赤穂さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

赤穂

赤穂

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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.7

人生初戦争映画だったのですが、初っ端から結構グロテスクな描写だったので衝撃でした。

たった一人の、たかが二等兵のためにわりと無関係な主人公達が命懸けで走るストーリー…まあまず日本には無さそうだなと。
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エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

4.6

伏線回収が三度の飯より好きなので、もう最初から最後まで楽しくて仕方ありませんでした。
オムニバス?シャッフル…?形式のひとつの集大成に感じます。

しっかり観ようと思えば3回観てもまだ足りない。
それ
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セッション(2014年製作の映画)

3.3

狂気的なまでにストイックな音楽モノ。
ストレス耐性が無い方は見てて辛くなるのでやめた方がいいかもしれない。

吹奏楽部の鬼顧問をレベルMAXにした感じ。

もちろん凄さは分かるけど、これを「良い指導」
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アバター(2009年製作の映画)

3.8

天邪鬼だったので公開時に観ておらず、最近になってようやくちゃんと観ました。

子供の頃チラ見したドラゴンに乗るシーンしか覚えていなかったのですが、こんなにしっかりストーリーがあるとは…ビックリです。
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第9地区(2009年製作の映画)

3.7

お食事中に観たらダメです。

宇宙人と人間のハートフルな映画だと思って見ると痛い目を見るくらい、気持ち悪さの解像度が高め。

ストーリーは漫画的な構成で分かりやすく楽しめますが、やっぱりちょっと…気持
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シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

評価はイマイチだけれど、自分がクリエイターなのも手伝ってかなり好きな映画です。

クリエイターが精神的に狂うと、自分の想像した世界と現実世界の境目が曖昧に…というのは本当にある気がして…恐ろしい。
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.5

とにかくシンプルなストーリーで、恐ろしく美しい映像を楽しむ映画です。

何をどうやって撮影しているのか…本当に息の詰まるような宇宙空間がそこにありました。

宇宙で、孤独で、無音で…想像しただけでゾッ
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テラビシアにかける橋(2007年製作の映画)

3.8

心が洗われる、しっかり「児童文学」な映画です。
うるっとしてしまいました。

子供の想像力、子供にしか見えない世界を描いた作品はどれも好きですが、これはかなり共感できる系統だったのでつい童心に帰りまし
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ザ・ベイ(2012年製作の映画)

3.9

昔トラウマになって、しばらく虫に恐怖した作品。

寄生虫感染ホラーですが、トップクラスに気持ち悪いです。映画館で観たら冗談抜きで吐くのでは…?
後半の脅かし演出が自分の苦手な類のもので、来るぞと分かっ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.5

確かにめちゃくちゃ不気味で怖いし、映画館から逃げたくなりました。
しかも何よりのストレスはヒステリックな主人公という爆弾作品。

ですが、あまりにもダラダラ長すぎて途中で没入感の糸が切れてしまいました
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

ループの仕組みに関わるSFものになった本作。

1作目の翌日からのお話で、今度は友達がループに巻き込まれて再びあの日々が始まってしまいます。

2作目はあんまり…ということも多い中、私は1作目と同様に
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.3

主人公のキャラの大勝利。

ホラーの主人公の個性は削られがちだけど、これは主人公のビッチキャラの個性が強い!なんならベビーマスクより強い!
それが似た作品に埋もれなかった、この作品の人気の理由だと感じ
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.1

コミカライズを読んだ後映画を観ました。どちらも名作です。

ループものは数多あれど、未知の生物との戦闘中のループなんて想像するだけで恐ろしい。世界観が結構しっかりしていたので観ているうちにすっかりのめ
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

4.2

最終決戦!という感じでアツい展開ではあるけれど、今までのようなマトリックス世界を活かしたスタイリッシュアクションよりもやや汗臭い現実世界のロボ大戦が目立つので、1を思うと別作品のよう。
生身の人類も意
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

4.5

前作よりも恋愛・人間関係要素が多いですが、ただのプログラムも恋愛をするというのは哲学的で面白いので好きです。

アジア人のキーメイカーを取り合うカーアクションが見もの。
相変わらず衣装のビジュアルが厨
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.8

好きすぎてもう何度観たか分からない映画です。

SF映画では新作でもなにかと「マトリックスに似てる」と言われてしまうほどの金字塔、影響を受けるなという方が無理でしょう。

「自分だけが皆と違う。このク
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CUBE(1997年製作の映画)

3.5

よく似たゲームからタイトルを知り、辿り着きました。

延々と箱の中を彷徨う、シンプルで低予算なのにめちゃくちゃ怖い映画。
極限状態とはいえ、人間同士がギクシャクし出すと「今だけは仲良くして〜!」と思っ
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鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.8

こんなに心地の良い「よく分からなさ」もあるんだなと思いました。
終始意味わからんのに、何もかもがどこか憎めないのです。

登場人物みんなの味が濃いので、しばらく後を引きました。夢に出そうです。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.4

ファイトクラブというからにはスポーツものなのかな…苦手だな…と勝手に期待値を下げていたのですが、そんなことはなく。
主人公は普通のリーマンで、シンプルに超面白いです。

ワイルドなブラピが格好良いので
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.9

何度観てもボロ泣きしてしまいます。

親子ものであり、正統派SFであり、ややスピリチュアルな雰囲気もあり…
宇宙空間という途方もない環境でなお感情に突き動かされる人間の姿が心底愛おしいです。
ユーモア
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TENET テネット(2020年製作の映画)

2.5

ノーラン監督の作品は好きなのですが、ここまで難解だと技術に圧倒されるばかりであまり心は動かされませんでした。
期待値を上げすぎたかもしれません。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.6

レクター博士のような紳士的な狂人には人を惹きつける魅力がありますね。素敵です。

ラストベガス(2013年製作の映画)

4.4

リアル祖父母と一緒に観ましたが、老人ジョークはやはり世代の人の方が笑っていました‪(笑)

世代じゃない自分でも、こんな老後…というか、こんなダンディな老人だったらカッコイイなと思えます。

一生もの
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

4.0

モーガン・フリーマンが好きなので、素直に面白く観られました。
『ラストベガス』も似た映画ですが、どちらも老人ジョークが冴え渡っていて最高。
少しくらいできすぎた話でも面白ければOK派です。

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