はちさんの映画レビュー・感想・評価

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空白(2021年製作の映画)

3.9

冒頭の事故シーンの容赦のなさよ。
誰が被害者で誰が加害者か、何が善意で何が悪意か、そんなのないからこそ観ていてひたすらにつらかった……。
「もうこの人見てられない」という気持ちにさせてくれた俳優たちの
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.2

面白かった。菩薩から狂気まで演じきるムロツヨシよ。
SNSは何かを助長させる装置でしかなくて、この人たち、SNSがあってもなくても関係性悪化していたんだろうなと思う。
でも悪化とも一言では言い難く、苦
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.9

やや冗長に感じたけど、後半で一気に面白くなった。
映画館の集中できる環境で観るべき作品だったかも。

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.9

単行本全巻読了済みの原作ファンですが、大満足でした。
研磨視点いいですね。黒尾に感情移入しました。
スラムダンク然り今作然り、ファンから愛されている“伝説の試合”(伝説のエピソード)を丁寧に映画化する
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映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

3.8

のび太活躍作。
ドラえもん毎年観ているけど、去年とは違うベクトルでまた良作でした。
子ども向けに分かりやすい楽しさありつつ、メッセージ性も、スケールのデカさもあり、いろいろな要素が物語の展開にちゃんと
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

4.2

記録忘れ。
原点回帰というか、これから行く異世界がちゃんと楽しい場所だというワクワク感、敵キャラがちゃんと怖くて「これはピンチなのでは?」と本当に思わせられるソワソワ感など、初期を彷彿とさせる感じでよ
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映画 ギヴン 柊 mix(2024年製作の映画)

-

映画館の音響だとライブシーンはやっぱりグッときますね。

映画 五等分の花嫁(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

「〇〇の場合」以降の一人ひとりにフォーカスしたパートは、ファンに向けたサービスと分かっていても、心に決めたたった1人がいるのに、他4人からもキスされちゃっている主人公のチョロさが気持ち悪いと思ってしま>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

回想シーンが結構長いんだけど、「ああ、そういうことだったのか」と分かってからの現在のシーンでカタルシス押し寄せまくり。
天才と非天才の物語、神に愛された人とそうでなかった人の物語として解釈した。
シヴ
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バーフバリ 伝説誕生<完全版>(2015年製作の映画)

4.0

RRR好きだったのでこっちも。
「んなわけ(笑)」と思いながら楽しく観られました。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

楽しくてかわいいんだけど、小さい頃から知っているあのキャラクターたちがいきいきと動いている姿になんだか泣きそうになってしまった。
後半のレースシーンや最後のバトルシーンなんて超最高。
ストーリーはベタ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.2

これは2もすぐに観たい。
いわゆる「日常系」を殺し屋女子高生でやるという発想よ。
アクションシーンも見応え抜群でした。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.9

2024年映画初め。
ストーリーが明快で、面白くて、ほっこりした気持ちになれて、年始に観るにはちょうどよかったです。

窓辺にて(2022年製作の映画)

4.6

初めは「いったいこの物語はどこへ向かうんだろう」と思ったが、やがて様々な要素が綺麗に、静かに噛み合っていく脚本が気持ちいい。
おそらく人から共感を得られないであろう心の中のしこりみたいなものを放置する
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.9

人の強さと弱さを描いた上ですべてをやさしさで包んでくれるような美しい物語でした。
愛すべき2人だなと思う。

正欲(2023年製作の映画)

4.1

そのメッセージ性から小説発売当時にも話題になった覚えがあるけど、映画も素晴らしかった。
役者の演技も映像だからこその表現・演出もよい。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.7

連ドラ新シーズン観始める前に駆け込み。
役者の芝居や台詞の一つひとつがじんわり沁みる。

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.5

原作がかなり分厚い小説だから、それと比べると描写が物足りない感じは否めないけど、丁寧な映画化だと思った。

バービー(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

主人公が人形である、ということがポイントだなと。
序盤で私たちには性器がないとバービー自身が言っていたように、バービーとケンは「バービーはこういう女の子」「ケンはバービーのボーイフレンド」などと予め設
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.3

マルチバース×カンフーの混沌としたアクション映画で、家族愛に収束していく。
映画館で観たらまた印象違ったかもしれないけど、途中ちょっと飽きてしまった……
岩のシーンが一番好きでした。

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.7

10歳差男女の恋愛青春映画。

友達以上恋人未満というか、お互いに「こいつとはそうはならんだろう」と思いつつ、嫉妬したりとか実は相手のことを誰よりも特別に思っていて、とはいえ魅力的な人が他に現れたらわ
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.1

原作の小説が好きで、あの画的には動きのない“内なる熱さ”的な世界観をどう映像化するかと思いきや。
心の描写は丁寧で、水墨のシーンは凛としていて力強くもあり、素晴らしい青春映画でした。
透明感のある映像
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Arc アーク(2021年製作の映画)

2.4

不老不死の肉体を手に入れたとして、それは生物にとって進化か、退化か。

そんな哲学的な問いかけがずっと真ん中にある。
前後半でだいぶテイスト違って、前半はチープな演出が目立つ一方、後半はまさかのモキュ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

大傑作。
スタンディングオベーションしたいくらいの気持ちでした。
漫画と映画のいいとこ取りみたいな映像でオープニングからカッコよすぎて叫びたくなる。
あの映像を大きなスクリーンで観られたこと、あの音楽
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