ZaieDansLeMetroさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.5

カメラワークが凄い!
監督のわんちゃんが良い仕事をしている。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「真(眞)の人か、通りで死の匂いがぷんぷんする。」というセリフが印象的だった。
ずる賢く生きれない、真正直な人間が生きづらい人の世。
宮崎駿から君たちへの最後のメッセージ


解釈の正解を見つける映
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

LOTRを見返してヴィゴ・モーテンセンが見たくなり、アラゴルンからのトニー!
ヴィゴ・モーテンセン、セクシー!
神経質なヤツやつと適当なヤツのコンビは『最強のふたり』の立場入れ替わり版といったところ。
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ティン&ティナ -双子の祈り-(2023年製作の映画)

3.0

怖くないけど、金髪の双子とスペインの風景の色合いのコントラストがアート。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

5.0

荒々しく美しい牧歌的な風景に引き込まれる。
閉鎖された環境で生きる人間の心象風景もまた同じ。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

テネットのザ・現実生活コメディ版だと思った。
時間移動?パラレルワールド?だが、テネットとは違ってとっても分かりやすいお話。
下ネタありのおふざけ満載マルチバースなのに、後半なぜか号泣していた。
今の
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.0

自分は周りとは違う何者かである
と根拠もなく信じて生きていたあの頃。
中二病とも称される病に軽症であれ重症であれ侵されていた
若かりし季節を通過して、大人になった人達も少なくないのではないでしょうか。
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ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

4.5

特殊メイク異世界転生系が好物な私。
CGに頼りすぎない美術とメイクが素晴らしく、現実世界と御伽の国の境目感がリアルで物語に入り込めました。
ダークと言うよりシュール!
くすくすポイント満載です!
登場
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

2.5

シングルマザーのネグレクトが一切の音楽なしに静かに過ぎていく。
3歳ぐらいの女の子の子役はとても自然体で、ネグレクトの日常が淡々と画面に映し出されていくのだけど、現実に小さな子供が親のいない夜を過ごす
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

ウッディ・アレン、エル・ファニング、ティモシー・シャラメ。
好きが集合してる作品!
何でもっと早く観なかったよ、自分。
雨のNY、ファッション、主演の2人含め、ビジュアルだけでも私は楽しめた一本です!
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

個人的にはUsよりこちらの方が断然恐怖でした。
ジャケットの男性、えらいこっちゃの形相になっちゃってますけど実際問題イケメンです。
ちなみにこれUsのジャケットでも同じ怪奇現象。

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アス(2019年製作の映画)

3.7

この映画をただのホラー・スリラー映画として観た人。
監督の意図、考察を調べてみてほしい。
二回目の鑑賞で見え方が全く変わってくるはず。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.0

ドラン監督は彼自身が身を持って強烈に体験してきた痛みや愛を、恐ろしく客観的に見つめて、主観的な映像にする人だと感じていました。
本作の登場人物はどこかベールに包まれたようなぼんやりした人物像でドラマチ
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

5.0

テリー・ギリアム監督の作品は絶対観たい映画の一つ。やっと観た…
ポスターだけ見ていてストーリーおさらい無しだったので、誰もが知るドン・キホーテのお伽話自体を映画化したのかと勝手に思っていたら、邦題に"
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.0

何というか非常に残念。
前作の「リップヴァンウィンクルの花嫁」がかなり良くて岩井俊二やっぱいい!ってなっただけに、残念極まりない。
豪華俳優陣の無駄使い感…
広瀬すずちゃん撮りたかったならもっといいシ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

いや現実に考えたらその展開無理があるよねって感じでコメディ調に前半は進んで行くのですが、それと対比して後半からは不気味さの波が押し寄せてきて、階段を転げ落ちていくように、息もつけないスピードで終末へと>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

5.0


もうめちゃくちゃに涙出た。
エルトンが一生涯追い求める無償の愛へのトラウマを抱えることになる幼少期は、この映画のとても重要なプロローグだった。
幼い頃のエルトンが大人になった彼の前に現れる度に胸が締
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追憶の森(2015年製作の映画)

4.0

ガスヴァンサントの映画はまさに深い樹海のようです。
聞こうとしたら聞こえない、目を瞑らないと見えない。
そんな空間にすっぽり入り込んだようで、感覚が研ぎ澄まされる。
わびさび文化の日本人とはチャンネル
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