カカヲさんの映画レビュー・感想・評価

カカヲ

カカヲ

Ryuichi Sakamoto | Opus(2023年製作の映画)

5.0

坂本龍一という音


109シネマズ
プレミアムサウンドシアター
「SAION」にて鑑賞

素晴らしい映画体験!

IMAXのように
大音量という訳ではなく、

呼吸する音
服が擦れる音
ピアノの音色
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転校生(1982年製作の映画)

4.2

男女入れ替わりとものといったら
これ!

面白い!大好き!

なんといっても
尾道の風景が素晴らしい!
ストーリーに気がいきがちだが、
この風景あっての作品!

斉藤一美(小林聡美)
斉藤一夫(尾美と
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.9

信じるか信じないかは
あなた次第です!


実話ベース

17世紀、
聖母マリアと対話し、
奇跡を起こしたとされる
実在した修道女
ベネデッタ・カルリーニのあれこれが描かれている

ストーリーとしては
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冬の旅(1985年製作の映画)

4.0

若い女が1人
放浪しながら
自由に楽して?生きる


監督/アニエス・ヴァルダ

家なし、金なし、臭い、汚い、
性格微妙だが若い女でちょっと美人の
モナ(サンドリーヌ・ボネール)
彼女の可愛げのなさが
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マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

4.3

オープニングが優勝すぎる!


マリア・ブラウン

戦後の混乱を生き抜く知恵を備え
美しく強い女性を演じた
ハンナ・シグラに尽きる!

いついかなる時も凛とした佇まい
彼女の所作はとても品があり
その
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.2

イーニッドのファッションが好き!


こじらせ気味のイーニッド
(ソーラ・バーチ)
彼女のファッションと雰囲気
作品の空気が好きで
時々無性に見たくなる

親友のレベッカ
(スカーレット・ヨハンソン)
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

いや、
どうしたら良かったん?


ある意味ホラーです笑

不安定な状況下で不安なことや、
こうなったら怖いって思うことが、
ひたすら起こるw


根底には
できる母親
できない子供

この逃れようの
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

ずっとベラに夢中!


映画の始まりから
劇場の照明がつくまで、
物語の世界観に魅了された!

幻想的なおとぎ話の中にいるようだが、
しっかりと現実的でもある。

クラシカルな建築や家具、
独創的な音
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死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

1.1

邦題よ邦題www


オッパイ祭りです!
エロくないエロw
裸踊りを延々と見せられるw
ネタバレもクソもないですw

一応、
死霊っぽい人に
男女のカップルが捕まる的な
ストーリーっぽいものはあるが、
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.9

気になる事を
さりげなく意識させる傑作!

さえない人生を描いた等身大の作品
似たような映画は数あれど、
その中でも今作はかなり好き!

何がどうという事ではないが
人の微妙な感情を、
絶妙な熱量で表
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

孤独で豊かな心
こんな幸せある?


役所広司

普通に自転車乗ってるだけでも
彼が映る空間には
ちゃんと物語が存在してしまう!

さすがである!

そこに、
説明なし、セリフ少なめ、
心地よいロック
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.9

死に向かい前進している。


監督/ギャスパー・ノエ

キャスト/ダリオ・アルジェント

何かある!
そう思わずにはいられないこの2人

老いと病
老いと死
監督の過去作品とは毛色の違う題材であったが
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.5

社会から、
捨てられそうな底辺の
たくましく底知れぬ生命力

人や物、
犬さん、
戦争、

この世から消えて無くなりそうな
そんな存在の世界で見えてくる希望

ささやかな幸せが
こんなにも愛おしいと感
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.0

傷つく瞬間と
傷つける瞬間


13歳の少年レオとレミ
多感な時期、
どう見ても仲が良すぎる2人は
やはり、学校でも目立ってしまう。

ちょっとした冷やかしやからかいによって
自分の内面に気付かされ戸
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.9

繊細すぎる伏線


夏の終わり、
父と娘、
トルコへのバカンス

ジャケの感じや予備知識なしだと
微笑ましい作品なのかと思う。

どこか影が薄く、
自分自身を愛していないように見える
31歳の父カラム
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(2023年製作の映画)

4.0

憎しみではない殺意


実際に起こった
障がい者殺傷事件
こちらを題材にした同名小説の映画化

ある夫婦の苦悩をからめながらの展開で
人とは、
命とは、を問うストーリーとなっており、
映画として観やす
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地獄の逃避行(1973年製作の映画)

3.8

虚無感


監督、脚本/テレンス・マリック

1958年に起きた連続殺人
「スタークウェザー=ヒューゲート事件」
こちらをモデルに描かれた
若い2人の破滅的青春ロードムービー

キット25歳(マーティ
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

4.3

これぞ映画!


詐欺師の男と
母親を失った少女アディ
ドライな2人のロードムービー!

純粋に面白い!

ボーイッシュなアディは頭の回転が速く、
生きる為の知恵と、
その先を見据える能力がある

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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.9

先が読めない。

展開が読めなくて、
面白かったです!

父と娘との関係性が意味深だったけど…

波長の合わない世界の破壊から
求め求められる世界への導きのような?

主人公のアクレシア
(アガト・ル
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醜い奴、汚い奴、悪い奴(1976年製作の映画)

3.9

貧困と強欲と性欲

親父!ゲスいし、しぶとい!笑
たくまし過ぎます!

何人家族か、
誰が誰なのかもよく分からないw
それほどごちゃごちゃごちゃワチャワチャしながらも、
みんな寝床はちゃんとあるのがい
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クレールの膝(1970年製作の映画)

3.9

ヒゲモジャイケメンの
変なおじさん


スイス国境に近いフランスの避暑地
アヌシー湖畔が舞台の会話劇

結婚を目前に控えた外交官ジェローム
(ジャン=クロード・ブリアリ)

このジェローム、
さぞかし
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あのこと(2021年製作の映画)

3.8

選択肢が無い地獄


中絶が違法とされた
1960年代のフランスが舞台

アンヌという大学生の
望まない妊娠が発覚してから
彼女の孤独と苦痛を追ったストーリー

単純明快なだけに
ただひたすらアンヌの
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.6

宮崎駿の頭の中
そして、
新しい風

途中で睡魔に襲われてしまった。

事前情報無しでの鑑賞な為
集中し過ぎたのか?

宮崎駿のやりたかった事
オマージュやインスパイアからなる映像
ぱっと見はそんな印
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.5

得難い雰囲気をもつ名作

1940年頃、内戦後のスペイン
小さな村にやって来た巡回上映
その映画会で観た光景に
6歳の小さな胸がざわつく

変わってしまった世界で
変わらない子供の世界

純朴な風景に
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マタンゴ(1963年製作の映画)

3.9

みんなキノコが大好き!

マタンゴ。

今の私なら間違いなく食べてるわね。

マタンゴ。

監督/本多猪四郎
特技監督/円谷英二

なにげに深いテーマがあり
しっかりとした人間ドラマです。

マタンゴ
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

まっさらな状態で鑑賞

『怪物』

このタイトルがなければ
序盤は普通によくある事に思えた。
そこが怖い。

その普通ってなんだ?

今作では、
誰もがやってしまいがち、
言ってしまいがちな事が溢れて
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ポゼッション(1981年製作の映画)

4.5

邪悪な存在の創造

監督/アンジェイ・ズラウスキー
   
なかなかに難解!
伏線がありすぎて
回収が追いつかないw

単純に見れば、
アレのアレが良すぎて
とち狂っちゃった女の話。
なのだけど、、、
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.9

おしゃれ!

Disney
『101匹わんちゃん』
悪役クルエラ・ド・ヴィル
彼女の若き日の姿を描いた
オリジナルストーリー実写映画
との事で、

そもそも
101匹わんちゃんもよく知らないので
あま
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ダ・ヴィンチは誰に微笑む(2021年製作の映画)

3.5

アート界の闇が深い。

ドキュメンタリーだが
なかなかなミステリー感

鑑賞中

「ふ〜ん、へぇ〜、ほぉお〜、」

って、ずっと言ってましたw
 
まぁ、
レオナルド・ダ・ヴィンチ的には
大爆笑でしょ
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バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

4.2

ロバさんの、つぶらな瞳
その目に映る人々の業

監督/ロベール・ブレッソン

聖なるロバのバルタザール
かわいそうで可愛い  
これに尽きる

ブレッソンらしく
役者の無機質な演技と演出
調教されてい
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東京物語(1953年製作の映画)

5.0

諸行無常


尾道に暮らす年老いた両親が
東京で暮らす子供達に会いに行く
至ってシンプルなストーリーなのだが…

監督/小津安二郎

戦後変わりつつある風景と環境の中 
時代背景や親子の関係性もあるが
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テリファイド(2017年製作の映画)

3.9

いったい何なのか
わからない事が1番怖い

見た目と音で
ストレートに怖がらせる
アルゼンチンホラー

目で見える現実を
どう解釈すればよいのか
どういう事なのか
そんな怖さがある

勝手知ったるな感
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.9

あるべき姿


バレリーナを夢見る 
15歳のララが主人公
スラッととしたスタイルに
美しい顔立ち

そうだと言われなければ
途中までは気づかないかも

普通に女子

心と体のギャップに苦しむララが
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ラブレス(2017年製作の映画)

3.9

何事も無かったように。


虚しい…
なんとも虚しく冷たい作品

なのだが、
この冷え切った感情と空気が
不思議と後を引く

耳に入る情報は
決して楽しいものではなく
そんな日々のなかで
幸せのかけら
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.8

贖罪と救済


ほぼ、室内
ワンシチュエーション会話劇

体重272キロ
病的な巨漢男性チャーリー

死を悟った彼が
最後に願った事とは…

監督/ダーレン・アロノフスキー

様々な視点と解釈を要求さ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.3

対話から見える未来


私も1、2週間
ジェシーをあずかったら
もっと自分と向き合えそうな気がする
陰謀論で盛り上がりたいw
疲れそうだけど

繊細で個性的なジェシー(ウディ・ノーマン)
わがままな態
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