ぱたさんの映画レビュー・感想・評価

ぱた

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呪い襲い殺す(2014年製作の映画)

2.5

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オカルトホラー。

続編を観賞した際に1作目が存在することを知りました。ならば見るしかないよなと本作も鑑賞。

海外のホラーゲームや映画でよく目にする"ウィジャ・ボード"。日本でいうこっくりさんによく
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ウィジャ ビギニング ~呪い襲い殺す~(2016年製作の映画)

2.8

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オカルトホラー。

お化け屋敷的な楽しさのある映画です。ジェームズ・ワンの風味をどことなく感じる演出だななんて思いながら鑑賞しました。来るぞ来るぞ…来た!という楽しさですね。カウチポテトにはもってこい
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

3.0

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青春映画。

パニック、スラッシャーのつもりで鑑賞し始めたのですが、歪な青春映画でした。学園ドラマでありがちな学校内でのいじめ表現や少年期ならではの同調圧から来るのぼせ上がった言動、どれを取っても、若
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.4

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ヒューマンドラマ。

どうにも儘ならない作品でした。前提として人は忘れる生き物です。忘却できない人にとっての生は苦しみでしかないと思うのですが、同時に何も記憶できないことの残酷さと言ったら、言葉にでき
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セルラー(2004年製作の映画)

2.5

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アクション。

深刻なコミュニケーションエラーを抱えた作品でした。作中の誰もが人に情報を正確に伝えることを放棄していて、情報を受け取った側も何故か自分だけでその情報を捌こうとしてしまっているので、モヤ
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.0

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自己愛に溢れた独白劇。

サイコパスのシリアルキラーが独特の美意識をもとに死体で家を建てる話をサスペンススリラー風に描く映画かなと思って鑑賞したのですが、少し印象が違っていました。どちらかと言えば、自
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オペラ座 血の喝采 完全版(1988年製作の映画)

2.5

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フェティシズム映画。

多分これは見る人を選ぶ作品で、悲しいことに私は選ばれなかった側でした。破綻した物語と作り手に振り回される意思のない傀儡のような登場人物たち。彼らは余りに生きていなく、そこには思
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.2

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近未来SFアクション。

こういうゲームにありそうな映画って、無難に面白いですよね。犯人の手掛かりを追う捜査シーンは大好きなゲームDetroit Become Human感があり、ひとりでバディものし
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バタフライ ルーム(2012年製作の映画)

2.8

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サスペンス。

アダルトチルドレンでいうケアテイカーに分類されそうな主人公アンが「子供の母親でいる自分」を絶対の自己自認にしてしまったが故に崩壊していく様子を描いたサスペンススリラー。

自分の価値を
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ディセント(2005年製作の映画)

3.0

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パニック。

不意打ちがかなり楽しい作品だなぁと。唐突に画面に何かを登場させて驚かせるという古典的な手法ではあるんですけど、毎回ちゃんとドキッとさせてくれるので楽しかったです。

それと、今何かが起こ
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ザ・ウォード/監禁病棟(2010年製作の映画)

3.0

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パニック、サスペンス

何もトリックが破綻していないサスペンスでした。展開はよく似た作品もあるので、観客がすんなりとストーリーを呑み込みやすく、わかりやすい伏線も用意されている事もあり、類似作品を観て
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バイバイマン(2016年製作の映画)

2.6

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SFホラー。

特に内容はなくて、気軽に楽しめる都市伝説系ホラー作品でした。多分、恐怖感を楽しむというより好奇心を擽るのを主旨にしてるんじゃないでしょうか。なので、特に何も裏切られないですし、観客が予
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.2

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不穏な世界線のフェアリーテイル。

音や映像の明暗、淡々と進んでいく情景描写による、何か必ず悪いことが起こるという不穏な予感を切々と描き出した作品。描きたい世界観や設定が確立しているからなのか、グリム
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トールマン(2012年製作の映画)

3.2

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ふんわり社会風刺サスペンス。

鑑賞してみての率直な感想は「感情的に難しいな」でした。凡そ結末の何処に自分を置くかで異なる主張が生まれてしまうのですが、特に難しいのは、その何れにも多少の共感ができてし
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.5

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脱出系ホラーミステリー。

個人的な印象なんですけど、フレンチホラーって人間の恐怖心を煽ると言うより、不快感だとか嫌悪感を抱かせる描写が好きですよね。倒錯的というか。モラル的に引っ掛かるというか。ホラ
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.4

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サスペンス、スリラー。

メメントでもうっすら思ったんですけど、最初に結果を見せて逆行していく演出って始まって10分ぐらいが拷問並みに退屈だなと。そこを抜ければ急速に面白くなっていくんですけど「サスペ
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言葉にならない(2020年製作の映画)

3.0

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ショートフィルム。ドラマ。

死にゆく叔父を目の前にして、彼女は何を考えたんだろう。勝手に死ぬな、過去の清算もせずに傷つけた者を置き去りにして逃げるなと、そんな怒りを覚えたのだろうか。暴行され誰にもそ
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海底47m(2017年製作の映画)

3.0

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シャーク、パニック。

前置きパートは短く、割りと序盤から「無力感と緊迫感を感じたくて観た」という需要を裏切らずに、直ぐに登場人物を窮地に追い込ませてくれる作品。

先日初めて観たサメ映画がMEGだっ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.7

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ドラマ。

デトックスムービーの触れ込みは伊達ではなかったです。えもいわれぬ幸福感に包まれた2時間でした。ドラマとジャンル分けしているんだけど、ドラマティックに何かが起こる作品ではなくて、2人のひた
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アポカリプト(2006年製作の映画)

3.0

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古代文明を舞台としたアクション映画。

民族系パニックものか、という気持ちで見始めたんだけど、中盤の市場のシーンでリュウゼツランの株を見つけた瞬間から、「これ、進研ゼミでやったとこだ!」と一気に違うベ
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.8

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シャークパニック

今までサメものパニックって観たことなかったんですが、海のゾクゾク感を感じたくて初挑戦しました。

海中建築物って、本当に堪らないですね。○○建設のCMとか流れてるとわくわくが止まら
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.0

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ハイテンション、スプラッター。

ストーリーは殆どなし。何かしら深いメッセージもなし。意味もなく動物の仮面被ってみました感、あの勢いに任せてエンディングにいく強引さ。気になることは多々あれど、圧倒的な
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AGAVE 命の葉(2014年製作の映画)

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ドキュメンタリー。

リュウゼツランをめぐる人類の歴史について。感想というよりメモ。

リュウゼツラン、サポニン、毒、毒矢、解毒できない、狩りに使われた。48時間蒸すことで加水分解され、食用になる。
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THE 4TH KIND フォース・カインド(2009年製作の映画)

2.5

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SFスリラー。

「アンビリバボー」や「世界仰天ニュース」が好きな人は面白く観られる映画では?再現VTRと実際の映像記録(という体)の2つの映像を駆使して、現実世界で実際にあった事件を基にしているとい
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.3

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ダークファンタジーなヒューマンドラマ。

映像がとても美しかった。コナーの揺れ動く心情が丁寧に描写されているし、彼の葛藤が生々しくもあったなと。

「信じることに疲れてしまった」「終わりを望んでしまっ
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傷だらけの男たち(2006年製作の映画)

2.8

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仄かにサスペンス香るヒューマンドラマ…?

どちらの気持ちで観たら良いのか悩む作品でした。こんなことを言うとちょっとアレなのですが、サスペンスで推したいのかドラマで推したいのか、どっち付かずなんですよ
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特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.6

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サスペンス、ヒューマンドラマ。

素直に面白かったです。捜査そのものもそうですが、何が彼を殺人へ駆り立てたのかをゆっくりと明かしていく過程が丁寧でした。

観ていて思ったんだけど、トマスって結局誰より
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マッド・ダディ(2017年製作の映画)

2.8

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ハイテンションスリラー。

家族に隠れてビリアード台を作っていたブレントの「境界線くらいは必要だってことだよ」「自分の隠れ家を作ってたんだよ」「俺はブレントだった。君はケンダルだった。それが今じゃただ
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アパートメント:143(2011年製作の映画)

2.8

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SFスリラー。

映画というには演出が少なく、ドキュメンタリーというには物語があるという不思議な撮り方の作品でした。映像記録とか診察記録とかそういうものに近い印象です。セピア色のフィルムっぽい画で淡々
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ハンティング・パーティ(2007年製作の映画)

2.5

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実話を基にしているふんわり社会派クライムコメディ。

実話を基にと題打たれると、滅多なことは言えないなと、たたらを踏んでしまう質です。ですが、恐れずに言うと薄く浅いです。フィクションとしては内容や脚本
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.2

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パニックアドベンチャー。

感想は一つです。
モササウルスの大水槽をゆっくり眺めたい。

海洋生物は好きです。何なら海が好きです。何故って恐ろしいからです。恐怖って本当に感覚的なものですし、言語化が難
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人類遺産(2016年製作の映画)

3.5

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アートフィルム。

私の中の好きが溢れて困る。本当に何も考えず自分のためだけに見てるんですよね。この作品の芸術性とかある種の社会風刺とか或いは哲学とか、そんなことは考えてなくて、微睡みながら退廃してい
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.6

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サスペンス。

かなり宗教色の強い解釈(かなりの妄想)になってしまうので、苦手な方は自衛してくださると有り難いです。

一年前に流産したロビンと夫サイモンは夫の地元に近いカルフォルニアに居を移すのです
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.5

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スリラー。

アダルト・チルドレンのバレリーナがプリマに選ばれたことを契機に自己認容していく、その過程における苦悩と快楽、自己支配からの解放を描いたスリラー映画。柔く喉を締め上げられるような苦しさを感
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特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.0

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サスペンス風味のリベンジスリラー。

1作目が好きな感じだったので、続編も観てみようと思い鑑賞。

1作目がそうだったので、サスペンスかと思って鑑賞したんですけど、少し違っていました。その要素は二人が
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ヴィジョン 暗闇の来訪者(2014年製作の映画)

2.7

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ミステリー風味のオカルトホラー。

ラスト10分までは全く面白くないのですが、そこから怒濤の伏線回収ゾーンに突入し最高潮を迎えて収束する映画。

謂わば、70分強は前フリです。PTSDに苦しむ妊婦イヴ
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