「コロナ禍前に作られ、未来を予言しているかのような映画」と観た側が宣伝するのはかまわないけど、製作側が言っちゃうと一気に冷めるな。誰があの文言を入れたんだ。
モリコーネの音楽を聴くだけで、映画を観たときにこみあげた感情を思い出す。映画音楽はすごい。映画をより美しいものにしてくれるから。
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自分の意思とは関係なく過ぎていく時間のなかで、自分の意思とは関係なく、ジャガイモを茹でる、息子の世話をする、電気を消す、扉を閉める。平気だと思っていたのに、いったん立ち止まってしまうとどんどん周りとズ>>続きを読む
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主人公の行動をわがままだと捉える人とは、一生分かり合えないなと思った。ラストの涙は大好きな弟といっしょになれた涙なのか、夢を諦めなければならない悔しさの涙なのか。
非常にわかりづらいと思うんですけど、映画の終盤で出会った頃の話になった時に、「どんなシーンだったっけ」って思い出した時の気持ちが、自分の昔の思い出を思い出した時の気持ちとマッチして、とてもよかったです>>続きを読む
大学の授業でこの映画を観たあと、友だちと「カメラどこ!?」「これもCM!?」と慌てふためいていたことをふと思い出した。あの頃は毎日たのしかった。