Yukisoundsさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.1

つじつまを考えると分からなくなるけれど…
冒頭のバーの場面から広がる展開は面白い。色んなイーサン・ホークが観られてよき。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

2.7

20代後半の女性、女の子、の生き様で30代以降変わってくなぁって思い返しちゃう。
でも、自分を無理して変えたら絶対息苦しいから正解はないけれど焦る時期。
モノクロでオシャレな雰囲気に演出されていたこと
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.8

少年が、尊敬を履き違えて穿った(ように見えてしまう)信仰心を抱く「その手に触れるまで」、を観た後に鑑賞したので信仰の狂気を形としてまざまざと見た気がした。
目の離せない状況に始終ヒヤヒヤする作品。加害
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その手に触れるまで(2019年製作の映画)

5.0

このテンポとこの展開…‼︎
じわじわと、短い時間の中で沢山ハラハラさせられたり、はっとさせられたりする凄い作品。なんだか忘れられなそう。
理解不能な主人公を、かなり客観視しながら鑑賞しつつも理解したく
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.8

世界の様々な都市の、沢山の人間模様を一瞬にして垣間みた。
ドライバーと乗客の、たわいも無いような会話なのに、観た後にも忘れられないエピソードがギッシリ詰まっていて、一つのエピソードから視聴者にその後を
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息もできない(2008年製作の映画)

4.0

悪いヤツの優しい一面、良識ある子の心の壊れ方、平気なフリしながらも平常心を一心に保とうとするのを観る歯痒さ、色んな感情がぐわぁ!っと交差する感じ。
見応えはあるけれど気分が重くなる、いい意味で、どこか
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幸せの始まりは(2010年製作の映画)

2.9

深いこと考えずに第二の人生に立つ主人公の正直さと芯の強さに好感。

軽く観れるもの、を探してさっくり観たかったのでそういう意味では前向きなキャラクターしか出てこないし、楽しめました。
ただ、オーウェン
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

徐々に枝分かれていく個々のストーリーに深みがあった。大袈裟でなく、もう涙なしに観られない。全ての登場人物の視点に自然に立って考えれる、だからこそ感情が爆発しそうになるような作品。

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.7

ヒトラーの持ったカリスマ性はどれだけすごかったんだろう。ヒトラーとその側近の最期をナチス側から描かれた作品を初めて観た。
忠誠心は罪深い。彼らも同じ人間で、渦中にいるとこうなのかも…って一気に他人事と
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大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.0

映画として、というよりも食材や景色の美しさが映像として好き。

町のシェフが大統領に気に入られるなんて、映画ならではだと思って観ていただけに、実話ベースの話だと鑑賞後レビューを拝見して初めて知ってびっ
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.8

まだ自我が強く確立していない頃に聴いた曲の歌詞が突き刺さるって気持ち、すごく分かる。
それを原動力にどこまで行動出来るかは人それぞれ。違和感なく歌詞を哲学のようにして道を切り拓く、移民家族に育つ主人公
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

これは面白かった!
取り残された仲間内で疑心暗鬼の心理描写、
CGでないエイリアンのエイリアンらしさ!
いい意味で最高に気持ち悪い。(一周回って愛おしさも生じる、キモカワってこういうことか!)

終わ
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アラジン(2019年製作の映画)

3.2

冒頭や序盤の出会いや町を駆け上がる場面から、ディズニー映画の映像を重ねて思い出させられるように、忠実に造られた部分が印象的。
キャスティングもぴったり!!
実写ならではの、リアルな雰囲気が楽しめてよか
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トランスジェンダーとハリウッド: 過去、現在、そして(2020年製作の映画)

5.0

TBSラジオ、アトロクの中でライムスター宇多丸が推奨。LGBTについて理解したつもりだった自分に気がつく。理解したつもり、とまで私自身はおこがましくて言えないけれど、理解が深まるのは確か。
同時に時事
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.3

もし次に海外へ行くならば北イタリアに行きたい。あんな緑溢れる屋外で朝食したい。教会通りサイクリングしたい。風景と音楽がとっても綺麗で、もし内容が好きでなかったとしてもそれなりに満足できそうなくらい羨ま>>続きを読む

つぐない(2007年製作の映画)

4.2

なんて愚かな。償っても償いきれないのを承知でつぐなう、話だったのだろう。
無知が故の、幼さと稚拙さが余りにも辛い。
時代背景も相まって、辛さが増して切ないなんてものではない。
綺麗な映像の中にある地獄
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はちどり(2018年製作の映画)

3.5

忘れていた少女時代の多感さを思い出すような作品だった。この頃に会ったいい出会いは、長い時間が過ぎるとほんの一瞬の一期一会に近いくらいのことのようだけれど、ずっと忘れられない。特に出会った大人からは沢山>>続きを読む

俺たちニュースキャスター(2004年製作の映画)

3.9

コメディが観たい欲で鑑賞したものの、一番印象に残ったのは70年代の男性社会である報道局で働く女性キャスターの奮闘する姿だったことには間違いない。先駆者の苦労は並大抵ではなかっただろうなぁと改めて思う。>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

3.5

法で裁かれた罪人の家族のつらさとか苦しみを真っ向からではなくて、擦れ擦れに笑わせて拗れさせる人間関係を演じる役者陣が魅力的な作品だった。

冒頭から母親があの選択をすること自体に引っかかって何かつっか
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.3

大好きな歌手としてステージに上がるCoccoの、女優としての活躍を初めて観た。標準語がスラスラでまずそこに衝撃。真白という役も彼女に溶け込んでいたし、主人公の黒木華もとてもよかった。時間の割にあっとい>>続きを読む

ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

2.5

何も考えずにパァ〜っと観ようと思った作品としては内容もわかりやすく入ってきて楽しめましたが、観た後の爽快感はないですね。
笑う所で笑えないとそうかも。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

-

美しいな、と思った所は沢山ある。
松岡茉優ちゃんをほかのどの作品よりもきれいな子だと感じた。
ただ、個人的に映画云々以前に生活者の音楽、とかそういう音楽感が好きになれなくて、それを口にする音楽家の設定
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.4

スナップチャットは何歳の時からあった?とか
Twitterは?…云々
そもそも20世紀生まれだとケータイ出始めたとき何歳?とか、ピッチ持ってた?ポケベル持ってた?みたいなことになる。

どの時代にも溢
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.3

ガイ・リッチー監督作品は面白いけれど顔を覚えるのが苦手な私は構えて鑑賞…というのは、登場人物多め、登場人物の身なり酷似、時系列が飛ぶ…という印象。それに化け俳優マシュー・マコノヒーだし!

ただ今作は
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.7

川瀬直美監督作品、3作目ですがどれも心に残ります。自然な視点の変化もよくて観入りました。
今まで可愛い印象が先行する永作博美さんでしたが、冷静で落ち着いた妻であり母の役に溶け込んでいて、素敵な役柄で惹
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.3

ヤクザの側からすると確かに、生きにくい世の中になったであろうと想像するものが見事綺麗に描かれていた感じ。
いわゆる普通の生活を送る一般人側からすると関わらずに過ごしてきた故に変化なんてないのだけれど、
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バーレスク(2010年製作の映画)

4.2

アギレラがパワフルながらかわいい!

今更初めて観たせいですが!
アルバムデビューした頃のあどけなくも色気もある雰囲気が思い出される、彼女のそのもののプロモーションビデオを観ている気分になって、感激!
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

旅が好きでもこんな風には生きられない。
そもそも旅って一時的だから全てが美しく感じる余裕があるもの。

ボロボロのバンをいつまでも大事に乗ったり、割れたお皿を修繕したり、はっとする。
手に届くものは、
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.8

12分で12年くらいの喜びと悲しみが詰まっていた。
軽い気持ちで観ただけに不意打ちくらったくらい衝撃的に胸に突き刺さった。

もし何もなくても
愛してるって言っておかなくちゃだめ。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

映像を造る工程に興味があったけれど、観始めたら世界観に引き込まれた!
3匹の騎士の存在がたまらない。観ただけでもきゅんとするのに、作り手なら相当愛着湧いてるだろうなと想像する所まで含めて、一層可愛く観
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.4

主人公が生き急いでいるくらい凝縮して見える85分だけれど、友人関係にもリアリティある!
とことん青春って感じ。

90年代に青春時代を生きた者としての共感はあまり感じなかったけれど、男の子達ってこうだ
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.5

最近観た映画の中でいちばん
この愛のかたち、好き!
(恋愛映画と並列にするもんじゃないけど)
主人公の素直な真っ直ぐさが妙に愛おしい。
モンスター達もみんなかわいかった。

U-571(2000年製作の映画)

3.9

潜水艦映画にハズレなし!ということで、お薦めを鑑賞。
マシュー・マコノヒー、相変わらず毎回記憶と違う。役によって違い過ぎてかっこいい。

密閉空間で漂う責任感と疑心暗鬼、敵に向かう中での結束とか心理描
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.3

のんちゃんが可愛い。可愛すぎてしまう。
まだ20代に見えるくらい愛くるしいよ!

会社でミニお局を確立するまで、
学生時代の友人との大人になってからの再会、
付き合うってなんだっけ、
と、色々と共感す
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