血生臭さと埃っぽさが抜け落ち、2.5次元のように整然とした荒廃。それはまるで温度感のない『マッドマックス 怒りのデス・ロード』だ。ゾンビはただの集団として処理され、人を食うモンスターとしての実存的な恐>>続きを読む
紛い物の香りがプンプン漂いながら、今まで見たことがない空間の捉え方。そうそうこんな"TOKYO"が見たかったんだ!凄いのは日本人監督にも関わらず舞台装置の東京が外からの目線になっているところですね。>>続きを読む
暦の上ではジャニュアリーってんで正月らしい調子のいいのを一本。まずこの河内山宗俊という男、なかなかの人たらし。で、腕と機転に覚えあり。
デビュー直後の原節子がいじらしくってそりゃああなっちゃいます>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アニメーションの強みを生かしきれず。ファンタジー色をもっと強く出せれば犬童一心監督作とは別物として観られるが、これでは比較して論じるしかない。変なところでリアリズムに縛られていると感じた。逆に実写の方>>続きを読む