いい時代だった、という。渦中にいるときは楽しいばかりじゃないけれど、一生忘れられない人生の一時期。
離婚しないとか、一線を超えないとか、そういう決め事がそんなに価値が高いのか、よく分からないけど、決>>続きを読む
この国の女性たちのこんな立場、誰でも絶対に嫌なのに、それでも続いているんだなあ。男性だって、この父親みたいにすぐに暴力にさらされる、キツい状況。
「まっすぐ歩いて、地雷があるから」ってさらっと言う子供>>続きを読む
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すらすらと平板なトーンで自分の話をする人が多くいる、カセットテープから流れる芝居のセリフが、心情や状況にちょうど合っていたりする、だからだんだんどっちが本当でどっちがお芝居なのか、はっきり区別できるも>>続きを読む
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びっくりして笑いそうになるけど、なんか不謹慎な気もして、でもなんでわざわざこの展開?ってうっすら疑問も感じる、シャマラン映画特有のなんて言ったらいいのか分からない気持ちが味わえたので、良かった。
「ビ>>続きを読む
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アブエラの歌声が力強くて豊かで、ほんとによかった。
歌の最後で、地下鉄の階段を上がってゆく後ろ姿の余韻が、私には映画の最後まで残っていた。こういう風に仕事に向かい、ここでずっと暮らしてきた女性の人生。>>続きを読む
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腹が読めない、本当はほんとに悪いのでは…と言う凄みのあった大上がいなくなって。
3年前とは顔つきも仕事ぶりも変わった日岡だけど、まだ大上ほどの重みはなくて、あのやたらと恐い鈴木亮平と対峙できるわけ?>>続きを読む
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どういうことなのかなぁ、「良いこと」だと描かれているっぽいことを、素直に「良いこと」とは受け取れない。そんな感じ。
正しいか正しくないかより、とにかく行動することが善、とそういうことなのか。素顔をさ>>続きを読む
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原作が大好きな子供と一緒に鑑賞。
きっちりびくっとして、ほっとして、ニコニコして、とても楽しんでいる様子だったので良い映画です。
私は17冊ぐらいある原作を読んでいないし、作中ではいろいろあるのでし>>続きを読む
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ナターシャがエンドゲームで取った行動を、なるほど、と思わせるお話。目の前で人が死ぬことを絶対に見逃さないと決めてたんだ。
何作後でもいいから、生き返るとか…実は生きてたとか…ドクター・ストレンジがな>>続きを読む
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おもしろかった。
これは、やっぱりウィレム•デフォーのヤバさが判明していくのか、パティンソンが狂っていくのか…と思ったら、なかなかそうはならないな、そういうお話じゃないのかな…?
それにしても、2人>>続きを読む
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「ポーの一族」のように、儚く美しく生き続けるわけでもなく。
出生率は下がり、自殺率は上がり、安定してるけどディストピアっぽくて。
「なんで写真を撮るの?なんにも変わらないのに」なんて思いながら生きる>>続きを読む
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これは、2の方が面白かったかも。意外。
一つ一つのヒヤヒヤはオーソドックスなものなのに、足を降ろす、扉を開く、燃え上がる火、とか、同じ要素をどんどん重ねて繋がっていくのが楽しかった。
埠頭の人々は>>続きを読む
なぜ、総理大臣になれないのか。
自分の言葉で話し、目指す理想を持ち、権力欲はない人。
うつろで、先のことは考えず、権力を見せつけるだけの今の総理とは、正反対だもんなあ。今の政治の仕組みでは、なれないっ>>続きを読む
最初からほとんど全部提示されてて、そのままの素直なお話。
清原果耶が完璧だと思う。朗読や一人芝居のような、清原果耶をみるための映画。
助演の人々、こういうのを受けの演技って言うのかな。
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物を盗まれたと言う、食べたのに食べてないと言う、徘徊するなど、聞いたことはあるけれど…
認知症の人を面倒見る場合、どうすればいいんだろうと考えたことはあったが、自分がなったら。これは怖い。こんな気持ち>>続きを読む
ラリーの仕事ぶりがいいなと思う。
怒鳴られて退場するキャストに舞台袖まで付き添い、怪我人には、あそこはいい医者だから大丈夫と声をかけ、ボスと友人のプライベートには立ち入らないけど、親切にはする。>>続きを読む
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書店で値段をじーっと見て結局買わない客、ダウンロードした漫画を読むと言う小学生、赤字の文芸誌。
現実はわかるけど、本が好きな人間としては、松岡茉優に上手くいって欲しいと気持ちをのせて見てしまう。だから>>続きを読む
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自宅の窓から見えた景色、誰もいない、人工物は何もない景色。
人からは「あんな寂しいところ」なんて言われても、彼女にとって自分の居場所だと思える場所は、こういう広々とした景色のなかにしかない。
故郷は>>続きを読む
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これまで、映画で見てきた友達描写、男女描写が、どれだけステレオタイプだったか実感した。
例えば自転車の二人乗りは、恋愛かヤンキーかのどっちかが多いけど、今作の楽しそうな二人乗りはとても良かった。>>続きを読む
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音楽かっこいい。
「砂の器」とか横溝正史とか昔の日本映画みたいだな、頭を取られたシシ神様みたいなのが何体もいるな、突然「ツリー・オブ・ライフ」始まった、ナウシカと墓所の主の会話みたいだな、巨神兵?「>>続きを読む
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「女性らしい、しなやかな感性に期待して採用しました」とか、
そういう物言いする人はなんも分かってないと、こんなにしっかりと描いてくれた。
「女だからだめなんじゃなくて、能力が足りないからプロとしては>>続きを読む
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「家族」って、生きる目的でもあり手段でもあるんだな。
食べていけないようでは家族は維持できない。
法が適切に運用されていれば、つばさが言ったとおり、ヤクザは時代に遅れ、なくなっていくのかもしれない。>>続きを読む
真顔で見なければ、ちゃんと、面白い…
サトウとの因縁も、でんでん太鼓も、全部よく分からない!笑った。
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タイトル自体が皮肉、空がふわーっと映ったラストにタイトルが出た。
頑張ろうとしている人が上手くいかないのは、あなたのせいでもあるんですよ、って突きつけられて何も言い返せない感じ。
キムラ緑子さんの「>>続きを読む
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これ、亡くなった前妻も、「母親失格」と追い詰められた末の逃避だったのかも。事故は事故なんだろうけど。
前半のミュージカルっぽい、つくりものの幸せ感、土屋太鳳の身のこなしに見惚れた。後半の完全に目つき>>続きを読む
主役が真面目でよく頑張るし、落ち込んでも素早く回復するし、なんかカラッとした話だ。ミヤギを見てるのが楽しい。
「暴動は防がなくては」
「けれど、正当な怒りならば?」
このやりとりが全てだわ。
やられてやりかえしていけば、ひどくなっていくしかない。でも権力側の横暴、こんな不当な扱いに耐え続けられない。暴力に抗>>続きを読む
やっぱりいい曲で、歌う姿もよくて、見入ってしまった。
最初の、当然のような顔で堂々と、契約内容?話通じてる?みたいな、あまりに不条理で、主人公と同じくなんでこうなる…?って気持ちで見てた。
それなのに、ひとつでも自分が大事にしているポイントで通じ合える>>続きを読む
20年近く前の映画なのに、この表情、このポーズが好きだったと、たちまち思い出した。
ヴェルマの顔つきがとにかく好きだった。
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暑そう、とにかく蒸し暑いのが伝わってくる。
シリアスなんだけど急な展開とか、いきなり爆発する感情とか、雰囲気ありすぎの支配人とか、踊り子の踊りとか、あと、ドレスで高速回転するとことか…ちょくちょく不>>続きを読む