オールバック乙女さんの映画レビュー・感想・評価

オールバック乙女

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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

4.0

まずはニューヨークのブロックを走り回るゴーストバスターズが見られたことが嬉しい。
オープニングから最高で、各演出鳥肌待ったなし。
焦らし方はシリーズでもトップクラスに上手かったように感じた。ゴーストの
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ベッキー、キレる(2023年製作の映画)

3.7

前回とシナリオはほとんど変わらないが、レベルアップしてるなと感じるほど痺れる作品。
相変わらず電話越しの煽りは最高だし、出血量も大満足できる。
キャラクター同士の繋がりも感じられ、閉鎖的でありながらそ
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変な家(2024年製作の映画)

2.8

どうにかしてホラー要素を盛り込んだように感じた作品。ジャンプスケアやPOVを所々に散りばめ、王道なホラーエンタメとして楽しめるように変換されていた。
後半に進むにつれ原作の雰囲気から離れていき、ラスト
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

語らない美しさを感じる作品だった。
プロット自体はかなり王道だが、語らないだけでここまでも斬新に見えるんだなという感覚。
寡黙な2人だが、寂しさが表面的に出ていたり、次第に表情が柔らかくなっていくあた
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.7

こういうの大好き。
かなり大味ではあるが、クマがコカインを吸う(食べる)描写は野生的かつ美しい。
全く別の経緯で人が森へと集まり、それぞれがストーリーを展開させていく。いつ誰に危害が及ぶか分からないハ
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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(2004年製作の映画)

3.3

ジム・キャリーが演じればどんな訳もアニメーションチックに見えてくる不思議。
ファンタジーとしてはかなり軽めで見やすい。
お話の語り手の存在が最後の最後まで隠されているのいい。見終わってキャスト見てちょ
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マン・フロム・トロント(2022年製作の映画)

3.6

ウディ・ハレルソンの情を失った役大好き。そこから愛情を取り戻していったときの表情も良いし、非常に健康的な作品。
ケヴィン・ハートは今回も面倒事に巻き込まれて可哀想。
マンフロムトロントとは言いつつ、世
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.3

パッと見不穏で気持ちの悪い作品だが、スッキリする復讐劇。
ゴードが初登場するシーンのちょっとぼやけて映る姿が不気味すぎて良かった。
こういう雰囲気の映画に動物が出ていると、動物の安否だけが不安になって
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チキンラン ナゲット大作戦(2023年製作の映画)

3.8

待ちに待った続編!期待以上のものが見られた。前作は脱出がメインだったが、今度は潜入。前作との差別化がはっきりしていて、続編にする価値があった。
言葉遊びやジョークもなかなか笑えるし、人間側がみんな間抜
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スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)

2.9

設定やビジュアルはすごく好みだった。タイトルから分かる通り、ダークなテーマで世界観もかなり暗い。設定はティム・バートンのようで、ビジュアルはレイトンシリーズに近いものを感じた。
ただ、ものすごく長く感
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

4.4

映画館で見ておけばよかったと強く後悔した。
実写の中にストップモーションという不思議な映像で、しかもモキュメンタリーという面白い手法全て使っていて90分あっという間だった。
マルセルずっと可愛いし、可
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変態小説家(2012年製作の映画)

3.2

ホラー映画だったら怖い描写に写るのに、滑稽に見える不思議な映像だった。
幻覚のせいで生活が狂っていくのが面白いし、何よりサイモンペッグなのが良かった。
はいはい幻覚ねって思っていたところからの急展開が
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キャンディ・ケイン・レーン(2023年製作の映画)

3.4

エディ・マーフィ全然変わってないなと思えるホリデー映画。
町をあげて飾り付けのコンテストを開催し、優勝を目指していくのだが、途中からそんなことどうでもいいようなファンタジー展開になっていった。コンテス
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ペイン・ハスラーズ(2023年製作の映画)

3.4

ただただエミリー・ブラントがありがたい作品。
医療業界ということもあり、お堅い人達が汚い手口で成功を収めるものだと思いきや、学歴不問で体当たりなやり方だった。でも実際そんなもんなんだろうなという妙な納
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スパイキッズ3-D:ゲームオーバー(2003年製作の映画)

3.0

ゲームの世界に入ったあたりはすごくワクワクできた。
初期のプレイステーションのようなビジュアルに、新しくも古くも感じながら見られた。
ただ、それ以降目を見張るような場面に出会えず、1作目が1番良かった
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スパイキッズ2 失われた夢の島(2002年製作の映画)

3.3

シリーズものの2作目あるあるな、物わかりの良さと油断と傲慢が如実に出ていて分かりやすかった。
前作よりも規模が拡大しながら、レベルアップしていて、キメラ動物の造形も可愛らしかった。
しかし全体通して一
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スパイキッズ(2001年製作の映画)

3.8

なんでもありでやりすぎだけど、それくらいでちょうど良いと思える作品だった。
スパイ道具のワクワク感やちょいハイテクな部分は、こういう映画だからできるんだろうなと思う。
フループの世界観は「夢のチョコレ
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.9

約2時間半、豪華キャスト故にかなりボリューム感のある作品。
サイバー攻撃を発端とする常に不安を煽ってくる、全4章からなるストーリー。
長時間風呂敷を広げて新しいざわつきを提供してくれるが、回収しきらな
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ゴースト・ハンターズ(1986年製作の映画)

3.4

なんだこれはと思っている間に終わってしまうくらい、勢いのある作品。
「遊星からの物体X」を作っている監督のイメージで見ると、さらに置いていかれるのかも。
キャラクターもバラエティに富んでいる一方で、ア
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.3

無気力貧弱サイモンペッグ愛らしくて好き。
サイモンペッグとわんちゃんにコメディ要素を詰め込んでいるかと思えば、以外に宇宙人側の方がコメディタッチだなと感じた。
翻訳機の故障やカウントダウンといった、随
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

4.0

ピュアな切なさと新鮮なノスタルジックを感じられる作品だった。
「死」がややポップに描かれていることで、過剰に悲しんだり重い雰囲気にならない、いい空気感だった。
一人一人のストーリーをバラバラに描いてい
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バービー(2023年製作の映画)

3.6

ジェンダーに真っ向から切り込んだ作品。
女性像や男性像をかなり社会的に取り扱ってはいるが、自虐になるくらい振り切っているから、社会派にならずにコメディに着地している。
パステル調で作り物っぽいところも
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ファミリー・スイッチ(2023年製作の映画)

3.6

作業ついでに観ようと思っていたが、結局見入ってしまった。
家族のハートウォーミングものというホリデーの定番ではあるが、子どもがかなり今どきで、興味のないものにはとことん関心を示さない性質にかなり現実味
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シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)

3.3

ジワジワっと不安が侵食してくる雰囲気にスティーブン・キングらしさを感じた。
クライマックスのスピード感と名前の意味に気づくあたりが良く、特にドアの使い方が好き。
ラストもほんのり余韻を残してくれる終わ
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マーダーヴィル サンタを殺したのは誰だ?(2022年製作の映画)

3.5

もはや長尺のコントを見ている気分。
みんな平気で笑ってるし、笑わせにかかってる。シナリオの重厚感全無視して笑いにふりきっている感じが良かった。

プレステージ(2006年製作の映画)

3.4

一瞬のトリックのために人生を捧げて演技し続ける徹底ぶりに感心する映画だった。
日誌を起点に過去から振り返っていくストーリーで、途中そういうことなのかという理解をしながら見進めていくものだった。終盤から
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ベイウォッチ(2017年製作の映画)

3.5

コメディとシリアスのメリハリがしっかりしている作品だった。
コメディタッチで描かれるロック様はどの作品でも大好き。
下ネタもどぎつ過ぎず、みんな平等に幸せになってくれるからよかった。
ロック様が強すぎ
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リッチー・リッチ(1994年製作の映画)

3.7

「世界一金持ちな子ども」、そんな風に言われてみたかった。
商才をガンガン発揮してくるのも良かったし、ドヤ顔も沢山見られて嬉しかった。
機転の利いた突破術はホームアローンぽさを感じながら、仲間との協力も
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