わたしの体も心も思考も、わたしだけのものであって、他者にコントロールされる正当性などないのだという至極当たり前のことを思い出させてくれる映画。わたしはいつでも行きたい場所に行けるし、なりたいものになれ>>続きを読む
カウリスマキの映画をリアルタイムで映画館で観れたことがしあわせだった。
クソみたいなことばっかりの毎日に、こんなにも愛らしいふたりを見せてくれてありがとうカウリスマキくん。
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冒頭とラストのつながりがよかった。どう考えたって、自分の骨が大切な人とならんで見つかる人生は幸せすぎる。ずっといっしょにいたんだね。
ひさしぶりに知らない人たちと映画館でゲラゲラ笑えてうれしかった。宝くじ買お。
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働いて納税して、結婚して子孫を残しても、こんな最期を迎えるかもしれないなんて無理すぎ。幸せなうちに死んでおきたくなった。
引っ越した日の夜に、段ボールにノートパソコンのせて観た映画。ソファもなんにもなかったから、おしりがすごく痛かったし、カーテンはバスタオルだった。内容は覚えてないのに、こういうことはよく覚えている。
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もう描きたいことをとことん描いたって感じで、ストーリーがブレてなくていい。変に子どもたちの内面を描き出すと、勘違い懐古厨が湧き出して「あのストーリーではこうだった〜」とかあーだこーだうるさいので、そこ>>続きを読む
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まさかの世にも奇妙な物語系だった。この映画からどう今の猿の惑星につながっていくのか気になりすぎる。主人公、すぐに暴力に走りすぎ。それが愚かな人間の象徴だよ。
幸せに生きていこうと前を向ける日もあれば、悲しみに押しつぶされそうになる日もある。でも「僕は君たちを憎まないことにした」と思えたその日が、悲しみの中で生きていく光になる。
だからこの手のどんでん返し映画は、絶対に最初からどんでん返しを売り文句にしちゃいけないんだ!!!!!!!!!