このレビューはネタバレを含みます
なにもないと思えることは、生きているという証。本当になにもかもがなくなってしまう瞬間なんていつ訪れるかわからないね。今のうちに一人旅でもしておきたい。ジミーの高校時代、激カワ。常時家に居て欲しい。
潮のいきすぎてるキャラ設定が良い味出してた。やはりイタめの人間は、ちょっとイタめくらいの子が好きなので。
言いたいことは色々ありますが。とりあえず、未来の話、しましょうか。
ちょっとさすがに感無量。あの世界観が動いている…!という感動で定期的に涙誘われた。激アツでしかない。5月のために生きる。
母親の前でタイトルを口にすると、それだけで必ず嫌な顔をされた作品。さすがにスコアが付けにくい。
冒頭と末尾の演出がよかったという記憶だけある。あと、神木隆之介かわいいねえ☺️の記憶。
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悪魔の囁きとは言い難いほど透き通った声色の市子。まっくらな瞳の奥に潜む偽り。悪魔に成り上がってしまったのは果たして誰のせいなのか、はたまた誰のせいでもなく、世間のせいなのか。他のレビューでもちらほら見>>続きを読む
ずっと歯痒い。ううう…ああ…となる。定められたおとなと、世間的に見たおとなはまた別物ですよねえ。
決して軽いお話ではないのに、エンディングで清々とした気持ちにさせてくる作品って何度出逢っても仕組みがわからない。ラストカットで創り出す風景や空気感、音響で人の情緒をこんなにも握り込めるのって、才能とい>>続きを読む
柳楽優弥はこの頃から天才肌だったんだな。長男の表情が重苦しくて目が離せなかった。実話だと聞いて少し調べてみたけれど、元となった事件と比べたらソフトに描かれているらしくて、ソフトにしてもこれか…とまた重>>続きを読む
側から見たら狂気的でしかない様子も、当人にとっては命を懸けた分厚い情熱。簡単に解られてたまるか、という部分にも更なる熱を感じた。その舞台が笑いなのもまた、いいなあ。
当人サイドで感情移入していたとこ>>続きを読む
視点を変えたら善にもなったり良心にもなる罪もある。罪と善悪は時に表裏一体だったりする。これは素面で観るべき作品だったな。
疑うことより信じることを大事にして欲しい。素敵な言葉。好きなものを追求すると図らずも視野が狭くなるのかもしれないけれど、その分心は広くなるのかな。素敵だ。素敵しか詰まっていなかった。ミー坊のこころは海>>続きを読む
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終始山田裕貴と松本まりかの声がいい作品。ラストの花火を見上げる3人の瞳には、それぞれ浮かんでいるものが違うように感じた。「そう考えただけで素晴らしいじゃないか」かあ。印象に残る。
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歪んだ愛。子供という土俵から大人を操れるの子供強すぎ。こわい。全てが淡々と進んでいくから置いてけぼり感は否めなかったけど、つまらなくはなかったな。ラストのその後は描くまでもないだろうからカットして正解>>続きを読む
分かり合えない多くの時間より、分かり合えた瞬きの合間のほうが濃く見えるのはどうしてなんだろう。不思議だ。今生きている時間を形造るほんの一瞬の出来事、自分にもあるなあ。
わたるはまさに大富豪の革命。「正義なき力は暴力にすぎず、力なき正義は無能なり」、日々過ごしていく上で意識したことなかったし、きっとこれからも意識どころか実行する機会すらおきないんだろうけど、胸に刻んで>>続きを読む
YouTubeの広告から気になって鑑賞。特別な盛り上がりがあるわけでもなかったけれど、言葉の節々に坂元裕二味が垣間見えていたからなのかスムーズに観れたかも。でも個人的に金曜ロードショー感覚で観るくらい>>続きを読む
3日間くらいに分けて観た。分けない方がのしかかってくる重みが増していたのかなと思う。晦渋なようで、目を逸らさず捉えてみれば身近に感じるような、小難しい小説を読んでる気分と似ていた。3時間という長さの面>>続きを読む
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絶望から掬いあげてくれた幸せがどこか脆さを伴っているように思えて、いつどのタイミングで壊れるのか不安でならなかったけれど、行き着いた先後味が悪くなることもなく。なんだか不思議で掴みどころのない3時間だ>>続きを読む
切ない。名前のついた罪と、名前のつかない罪が交差している狭い世界を彷徨う家族たち。してはいけないことの中に垣間見える、平凡の中では決して手に入れられなかったであろう幸せ。大人と子供が求めるものの大きさ>>続きを読む
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亡くなるということは失くなるということなのに、その後の世界から得るものがあるって不思議で美しい事だな、本当に。一視聴者であるこちらも、あずみちゃんたちも、お母ちゃんから沢山のものを得たんだろうな。とは>>続きを読む
伸ばしても伸ばしても手の届かない場所にあるものって、時間が経つともはや手に取る気も薄れてきて、視界に映ってるだけでいいやって気持ちになるというか。遠目で見てるだけでいいやって。たまに隙を狙って傍に近付>>続きを読む
本当にタイトルそのまま、街の上で起きた誰かの人生を覗き見するだけの時間。有意義な時間。なんだか、見知ったこの街にも知らないあの街にもいくつもの人生が転がり落ちているのだなあと思うと、どの道を歩くのにも>>続きを読む
久々に人と映画を観たから、ひとりで観てたとしたらもっと深く沁みてたのかも?なんて思ってしまった自分は、多分すぐに癇癪を起こす火のエレメントだな。ところどころの微笑ましいシーンが良かった。
こんなの絶対に観なきゃよかったよね!?って言いながらも満足げに鼻息ふんふんさせてる自分がいた。
愛は人を殺めるものでもあると同時に、人を生かすものでもある。故に生死どちらにも愛は存在している、からこそ、憎い。東京には黒がない。
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胸に濃く醜く刻まれた作品だったから、もう7回は観たと思う。それでも毎回感情を上手く言語化できない。
とにかくながくんがはっきり言ってめちゃくちゃモラハラ男。でも、その一言じゃ片付けられないなにかがし>>続きを読む