ともこさんの映画レビュー・感想・評価

ともこ

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せかいのおきく(2023年製作の映画)

4.2

全てがシンプルで気持ちがいい映画だった。
現代のややこしい自我やら、複雑なシステムのない清々しさよ。
もろもろ削ぎ落として残った
「食べて出す、働く、恋する、夢みる」

モノクロの映像のなかから、長屋
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.0

想像していたよりずっと論理的で、啓蒙的な感じさえした。
はちゃめちゃそうに見えて、実はその真逆な印象。

韓国映画の「お嬢さん」と似たようなところがあるけど、「お嬢さん」のほうがカタルシスがあった。
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

4.2

最後のシーンが最高。

お互いおかしなことやらかしてるし、なんだかよくわからないし、しっちゃかめっちゃかなままでも、共にいるという選択をしてる。
簡単にわかりあおうとしてないし、それが目的でもない。普
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フェイシズ(1968年製作の映画)

3.8

過剰なまでに、笑う顔、笑い声、笑えるジョークで埋め尽くされる。皆、そうしないとここに居られない、というような切迫感を持って。
でも、なにかのきっかけにぱたりとそれは止んで、素顔が現れる。

faces
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.5

饒舌な映画。
お芝居、カメラワーク、音楽、セリフetc
観る者に色んな「引っかかり」を放り投げてくる。
「引っかかり」が、たまりにたまっても、観る者カタルシスは訪れない。
これっていわゆる「プレイ」だ
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RRR(2022年製作の映画)

3.3

インドエンタメ映画を初鑑賞。

お気楽ハッピーな映画と思って観たものの、実際は主人公ふたりが、痛めつけたり痛めつけられたりを繰り返す映画だった!

そんななか、やっぱり音楽は気持ちよく鳴り響き、ダンス
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キル・ボクスン(2023年製作の映画)

3.6

タランティーノ「キルビル」のオマージュ的なやつかな?と思って見始めたけど、そういう視点で観るとなんだか物足りなく感じて、その視点は捨てて鑑賞。

殺し屋の話なので血しぶきシーンはあるけど、殺しの理由が
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.6

カンフーをやりたくなった!
強い、はカッコいい。

いろんなことに巻き込まれてしまうんだけど、負けないため、失わないため、戦い続ける姿がカッコいいね。

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.0

美男美女の恋の物語なのだけど、
イヤミなところが全くなくて、
愛を貫くおふたりをみて
こちらが清らかな気持ちになれる。
俗世の神話。

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.5

相手を思う気持ちと自分勝手さが混在してて、思慮も浅くて、でも身体が先に動いちゃって。
そんな感じが、すごくいい。

そして、この妻夫木聡すき。
未熟なところが魅力的にみえる。
最後に泣いちゃうとこもい
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街の上で(2019年製作の映画)

3.7

数ヶ月前に観たんだけど、内容忘れちゃった。
でも、よかった、楽しかったって気持ちは覚えてる。

そんな映画ありますよね?
そんな映画でした。

甘酸っぱい(2021年製作の映画)

3.2

いろいろと普通。
時間もダラダラ長くない。
登場人物もいたって普通。
この普通さがいい。
そんななか、クリスタルさんの演技がいいスパイスになってる。

会社の電気消しおじさんは、謎でした。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.6

きっとこの3人は、この先、散り散りになって、もう交わらないのでしょう。
輝かしいものではないけれど、
夜中の街の明かりのように美しいね。
刹那だね。

そして、風景が美しい。
その場、その瞬間に生きる
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.1

重く醜く辛い日々が映しだされるなか、
菅田将暉演じる拓児は完全に天使だった。
拓児が唯一の光

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

人を好きになるって、結局は片想い。
それも、自分勝手なやり方で。
「それでいいじゃん」てな具合で、
痛さもむしろ清々しい。

このやり方なら、いくつになっても、
いつでも誰かを好きになれそうだ。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

観た後に誰かと話したくなる映画ってあるけど、
この映画は別れた恋人と語り合うのがいちばん盛り上がりそう。

ミナリ(2020年製作の映画)

4.3

移民(開拓者)一家のお話。
とはいえ、「北の国から」ではない。
この時代に韓国からアメリカへ渡った開拓者だということを、掘り下げて考えてみたい映画。

男の子が可愛い。
この子の好奇心が、開拓者を感じ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.6

お父さんの身体が大きいのがいい!
そして女の子がフレッシュ!
自然も気持ちがいい。

おおらかさとか明るさがあるのがよかった。

欲望の翼(1990年製作の映画)

-

映像がいい。
劇場全体の湿度があがる。
バーチャリアリティ的体験。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.8

ティモシー・シャラメを堪能

ウッディ・アレンて、イカした若い男子も撮るんですね。

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