あと2分さんの映画レビュー・感想・評価

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レナードの朝(1990年製作の映画)

3.9

子ども頃にみて、大人になってから久々の鑑賞。
90年代生まれなのでこの頃の映画の感じ、すごい心地よい。

ロビンウィリアムズの優しい眼差しが忘れられない。
包み込むような笑顔を見るだけで、安心できる。
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.5

母親の喪失感に寄り添う子ども。
一人の人間として寄り添う姿勢がなんとも素敵で、慰められる。

とても静かな映画です。
8歳なのにとても大人っぽくて女の子同士だからこそ成り立つ関係性。

短いファンタジ
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.3

まったりと優しい気持ちになれる映画でした。
プラダを着た悪魔の中年バージョン。

キャラが立ってていいんだけど、苦悩とかはそれほど描かれずにライトな感じ。
もうちょっと笑えるシーンがあっても良かったか
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

予習なしで見ましたが3時間楽しめた。
雨のシーンから始まり、原爆の黒い雨を思い出す。

前半は核開発に進んでいく様子がわかりやすく描かれていた。
後半はオッペンハイマーの心情にフォーカスされており、違
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.5

パクチャヌク監督好きなので、期待度大で鑑賞。
独特の雰囲気、音楽、カメラワークに惹きつけられる。

サスペンス展開の前半は面白かったけど、後半がややごちゃごちゃしてしまった感が否めない。
もっと伏線回
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

暗くはないんだけど、すごく寂しくてたまらない映画だった。
孤独を感じて、自然との対比で自分の小ささを感じて...思い出といきながら、今を生きる意味を考える。

みんな喪失感や何か抱えながら旅をしてて、
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いまを生きる(1989年製作の映画)

3.9

見終わったあとに、映画はこうでなくちゃと思える。

進学校の抑圧された生活の中で、唯一の理解者である先生に出会えて、みんなの人生がキラキラと輝きだす。

高校生の従順さと反抗の間でせめぎ合う感じとか、
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.7

主人公の聴こえ方が体感できて、感情移入しやすかった。
リズアーメッドの演技もいい。
苛立ちとか不安とか受け入れられない気持ちがジンジン伝わってきたし、突然聴力を失う恐怖感がすごかった。

また聴こえる
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私の男(2013年製作の映画)

3.7

高校生の頃の二階堂ふみがめちゃくちゃ幼くて、でも二人の関係は明らかに家族ではないそれで、みちゃいけないものを覗き込むように見た。

幼少期からの花の所有欲の強さ。
母親への嫌悪。
父親になれない淳吾。
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市子(2023年製作の映画)

4.3

杉咲花の演技に圧倒された。
子どもっぽい無邪気さと
危うさと女らしさといろんなものが共存している。
俺だけが守れるって言いたくなっちゃう魔力みたいな。

突然失踪した恋人が実は偽名だったみたいな話は珍
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.4

ナチではなくただの戦争ごっこが好きな男の子。
コミカルでありながら悲惨なシーンはきちんと描かれているので、ズドンとくる。

こういった形で第二次世界大戦のドイツを描いたのをみたことがなかったので、新鮮
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.3

王道のめちゃくちゃいい映画を観た...。
4姉妹のキャラクターや関係性が本当に生き生きと描かれていて、また懸命に生きる姿に心がいっぱいになる。
一人一人が魅力的で、愛おしすぎる。。。

過去と現在を行
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.4

生きるために働いてるのに、働くために生きてるような生活。
懸命に生きてるのに、うまくいかなくて負のスパイラルから抜け出せない。
ケンローチ監督が映し出す厳しい現実が描かれています。  

サービスを使
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.5

ラストシーンが全てなのかなと。
捨てる神あれば拾う神あり...

マイクの危うさや不器用さがよく感じられた演技が素晴らしかった。
二人の映像は綺麗すぎる。

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

3.2

歴史物であってもソフィアコッポラの映画だと一瞬でわかる個性。
この映画でもストロークス使っちゃって、一瞬で現代感やティーンエイジャー感が出るね。

衣装やデザート、インテリアなどを見るのは楽しい。
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

3.5

キスシーンや道路に寝転がるシーンなど
印象的でとても素敵だった。
主人公は言葉には出さないけど、
死に囚われていて、人の葬式に出ることで
消化しようとしているのが辛い。
そして辛いことを誰にも言えない
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.2

大変なのに、大変なことを全然表情に出さない。
ラジオからは不穏なニュースが流れる。  
高望みはしない、ちょっとした幸せを噛み締めるような感じ。

淡々とすぎていく日々。
勝手に見る側が二人の幸せを願
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ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

4.1

緊張感で包まれた2時間だった。
悲惨すぎて現実感がないほど。
子どもも大人も常に死と隣り合わせ。

脱北も命懸けだけど、違う世界にきて、自分が信じているものが全て嘘だと知った時どんな気持ちだろうか。
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.9

あぁなんか寂しいね。
一緒に居れて嬉しいはずが、
価値観が変わってきていることが明確になる。
都会に戻った時の居場所がなく、
右往左往してる時の切なさと言ったら....。

この監督の映像って心地いい
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

3.6

寂しいとか辛いというよりも、
家の中に冷たい風が入ってくるような 
貧しさを感じる作品だった。
自分ではどうしようもないんだけど、
打開策が見つからない。。

みんな冷たいなだと思ったりするけど、
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

鑑賞後涙が溢れた。
なぜ感動したかうまく言えないのだが、彼の所作や生き方が尊くて愛おしく思えた。
何か大きなことが起きるわけじゃないのに、生きてることを肯定されるような、そんな映画に感じた。

役所さ
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.9

少し前に見たので記録用。
アニメーション表現に圧倒されるシーンが多々あった。
大事なことにハッと気づかせてくれるトットちゃん。
特に探し物のシーンが好きだったよ。

息子の部屋(2001年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

家族の日常が本当に幸せで、このまま続いて欲しかった。

息子の死を受け入れられないまま、棺桶に入れられ、溶接される。
この時間の無情さが際立ってた。
自分の選択を後悔せずにはいられなくて、何度もランニ
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一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

試写会にて鑑賞。

3つのストーリーに出てくる人たちみんな過去の傷を抱えている。
ただトラウマが辛いということでなく、傷つくと同時に罪の意識を抱えていきてる。
この罪の意識みたいなのがリアルに感じて、
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

4.3

面白すぎる。

冒頭、のほほんとした雰囲気〜かと思いきや気持ち悪い描写がドーン。
そうだデヴィッドリンチだった、食事しながら見るんじゃなかった笑

覗き見する気分でみてて、いろんな気持ちが刺激されまし
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

4.2

パワフルで切なくてカッコいい。
魂込めた歌がめちゃくちゃ響く。。
アニメーションも絵本みたいだし、歌詞の表現がとても素敵。

ジョンキャメロンミッチェルが綺麗すぎってドキッとした。
性を超えた存在とい
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