まるこめさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

年齢も、出身も、経済力も全く違うふたりなのに人生に対する価値観はぴったりで、友情って細かいことは関係ないんだなと改めて感じさせてくれた作品だった。
フィリップも、自分の障害に特別扱いしてくるのではなく
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.9

飲食店の社員と女子高生のバイトの恋愛は、現実世界でもあるけどそのいやらしさが全くなく、本当に美しすぎる作品だった。
きっと優しい店長があきらのことを想っているからこそ、あきらの好きという想いにああいう
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

見終わってとても複雑な感情になっている。私は同じような立場になったことがないから、甘い考えかもしれないけれど、正直ジェーンに対して憤りを感じてしまった…
余命2年と言われていてその当時にスティーブンに
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.4

とにかく色彩やカメラワーク、演出が可愛すぎて何度でもみたくなる映画だった。
ストーリーが特に面白すぎる!とまではいかないが、短編映画っぽい構成もとても見やすくて、サラッと観れちゃう映画、海外旅行の飛行
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.0

ニュースなどでみてこの嫌がらせ弁当を作り続けるお母さんのことは知っていたがまさか映画になっているとは思わなかった。
芳根京子の、反抗期だけど本当はお母さんのことを大切にしている娘という役柄がぴったりで
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

2.0

内容が本当にありきたりでよくあるベタな物語といった感じ…
どんでん返しのつもりかもしれないけれど、わりと予想しやすい結末でした…
これを映画館でみてたらすごく残念な気持ちになりそう、みたのが飛行機だっ
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映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!(2019年製作の映画)

3.9

大好きなひつじのショーンシリーズ!ウォレスとグルミットも大好きで、粘土で作られたセリフがない動きだけで笑わせるこのシリーズやっぱり最高だった。
毎度の事ながら途中ほんっとにヒヤヒヤするけれど、ほっこり
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

飛行機の中でイヤホンをつけながらみたが、すぐ後ろにジョーカーが出てきそうに錯覚するくらい惹き込まれてしまった。
ずっと気になっていたが、バットマンシリーズを観たことがなく、なんとなく観るのをやめていた
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

私の周りでちょっとした話題になっていてアカデミー賞を多くの部門で受賞する前のタイミングで観れた。
経済的な格差が激しい韓国の家庭を、生活の描写で表現するだけではなくて、高さや、一線を描いたり様々な比喩
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

2.9

もともと観たかったというわけではないが、友達から誘われて観に行った。感想としては最初から最後まで少しストーリーの展開が分かりにくかったように感じた。一緒に観た友達と上映後にここが分からなかった!という>>続きを読む

BUMP OF CHICKEN TOUR “WILLPOLIS 2014” 劇場版(2014年製作の映画)

5.0

こうして映画館でドキュメンタリーを流すなんて、普通のバンドじゃなかなかできない挑戦だと思う。保守的だったBUMPから挑戦していくBUMPに変わっていく瞬間をずっと追えていてすごく幸せだったなあと思う。>>続きを読む

僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.(2011年製作の映画)

4.8

自分の人生に影響を受けた作品の中でもこの作品は本当に影響を受けたと思う。主人公はなんのために生きているんだろうとやるせなくなってしまっている大学生、なんで生きてるんだろうと考えている自分とすごくリンク>>続きを読む

ハナミズキ(2010年製作の映画)

2.5

生田斗真と新垣結衣が当時めちゃくちゃ大好きで、公開が決まった瞬間からこれは観るしかない!と思っていた映画だった。すごく期待してしまっていたけれど正直期待しすぎてしまったかもしれない。ハナミズキの曲のイ>>続きを読む

カノジョは嘘を愛しすぎてる(2013年製作の映画)

2.8

未だにすぐ大原櫻子ちゃんの曲を歌えるくらい沢山聞いたし、耳に残ってる曲。大原櫻子ちゃんがこれで出て来たときはすごい子が出て来たってびっくりした。当時中学生だった私はまあまあ満足だったけど、今だったらき>>続きを読む

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.8

大切な人が壊れてしまったから、もう別れるではなくて、そこから大切な人が自分らしくあるために寄り添い続ける姿がとてもグッときた。大切な人に対して怒ってしまったり、イライラしてしまうときにはこれを見返した>>続きを読む

ソラニン(2010年製作の映画)

4.2

自分の人生にすごく影響を与えられた一本だと思う。これを観て、軽音を始めようと思ったし、水色のストラトを買った。「寒い冬の冷えた缶コーヒー 虹色の長いマフラー」と唄っている瞬間の芽衣子がめちゃくちゃ可愛>>続きを読む

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.6

世界観がとても可愛く、途中で挟まれる曲がとても楽しい曲ばかりで、とても楽しい気持ちで観ていた。ストーリーの展開としてはありがちというか、予想できてしまう展開だが、覚えやすくついつい口ずさみたくなる唄や>>続きを読む

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.7

小さい頃から何度も見ている大好きな作品。キキが可愛くて私も空を飛びたくて幼稚園生の頃ほうきにまたがってキキの真似をしたなあ。途中に出てくるフィッシュパイが本当に本当に美味しそうで、幼い頃はずっとあのパ>>続きを読む

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.8

大好きな映画。母に、私が小さい頃からトイ・ストーリーをみせててくれていてありがとうと伝えたいくらいこの作品は本当に大好きで出会えて良かったと思う。昔は、砂場のシーンなどが怖くて途中途中目をつぶりながら>>続きを読む

アオハライド(2014年製作の映画)

1.7

原作が大好きで、正直期待しすぎてしまったこともあり残念だった。キャスト陣も、ファンからするとあまりハマっていないような印象だった。ただ、千葉雄大はイメージ通り、実写化するなら千葉くんだなと思っていたの>>続きを読む

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

3.6

昔家族みんなで見に行った。心がほっこりして、ポニョ可愛い、ポニョの妹たちはもっともっと可愛い、ラーメン美味しそう、こんな素敵なところに住んでみたいというような感想だったと思う。今他の方のレビューを見て>>続きを読む

となりのトトロ(1988年製作の映画)

5.0

これぞ日本の名作。生まれて初めての大好きな映画。まっくろくろすけを踏んで足の裏が真っ黒になっちゃうところとか、ふかふかのトトロのお腹にどーんでしてもらうところとか、トトロの傘が大っきいところとか、カン>>続きを読む

パラダイス・キス(2011年製作の映画)

3.3

女の子の夢と理想が詰まった映画だった。世界観がとても可愛くてキラキラしていて、この映画の世界にとても憧れた記憶がある。映画の内容はとびっきり面白いとかまさかの展開とかは無かったが、見終わったあとのガッ>>続きを読む

銀魂(2017年製作の映画)

3.2

漫画を実写化した映画を観たあとによくあるガッカリ感が全然なかった。ファンが思い描くぴったりなキャストで、その豪華なキャスト陣が、体当たりで演技している姿がとても面白かった。銀魂は原作をくまなく読んでい>>続きを読む

寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.0

前作との内容の差にびっくりしてしまった。アクションが多い少し怖い映画という印象がガラリと変わった。映画という時間が限られているコンテンツということは差し置いても、展開が早すぎて拍子抜けしてしまうような>>続きを読む

寄生獣(2014年製作の映画)

3.8

衝撃的な映像が繰り返されていて、この映画を見たあともしばらくは脳裏で映画のシーンが再生されるほどトラウマになった。描写がとてもリアルで、もしこのような状況になったらどうしようと本気で怖くなった。CGだ>>続きを読む

永遠の0(2013年製作の映画)

4.0

日本人として絶対に観た方がいい映画だと思う。今こうして平和な日々を送れているのは戦争で犠牲になっている人々があってということを知っているつもりでもどうしても忘れてしまうことがある。自分や周りの人の命を>>続きを読む

モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

3.0

モンスターズインクの続編のような気持ちで見に行ってしまったが、どちらかというとスピンオフのような感じだった。モンスターズインクで出てくるモンスターたちの若い頃が出てくるとテンションが上がった。しっかり>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.4

観る前から友人たちの話で本当に賛否両論ある作品だということは感じていた。作品は今まで以上に面白くてケラケラ笑う部分もあったりホロリと涙が出るような部分もあったり個人的には大満足だった。結末もすこし悲し>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.8

純粋に観てよかったと思える映画だった。君の名は。と公開のタイミングが近かったことから、何かと君の名は。と比べられることが多かった映画だと思うが、どちらもそれぞれ違った良さがあり、比べることはあまりでき>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

4.1

日本の宝と胸を張って誇れる映画だと思う。Twitterでどっかのだれかがネタバレツイートを投稿していたのを目にしてしまったせいで、オチを少し知っている状態で観たのが本当に残念で、もし知らなかったらもっ>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

描写がひたすらに綺麗だった。『君の名は。』や、『天気の子』のような現実では少しありえないような話ではなく、誰でも経験したことのあるようなそんな少し切ない甘酸っぱい関係がとても胸に刺さった。連絡がうまく>>続きを読む

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

映画の舞台となっている時代の服装や車のデザイン、街の雰囲気がひたすらレトロでツボだった。たしかにラストを迎えるとおお〜となったが、フライヤーにあるように2回目を観ることはなかった。伏線が少しわかりやす>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

3.4

トラウマになる映画だった。小説を一気に読んだ後すぐに映画を観た。このような小説の実写化は難しそうだと思っていたが、小説を読んだ時のほぼイメージ通りで、観た後はしばらく引きずるくらいトラウマになった記憶>>続きを読む

少年メリケンサック(2008年製作の映画)

2.9

宮藤官九郎監督らしい映画だったと思う。ひたすらにハチャメチャでケラケラ笑った記憶がある。元はというと、宮崎あおいが好きで、宮崎あおいがバンド!ということで気になっていた映画だった。実際観てみると今の清>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

3.7

スカッとする映画だった。元々クリープハイプが好きで主題歌である百八円の恋が好きでそこからこの映画を見てみようと思った。好きな男に裏切られて、自分を磨こうと綺麗になろうと努力する女性は多いと思うが、強く>>続きを読む