nonさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

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マーロン・ブランド演じるドンのオーラがすごい。渋い。怖いけどその重厚さにかっこいいとも思ってしまう。
マイケルもどんどん人の上に立つ人間の顔つきになっていくのがめちゃくちゃ面白い。さすがアル・パチーノ
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ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972年製作の映画)

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なんかシュール。
食卓を囲むブルジョワジーたち、ご飯を食べるためというよりただ時間を潰してるだけみたい。どこまでが誰の夢なのか?なんだかよくわからないけど間抜けで笑える。
家の内装や衣装素敵だった。

侠女/俠女 第二部:最後の法力(1971年製作の映画)

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ジャンプアクションが盛り沢山で楽しかった。ぴょんぴょん飛び跳ねながらの戦闘、次の動きが全く予想できなくてすごく面白い。
ラスト急に終わってびっくりした。なんだったんだ!!

侠女/俠女 第一部:チンルー砦の戦い(1971年製作の映画)

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主人公たち以外の登場人物が誰が誰なのかこんがらがってしまってちょっと追いつけないところもあったんだけど、アクションシーンがすごく見応えがあって、何者なのかよくわかってない状態でもなんか凄い!って楽しめ>>続きを読む

暗殺の森(1970年製作の映画)

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とにかく映像がすごく美しい。目を惹く構図、セットや衣装に魅了された。退廃的で冷たい空気感に引き込まれた。
現在と過去(回想)が交差するような構成で興味をそそられる。内容は掴みきれなかったところもあった
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砂漠の流れ者(1970年製作の映画)

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こんな西部劇もあるんだ!
西部劇といえば拳銃でドンパチやり合うっていうイメージがあったからびっくりした。
水のない砂漠で生きる人々のくだらなくて笑えるやりとり。その中にどこか哀愁もあったりほっこりした
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新宿アウトロー ぶっ飛ばせ(1970年製作の映画)

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それぞれのキャラクターがたっていて良い。街中でのロケ撮影が多くて、当時の新宿の風景を見れたのが面白かった。最後のヘリのシーンとかどうやって撮影したんだろう?

博奕打ち 総長賭博(1968年製作の映画)

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容赦なく人が死んでいってしまうのがなんとも哀しい。女性たちの覚悟も凄かった。仁義、難しい。

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

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この不穏さよ〜!
ずっと胸がザワザワしっぱなしだった。
『ディアボロス / 悪魔の扉』とかなり似通ってる感じだったけどあれは今作のオマージュだったのかな?
もうどの登場人物が出てきてもどんな展開になっ
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欲望(1966年製作の映画)

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衣装がカラフルで可愛い。
だんだん謎に迫っていくところが面白かった。どこからが現実でどこからが幻想なのか……不思議な作品。

サムライ(1967年製作の映画)

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アラン・ドロンかっこいい〜
寡黙な一匹狼たまらない。好き。
暗くてモノトーンな世界観もこれぞノワールって感じで良かった。
トレンチコート、帽子、小鳥、鍵……一つひとつのアイテムがなんだかすごく刺さる。

昼顔(1967年製作の映画)

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主婦の売春という設定が攻めていてすごい。
まるで現実のことかのように幻想を映し出し、どこまでが幻想なのかわからなくなるような演出が面白かった。
皆さん各々特殊な性癖をお持ちでドン引きしてしまった笑
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

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映像や音楽が本当に美しい。一瞬一瞬が絵画のようで見惚れてしまう。映画全体を包み込むような静けさや儚さ、物憂げな雰囲気に思わず惹きつけられる。

ただストーリーが私にはどうしても受け入れられない…キツい
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

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独創的な色使いや小道具、第四の壁の突破、時間の流れがわからなくなってくるような構成などどこまでも自由な映画だった。なにがなんだかわからないけど魅了された。これがゴダールかぁ〜〜

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

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音楽が本当に最高。
イージー・ライダーのプレイリスト流しながら広大な自然の中ドライブしたすぎる〜

見渡す限り広がる荒野や賑やかな街中をバイクでどこまでも疾走していくのが気持ちいい。バイクに乗っている
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昨日・今日・明日(1963年製作の映画)

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構成が特徴的なオムニバス形式。
ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニがそれぞれの話ごとに性格も雰囲気も全く異なる別人を演じていて、改めて役者の演技の幅すごいな〜ってなった。話によって2人が演
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わんぱく王子の大蛇(おろち)退治(1963年製作の映画)

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観る前は「まあいうて昔のアニメだしな〜」とか思ってたけどしっかりクオリティ高くてびっくりした!
登場人物たちの動きはすごく生き生きとしてるし、海の波や泡、水しぶき、炎、雷とかもめちゃくちゃ迫力があって
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8 1/2(1963年製作の映画)

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幻想と現実のシーンの境がだんだんわからなくなって、曖昧で不思議な世界に引き込まれていくような感覚になった。

しとやかな獣(1962年製作の映画)

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登場人物みんな悪人。
金を稼ぐためならケロッと平気で嘘をつきまくる一家の姿も、女をめぐるドロドロも面白かった。
カメラワークも独特で楽しい。

椿三十郎(1962年製作の映画)

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三船敏郎かっこいいなぁ……
思わず話を聞いてしまうような、付いていきたくなるようなオーラは本当にさすが。今作はそんな彼の頼もしさが存分に堪能できて最高だった!

三十郎に金魚のフンみたいについていく9
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瞼の母(1962年製作の映画)

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母親の姿を追い求め続ける忠太郎の切なさ、それぞれの気持ちのすれ違い、覚悟に胸が締め付けられた。
表情をしっかりと捉えるクロースアップが印象的だった。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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これが実話を基にした話なのが本当にびっくり。みんなの夢すぎるでしょ。
ゲームの画面が現実に飛び出してきたかのような演出がめちゃくちゃ良かった。2つの世界が繋がっていくような感じがしてわくわくした。
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

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緻密な構図、カット割り、細部まで指示され作り上げられた俳優の動きと台詞。「これぞ小津調」という感じで面白かった。
先日『アステロイド・シティ』を見たばかりだからか、めちゃくちゃウェス・アンダーソンみを
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キューポラのある街(1962年製作の映画)

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吉永小百合さん綺麗。
熱心に勉強して逞しく生きている子どもたちの姿が印象的。
貧富の差や性暴力、在日朝鮮人への差別、帰国問題など重い問題も描いていて、残酷さに苦しくなった。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

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固定カメラでのワンシーンワンショットの演出がシンプルな感じでお洒落。
なんともいえない関係が愛おしい。おばあちゃんめっちゃ好き。

秋津温泉(1962年製作の映画)

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めっちゃメロドラマって感じ。
季節、年月の移り変わりが感じられる景色が美しかった。

妻は告白する(1961年製作の映画)

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胸ざわつきまくり。怖い。
最後のショットが印象的だった。

豚と軍艦(1961年製作の映画)

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今村昌平の「重喜劇」の確立。社会の最下層の人々がエネルギッシュに描かれている。
ラストの豚の大群怖かった。

日本の夜と霧(1960年製作の映画)

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長回しを多用していたり突然一時停止して語りが入ってきたり、演出が独特。
時代背景・政治性が色濃く反映された激しい作品だった。大島渚監督自身の言葉が込められているんだろうな。

「若者たちよ〜体を鍛えて
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リオ・ブラボー(1959年製作の映画)

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冒頭からウエスタンな音楽にワクワクする。
これぞ!って感じの早撃ち合戦がかっこいい。派手な爆発も楽しい。衣装とかセットもすごく良い。やっぱり西部劇大好きだ〜!
途中のデュードやコロラドたちが歌ってると
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

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やりたい放題で自分勝手で本当に「勝手にしやがれ」って感じだった。

カメラワークやカットが独創的で面白い。繋がっているようで繋がっていないショットを連ねていく演出が不思議だった。
音楽もお洒落で独特の
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東海道四谷怪談(1959年製作の映画)

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主人公の伊右衛門がどこまでもクズすぎる。
お岩の特殊メイクが凄い。
幻覚が見えたときの劇的なカメラワークと音楽が強烈。

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

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ドタバタで大胆な展開が楽しくて最後まで飽きない。コミカルな表情や仕草、会話に思わず笑ってしまった。
女になって初めて気付く、女性が日々晒される性的な目線も描いているのも面白かった。

そしてもちろんマ
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

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とんでもないパワーを持つ強すぎるブラックアダムの不器用さや堅物な感じがどこか愛おしくて面白い。「正義か悪か」ではないところや、一般市民を立ち上がらせる存在だというところがすごく好き。
アダムはもちろん
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いとこ同志(1959年製作の映画)

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腐りまくりのお金持ち学生。自分の生活と違いすぎて面食らったけど面白かった。
俳優さんたちもすごく良かった。
シャルルに同情しながら観ていたので最後の方は情緒おかしくなりそうだった。シャルル〜泣

めまい(1958年製作の映画)

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脚本が面白すぎて「してやられた〜!!」ってなる。
不穏さが漂うオープニングに始まり、「めまい」の表現方法や独創的で強烈な幻影(悪夢?)の場面など演出もすごく面白い。
衣装も素敵だった。