ストーリーへの突っ込みどころはさて置き蒼井優さんの演技力が光りすぎている。俳優になってくださってありがとうございます。日本の宝
公開当時介護のバイトをしていたので映画館であまりいい気分にならなかったことが嘘のように、今観返すと素晴らしい映画。役者は勿論、画作りや色彩、演出、その一つ一つが極めて日本映画的であって日本映画的でない>>続きを読む
ただただ個人的な驚き。祖母にそっくりな八千草薫さん、若い頃の母に似ている黒木瞳さん、どことなく私が似てるらしい深津絵里、映画の中で全員家族で吃驚。
大竹しのぶは一挙手一投足目が離せない、顔の血管まで>>続きを読む
私自身、全く同じように誰かを待ち続けながら、部屋のものを全て捨てて敷布団しかない空間(まるで本作品そっくりの部屋)で、半年間チョコレートだけを食べて過ごした鬱病時代がある。その後の行方なんかもまるっき>>続きを読む
一日一アケルマン。全作を通して彼女ならではの画力とセンスの宝庫で終映後拍手が起きるのも納得しちゃう。中でもディエルマンは勿論のこと、本作の土臭さにもすごくグッときた。
邦題である「オルメイヤーの阿房宮>>続きを読む
今から約6年前、追悼上映以来のアケルマン。
ジャンヌ・ディエルマンに関しては撮影当時25歳、アンナの出会いは28歳だとかの若さでこの境地かと恐れ入る。
余談、中盤ディエルマンが赤児を預かったあとキッ>>続きを読む
ブレッソンは無駄を排除しあくまでも現象のみを映すので、受け手の感情が刺激されない。作品へ自我を介入させないので、観る人の自我を発動させない。余計な感情移入をしないことが最高に気持ちいい