Zurichさんの映画レビュー・感想・評価

Zurich

Zurich

映画(959)
ドラマ(2)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

ザ・インタープリター(2005年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ニコールキッドマンが、国連の同時通訳者の役なんだが、彼女には申し訳ないが、こういう知的な職業の役は似合わない・・・
で、ひょんなことから要人暗殺計画に巻き込まれてしまい、シークレットサービスのショーン
>>続きを読む

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

お猿さんどうしが勢力争いしてる世界。そこに登場する、ちょっと雰囲気が違う美少女。他の人間は、「恐竜100万年」みたいな格好なんだが、彼女だけ、コジャレたダメージ加工のジーンズ(にしか見えない)をはいて>>続きを読む

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

2.0

前作からあいも変わらず、登場人物たちの行動が意味不明。音をたてたら、コワい宇宙人に襲われちゃうんだろ?なぜ、「ここで待て」という簡単な指示に従えない?あの、海辺にたむろする人々は、何がやりたかったの?>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.0

簡単に、「大人の恋愛モノ」には分類しきれない、いい味の佳作。しかしいつも思うんだが、この手の映画に登場する、「お邪魔虫」としての夫はいつも、人間的な魅力を全く感じないキャラ設定なのは、なぜでしょう?か>>続きを読む

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

男1人に女2人、この関係をどうやって解決するかは、映画や小説などの永遠のテーマだが、今回は、反則技とも言える町古典的な手法で、一応のハッピーエンドに至る。まさに、シェークスピアの「ハムレット」のセリフ>>続きを読む

オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

2.0

全然怖くない。
安いホラーによくある「ビックリ音響」はあるけど、オリジナルのオーメンのような禍々しさはなく、この期に及んで、続編があるかも、みたいな終わり方。
あんなホノボノな生活、どうやって作り上げ
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

2.5

過去のノーラン監督作と比べて、全くテイストが違う。いわゆる実話物、伝記物。オッペンハイマーの苦悩が延々と描かれ、ほぼ全編、会議室で物語が展開するんだが、いまひとつ共感できない。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.0

Part 1と比べると、ちょっと薄味な感じ。Part3に向けて、いろんな人のチョイ見せ出演が続出(レア・セドゥとか、アニャ・テイラー・ジョイとか)。前作でもたくましかったお母さん、今回は身重の役なんで>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.5

摩訶不思議な、夢とも現実ともつかない出来事が次々と発生し、夢とも現実ともつかないラストに至る。その摩訶不思議な出来事は、とても面白いんだが、ラストが弱い。結局、話をキッチリ終わらせられず、いわゆる「観>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

2.5

「英雄か、悪魔か」などという宣伝文句だが、かなり薄味。全く「悪魔」感がない。「ナポレオンの生涯・総集編」という感じで、サクサク話が進む。ジョセフィーヌとの出会いと別れも、とてもあっさり。CGを多用した>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.5

登場人物全員、イカれてる。いい人皆無。いつもの「たけし映画」のメンバー勢揃い。これぐらい吹っ切れた時代劇、大河ドラマじゃ無理だろうな。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.0

どこかの映画やテレビで見た、「終戦直後の日本」と何ら変わらない描写。ステレオタイプな登場人物。

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

3.0

なぜ彼女が超能力を持ってるのか、彼女は何者なのか、一切説明はない。
貧しいニューオリンズの下層階級の人たちの人間模様。
ケイトハドソン、すっかり貫禄のあるオバサンに進化してました。
あのDJ、なぜあん
>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.0

ギャレス・エドワード監督、手堅い。

最近流行りのシリーズモノでもなく、アメコミものでもない、オリジナルストーリー。

冷静に見れば、どこかで見たような画面、設定も多いのだが、暴君国家アメリカを遠慮な
>>続きを読む

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

さすがにお爺さんになったデンゼル・ワシントンだが、今回もまた、強すぎる主人公が悪を倒します。例によってピンチらしいピンチもなく、強烈な強さが大爆発。
同時期に公開中の類似(?)人気シリーズのラストと異
>>続きを読む

ハント(2022年製作の映画)

3.5

ううむ、すごいな、韓国映画!

80年代、全斗煥政権の時代、光州事件なども背景に、韓国の諜報機関に潜入した北のスパイを探し出す任務を負った2人の男の熱い戦い。反目しあう2人が、思わぬ形で同じ方向に向か
>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

良くも悪くも、いつものジョン・ウィックアクションが炸裂。
真田広之、カッコイイぞ!見せ場もいっぱい。
リナ・サワヤマも、どうなることかと心配したが、まずまず良かった。

でもラスト、クレジット終了後の
>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.5

これから見ようとしてるアナタ。良くも悪くも、アナタの予想と全く同じ展開です。ドンデン返しも、衝撃のラストもありません。言ってしまえば、終始、ものすごくリアルな、プレステゲームのオープニングムービーを見>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

2.5

摩訶不思議な映画。いつものウェス・アンダーソン節ともいえるが、何のための「劇中劇設定」なのかよくわからないのは、私の理解不足か?有名俳優が続々登場するが、一部、「無駄遣い」の感あり。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.0

いつものクローネンバーグ節が全開。「ヒストリーオブバイオレンス」とか「イースタンプロミス」とかの犯罪モノから、本来の世界に戻ってきた感じ。「イグジステンス」とか、「戦慄の絆」の系列です。

PG12レ
>>続きを読む

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.0

一部で言われているように、「ゴーン・ガール」風の展開。

ただし、見ている最中に「これ、ゴーン・ガール展開じゃない?」と気づいてしまうと、真犯人は容易に特定できてしまうかも。

ところで、「ミッション
>>続きを読む

孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原因不明の事態で、人類がほとんど死に絶えたと思われる世界が舞台。ひとり、アメリカの田舎町で淡々と暮らしている男の前に、ある日突然、若い女が現れる。最初は彼女を拒絶する男だが、徐々に打ち解けてきて、「愛>>続きを読む

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

映画が始まってすぐ、魔女が実在することが描かれるが、その後しばらく登場しない。ゴリゴリのキリスト教に染まった一家が、信仰も虚しく、徐々に魔術に蝕まれて崩壊していく姿が悲しい。アーニャ・テイラー・ジョイ>>続きを読む

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.0

リーマンショックを予見して大儲けした人たちの話、と言ってしまえばそれまでだが、「みんなの逆を行って大儲けできました、めでたしめでたし」という話ではない。最終的に利益が出たからいいものの、ヘッジファンド>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

怪作「ミッドサマー」の監督のデビュー作とのことながら、こっちを後で見ました。基本的には「ミッドサマー」同様、後半、尻すぼみになる。死んだ祖母の呪縛に振り回される家族の話かと思いきや、実は祖母はカルトの>>続きを読む

イビルアイ(2022年製作の映画)

1.5

怖くない。
けっこう古典的な手法(急に大きな音が出たり、あっとびっくり夢でした、がやたら出てくる)で脅かしにかかってくるんだが、肝心のストーリーが怖くない。過去の因果が、何も知らない主人公姉妹の身にふ
>>続きを読む

イノセンツ(2021年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

こんな、「童夢」の丸パクリが許されるのか?オマージュ?ふざけるな!ちゃんと金を払って、「原作 大友克洋」ってクレジットしろ!ご丁寧に、ラストのブランコの柱がひん曲がるとこまでパクるな!

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.0

映画が始まってだいぶたって、ひと山すぎてから、いつものテーマ曲が始まる。「さあ観客ども!お前らが見たいモノを、これから存分に見せてやるぜ!」という気合に満ちあふれていて、ちょっと感動する。するんだが、>>続きを読む

カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.0

後半、カードカウンティングとは全く無関係な方向に話が展開してゆく。最後、ああなるくらいなら、最初からやっとけばよかったんじゃない?主人公が、なぜあの若者にあそこまで肩入れするのか、の説得力が弱い感じが>>続きを読む

アムステルダム(2022年製作の映画)

3.0

最初は、戦争で傷ついた男2人と、謎の美女1人の、ヘンテコな関係の物語かと思いきや、だんだん話が大きくなってくる展開が面白い。どこまで実話かは不明だが、第二次大戦前夜のアメリカで静かに進行していた陰謀を>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.0

なぜ、マウリツィオの心がパトリツィアから離れてゆくのか、なぜ彼女は彼に殺意を抱くほど憎むようになるのか、のあたりの描写がいまひとつすっきりしない。グッチ家崩壊の元凶であるパトリツィアが、なんだかかわい>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.0

最後がちょっと尻すぼみの感はあるが、主人公がだんだん暴走してゆく様子は面白かった。音楽に関するセリフが、まるで実在の音楽家のインタビューを聞いているようで、この監督(脚本も自分で書いてる)の音楽にたい>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

2.0

映画少年スピルバーグの自伝的映画、という期待を持って見ると、完全に裏切られます。映画少年という設定はあくまでおまけで、一見、仲良しの家族が、だんだん崩れてゆく様子が物語の中心で、そういう目で見ると、他>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.0

主人公の「家族」が、白人ゲイのカップルと中国系の養子の少女、という設定に何の必然性も感じられない。当節はやりの「多様性」か?でも、ストーリーが面白くないと、映画として何の意味も持たないと思います。

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.0

ガチガチのイスラム国家でも、売春はあるのだね。しかも客は、観光客ではなく、普通の自国民。

後半の展開は、ある程度予想通りなんだが、犯人は特別な存在ではなく、男尊女卑文化を持つどの国にも生まれ得るヤツ
>>続きを読む

>|