の数だけ抱きしめて(1991年製作の映画)

3.6

私をスキーに連れてってに始まるホイチョイ3部作の3つ目というわけだ。

中山美穂、松下由樹の日に焼けた顔が時代を感じる。
スプレーかけてレコード表面のほこりを取って音楽を聴く。レコード針に1円玉(やら
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

戦後混乱と復興の中、戦争トラウマを抱えて生きる青年のドラマと、
大暴れするモンスターと戦う人々の姿の、お互いジャンルの違う話の組み合わせで、両方OKの人ってあまりいないのではないかと思ったが、(自分は
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.8

ミュージカル苦手の自分であるが、(ダンスウイズミーでの三吉彩花の説明に激しく同意です)見てしまった。

セリフがいちいち歌になるのはやはり違和感。これはもういい悪いでなく合うか合わないかですね。

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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.8

18年前の作品。
若き日の
瑛太 上野樹里
真木よう子 ムロツヨシ
が見られる。
佐々木蔵之介
はあまり変わっていない。

序盤の15分、とりとめもなく続く場面に、見るのやめようかとも思ったが、実はい
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耳をすませば(2022年製作の映画)

3.8

流浪の月を見たあとに見るさわやかで好青年の松坂桃李。
キングダム3を見たあとに見るアクションのない清野菜名。
このストーリーにこの2人で良いのか?と思いながら見ていたが、最後にはそのようなことは忘れて
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スリーパーズ(1996年製作の映画)

3.8

バリーレビンソン。
ヤングシャーロック、ナチュラルと、お気に入り映画の監督さんで、期待が高まる。

キャストも結構豪華な並び。
メインの5人もケビンベーコンが初めに来ていて、見終わったあとにながめると
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オーバー・ザ・トップ(1987年製作の映画)

3.7

前後の作品を見ると、
ロッキー4
コブラ
ランボー3
と、スタちゃん絶頂期の作品のようです。

とてもわかりやすいストーリー運びと、誰もが想像する結末を迎える。

さすがの筋肉モリモリスタちゃんも、フ
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アナログ(2023年製作の映画)

4.0

男性で、人前では涙(涙目を含む)を見せない人は要注意ですね。

序盤はいろいろと謎の場面が続き、中盤、ゾゾッとする展開。終盤、いろいろ回収されるとともに涙を誘う。

確かに、彼女もスマホを持っていたら
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.5

序盤は引き付けられる良い展開であったが、クライマックスの攻防に向かうにつれて殺伐とした血まみれのシーンの連続に、血まみれ苦手のワタシとしては後味の悪い話でした。

しかしワイスピの強力坊主頭ビッグスリ
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さよならドビュッシー(2013年製作の映画)

3.8

このミステリがすごい系作品のせいか、なくてもいいだろ、と思えるミステリ含みのエピソードもあるが、大仕掛けの方はなかなかなものでした。(途中でわかったという人はいっぱいいそうですが)

さすがにこのレベ
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ビッグ・ウェンズデー(1978年製作の映画)

3.8

タイトル・出演者・あらすじを知ってるのに見たことのない作品をみてみようシリーズ。

サーフィン、パーティ、けんか、友情と恋愛。これらが割と淡々と語られていき、最後の大波(=ビッグウェンズディ)への挑戦
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ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

3.8

ドルフ・ラングレン
ラルフ・ドングレン
どちらが正しいかたまにわからなくなってしまう。

ロッキーシリーズも、1,2,と好調だったのに、3,4と下降線をたどっているように感じる。
ロッキーが裕福な暮ら
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.8

安定した面白さの池井戸作品。
竹内涼真はほんとに「いい人」で「人がいい」役があっている。

半沢直樹以来、池井戸作品を見てわかったのは、銀行の本業は企業融資で、個人客はあんまり重要ではないらしい。トッ
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

4.0

公開時、これともう一本どちらにするか迷って、結局ファイアーブーストした。

ゆるくゆったりと話が進みつつ、全体を覆う重くて暗い影。
ただ結局は榊さんだけ過去から先に進めずにいたのを、かき混ぜられたお陰
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ロッキー3(1982年製作の映画)

3.9

当時のロッキーファンの期待するところを真正面から受け止めて、目一杯期待通りに作った感じ。
栄光と挫折、炎の友情と復活劇。

個人的にはハルクホーガンとの一戦が面白かった。所詮水と油で、条件次第で結果が
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嘘八百 なにわ夢の陣(2023年製作の映画)

3.6

第3弾ですか。
気楽にささっと見れるところは良い。
主役2人は脇にまわった時のほうがよい気がする。
それに加えて、本作の脇の人たちがあまり印象が薄くて、全体的に薄味になってしまっている感じ。

ある男(2022年製作の映画)

3.7

日本アカデミー賞に多数ノミネートされただけあって、妻夫木さん安藤さん窪田さんはじめ出演者の皆さんの演技が素晴らしかった。特に窪田さんの謎の行動から、悲惨な生い立ちとなぜそうなったかとその最後まで。
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ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

3.8

少年の俳優が良いですね。
と思ったところが、
ブラッドレンフロ君当時12歳。
その後、麻薬でたびたびトラブルを起こし、麻薬で25歳でなくなっている。びっくりですね。

Sサランドン。すごい美人でもない
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.1

1→2→3と面白さパワーアップしてきている。

原作未読だが、名前、国や地名が馴染みにくく登場人物がやたら多い、などあるが、ストーリー展開がわかりやすく、話に集中出来る。

わらべ信は役が板について、
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マーヴェリック(1994年製作の映画)

3.8

トップガンではない
マーヴェリック。

ひさびさに見たが、記憶力が悪いので、ほとんど忘れていて新鮮に楽しめた。

リチャードドナー監督といえば
スーパーマン
リーサルウェポン
グーニーズ
といったヒッ
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.4

出だしから序盤は、これからどうなるの期待を持たせる順調な展開だったと思う。

しかしこれだけ豪華キャストをそろえて、なんか残念というかもったいない映画だった。それぞれの人の話が並行して進む中で、描き方
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バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

3.9

見ているうちに、
ホームズ→Dフジオカ→御手洗潔
ワトスン→岩田ガンちゃん→石岡くん
に脳内変換されて、違和感なく見終えてしまった。

不幸が犯罪を呼び、負のスパイラルへ陥っていく。
劇場で観たかった
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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.3

うーむ、生まれ変わりについてのテーマとしては良かったと思うが、あまりにあちこちで起きて、証拠もいっぱいあるだろ、どうだ納得したか、という感じの表現がいまいちでした。
なにかの新興宗教でも関わっているの
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渇水(2023年製作の映画)

3.7

劇場で見る映画は、基本的にアクション、アドベンチャー。派手な、大画面向き作品を選びがち。

でも、今回の「渇水」は、MIを後回しにしてでも見ることにした。
公開期間も短く、今日が上映時間的に最後のチャ
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.4

まず、思ったこと。
自分も部屋の掃除をせねば。。

2012年 ゴーイングマイホーム
2015年 海街ダイアリー
この辺りの是枝監督作品は、キャストや役柄の好感度高く、家族をベースに淡々と話が流れて、
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.6

タイトルはよく知っていて有名なのに、見たことがなかった作品を見てみるシリーズ。

1973年 アメリカングラフィティ
1975年 ジョーズ
1977年 スターウォーズ4
1977年 未知との遭遇
19
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スウィングガールズ(2004年製作の映画)

3.8

信州ロケ作品ではないが(山形県)、長野県の高校を題材とした作品。エンドロールにも出てたね。当時話題になっていた。

主役5人は懸命な練習である程度演奏できるところまでいって、あとの合流組は元々上手い人
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

ハリソンフォード80歳で頑張っているのにびっくり。流石にアクションは控えめだったが。
日本の大御所だと、大物政治家や黒幕のボスか、いいおじいさんって感じなのに。

トレードマークの帽子、頭に乗せている
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フェア・ゲーム(2010年製作の映画)

3.7

ナオミワッツが熱演。
当時の中東情勢には疎いので、あんまりわかったようなことは言えないが、情報戦に関わる人たちがいて、私を信じて、と言われて現地に赴き、情勢の変化で放置されたり、勝ち目のない政府との戦
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横道世之介(2013年製作の映画)

3.9

よーのーすーけーさあ〜ん
の呼び声が耳に残る。

1987年の出来事。この頃ってこんなに昭和っぽかったかな。特に最初のキャンペーンソングの3人組。
2003年のその後の様子がたまに入る。一瞬、だれ、と
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決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.8

まず、終始窪田正孝の前髪が目に入りそうな長さなのが気になってしかたなかった。
抗議に来た人に肉まんあんまんを渡そうとして、地面に落ちてしまい、拾ってよごれを払ってまた渡す宮沢りえ。

私自身、候補者側
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ブラック・サンデー(1977年製作の映画)

3.8

テロリストとカバコフ少佐軍団のシーンが割と淡々と進むなか、突然サイレンサー銃や爆弾の試し撃ちなどの場面がショッキングに差し込まれる。

ラスト40分からスーパーボウル会場をめぐる闘いへと突入、目が離せ
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.8

ストーリー?
つじつま?
そんなものはどうでもいい。
俺たちの最期の「生きざま」を感じてくれ❗️
とドムが言ったかどうかは知らない。

スーパーなアクションの連続だったが、過去最高か、というと、前にワ
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