全てがシンプルで気持ちがいい映画だった。
現代のややこしい自我やら、複雑なシステムのない清々しさよ。
もろもろ削ぎ落として残った
「食べて出す、働く、恋する、夢みる」
モノクロの映像のなかから、長屋>>続きを読む
想像していたよりずっと論理的で、啓蒙的な感じさえした。
はちゃめちゃそうに見えて、実はその真逆な印象。
韓国映画の「お嬢さん」と似たようなところがあるけど、「お嬢さん」のほうがカタルシスがあった。>>続きを読む
最後のシーンが最高。
お互いおかしなことやらかしてるし、なんだかよくわからないし、しっちゃかめっちゃかなままでも、共にいるという選択をしてる。
簡単にわかりあおうとしてないし、それが目的でもない。普>>続きを読む
過剰なまでに、笑う顔、笑い声、笑えるジョークで埋め尽くされる。皆、そうしないとここに居られない、というような切迫感を持って。
でも、なにかのきっかけにぱたりとそれは止んで、素顔が現れる。
faces>>続きを読む
饒舌な映画。
お芝居、カメラワーク、音楽、セリフetc
観る者に色んな「引っかかり」を放り投げてくる。
「引っかかり」が、たまりにたまっても、観る者カタルシスは訪れない。
これっていわゆる「プレイ」だ>>続きを読む
インドエンタメ映画を初鑑賞。
お気楽ハッピーな映画と思って観たものの、実際は主人公ふたりが、痛めつけたり痛めつけられたりを繰り返す映画だった!
そんななか、やっぱり音楽は気持ちよく鳴り響き、ダンス>>続きを読む
タランティーノ「キルビル」のオマージュ的なやつかな?と思って見始めたけど、そういう視点で観るとなんだか物足りなく感じて、その視点は捨てて鑑賞。
殺し屋の話なので血しぶきシーンはあるけど、殺しの理由が>>続きを読む
カンフーをやりたくなった!
強い、はカッコいい。
いろんなことに巻き込まれてしまうんだけど、負けないため、失わないため、戦い続ける姿がカッコいいね。
美男美女の恋の物語なのだけど、
イヤミなところが全くなくて、
愛を貫くおふたりをみて
こちらが清らかな気持ちになれる。
俗世の神話。
相手を思う気持ちと自分勝手さが混在してて、思慮も浅くて、でも身体が先に動いちゃって。
そんな感じが、すごくいい。
そして、この妻夫木聡すき。
未熟なところが魅力的にみえる。
最後に泣いちゃうとこもい>>続きを読む
数ヶ月前に観たんだけど、内容忘れちゃった。
でも、よかった、楽しかったって気持ちは覚えてる。
そんな映画ありますよね?
そんな映画でした。
いろいろと普通。
時間もダラダラ長くない。
登場人物もいたって普通。
この普通さがいい。
そんななか、クリスタルさんの演技がいいスパイスになってる。
会社の電気消しおじさんは、謎でした。
きっとこの3人は、この先、散り散りになって、もう交わらないのでしょう。
輝かしいものではないけれど、
夜中の街の明かりのように美しいね。
刹那だね。
そして、風景が美しい。
その場、その瞬間に生きる>>続きを読む
重く醜く辛い日々が映しだされるなか、
菅田将暉演じる拓児は完全に天使だった。
拓児が唯一の光
人を好きになるって、結局は片想い。
それも、自分勝手なやり方で。
「それでいいじゃん」てな具合で、
痛さもむしろ清々しい。
このやり方なら、いくつになっても、
いつでも誰かを好きになれそうだ。
観た後に誰かと話したくなる映画ってあるけど、
この映画は別れた恋人と語り合うのがいちばん盛り上がりそう。
移民(開拓者)一家のお話。
とはいえ、「北の国から」ではない。
この時代に韓国からアメリカへ渡った開拓者だということを、掘り下げて考えてみたい映画。
男の子が可愛い。
この子の好奇心が、開拓者を感じ>>続きを読む
お父さんの身体が大きいのがいい!
そして女の子がフレッシュ!
自然も気持ちがいい。
おおらかさとか明るさがあるのがよかった。
ティモシー・シャラメを堪能
ウッディ・アレンて、イカした若い男子も撮るんですね。