オールバック乙女さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

オールバック乙女

オールバック乙女

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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.9

前作の方が好きではあるが、これもこれで凄く良かった。

前作の生々しい質感でグロい造形が大好きだったため、CGメインの造形になってしまったのは寂しかった。ただ、その分前作よりもモンスター感が強くなって
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プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

3.4

時間制限付きの異能バトル。能力が全部動物から引用されているから、ド派手過ぎない。ただどんな生物のどんな生態を引用しているのか説明が無かったら、何も分からなかっただろうなという感覚。
途中のアクションも
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夜の来訪者(2015年製作の映画)

3.3

無駄のないストレートなシナリオ。派手に展開させすぎていないため、状況が把握しやすく、毎場面納得しながら見ていられる。
ラストは若干捻ってくるが、それでも無咀嚼で飲み込めるような作品。

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.2

真っ白な悪と真っ黒な悪の正面衝突。凄く良かった。
途中雰囲気がガラッと変わり、後見人要素関係なくなってくる。しかし、そのおかげで着地点が分からなくなり、クライマックスで唸る。
納得のシナリオだし、その
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.1

遠い記憶で消えかけていたため、2回目の鑑賞。初めて観た時からキャスト豪華だなぁという印象だったが、今観るとマット・デイモン若っ!細っ!ってなった。

キャスト全員に色気があり、ハラハラさせつつも安定感
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.3

敵サイドの暗殺集団とマッツ側の色味が違いすぎて、目がチカチカした。そいつらがマッツと対峙するところは凄く好きだった。
ただ、それ以降ずっとほんのり暗くて、最強殺し屋的な爽快感はなかったという印象。

ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

3.7

ピュアでチャーミングなコメディだった。でも根底にはシニカルなメッセージがあったり。
無機質な声で下品な話すると、シュールかつおバカで良い。
驚くことに、主人公が風景の美しさに気づくまで、自分も風景に目
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.5

予想以上に素敵な映画だった。
ワンシチュエーションの会話劇なのに、ずっと引き込まれる。巨漢故になかなか動き回れない分、周りの登場人物が動くことで空間の広がりを感じるし、チャーリーが動けばそれはそれで画
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スパイク・ガールズ(2019年製作の映画)

2.5

元気よく「面白くないっ!」って答えられる作品だった。体育会系女子という触れ込みだったから、そこを活かすのかと思えば、結局多感な時期の女の子がパニック起こして、みんなで退治するだけ。

場面の切り上げも
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ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

3.8

タイムスリップ系スリラーコメディ。タイムスリップが脈絡無さすぎて、急に規模が大きくなった気がした。
冒頭の殺人現場の語りがミニチュアで再現されていたのは凄く好きだった。
過去でトラブル起こしまくったけ
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ハッピーボイス・キラー(2014年製作の映画)

4.0

ポップとバイオレンスの切り替えが気持ちいい。ただ交互に変わるだけでなく展開が進むにつれて変化していくのが良かった。
声が聞こえることの意味がしっかり裏付けられているから、無理矢理感もそんなに無かった。
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.7

感想ひとつとってもネタバレになりそうで、なかなか上手にオススメできない作品。
改めて鑑賞してみると、やっぱり車の中で母親に打ち明けるシーンがグッと来てしまう。
クライマックスのために構築される内容では
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サイン(2002年製作の映画)

3.4

幸運をただ幸運と考えるか。日常のちょっとした事象全てに意味があるのではと考えてしまう作品だった。
若干物足りなさを感じたが、アルミホイルを頭に巻くホアキン・フェニックスは可愛かった。

デイブは宇宙船(2008年製作の映画)

4.0

初めて自分の意思でレンタルした思い出の作品。
改めて鑑賞して、頭空っぽにして観られるコメディでありながら、エモーショナルな部分も醸成される作品だなと感じた。
エディ・マーフィくらい笑顔が素敵になりたい
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ランゴ(2011年製作の映画)

3.7

率直に素敵なアニメーション作品だなという印象。
人間サイズで展開させても良い所を、あくまで等身大にこだわることで、場面によって大きく見えたり小さく見えるのが良かった。
ビジュアルも魅力的なキャラクター
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スペンサー・コンフィデンシャル(2020年製作の映画)

3.9

かなり王道なアウトローサスペンスだった。王道故に最初から最後まで予想通りの展開。ただ、やけにワンちゃんがいっぱい出てきたり、大型トラックの免許を取ろうとしたり、そういった細かい要素が丁寧にストーリーに>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.9

アホのアクションだと思って避けてたけど、純度100%のファンタジーで嬉しかった。
異種族が入り乱れたり、ドラゴンが太っちょだったり、わちゃわちゃしてて良かった。
ファンタジーでしか聞けないようなSEも
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.6

ストーリー自体はかなりストレートだから面白いことは言わずもがな。組織を崩壊させる動悸が家族愛や復習ではなく、正義感というところがまた違った王道ルートで良かった。
テーブルの上の物を綺麗に並べたくなっち
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96時間(2008年製作の映画)

3.5

シンプルな構成かつ90分でかなり見やすい作品。徹底的に始末する仕事人と娘を愛するパパの2つの顔が見られるのは、無敵主人公系でも珍しい気がした。
96時間以内という設定がありながら、あまり時間に追われて
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.3

ブチ切れ大暴れモノだと思ってたけど全然違った。
全体的に暗いが、一人一人の喪失感や過去を丁寧に描いていた。
「リベンジ」という言葉に対する固定概念に気付かされた気がした。

マンハッタン殺人ミステリー(1993年製作の映画)

3.4

軽快なコメディでありながら、思いのほかミステリーとして成立していた。
素人ならではのドタバタ感や軽率な行動力が良かったし、ひとつずつに仮説を立てていく順当さも良かった。
何より会話を1歩引いた位置から
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.4

1人の男の人生を辿る語り主体の作品。
目まぐるしく切り替わるセットの作り物感が良かった。作品の中に対話はほとんどなく、「伝える」ことに特化しているように感じた。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.6

今まで観た映画の中で1番ドキドキするカウントダウンだった。どんなに白熱していても、1歩ホテルに入れば休戦する。この静と動が紳士だった。ホテルが唯一の安全地帯だと思わされていた。
乗馬キアヌの色気が素晴
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

2回目の鑑賞。
ウェス・アンダーソン監督作品に出てるオーウェン・ウィルソンが一番好き。

赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

2.4

コメディ過ぎて全然合わなかった。開始10分で挫折しかけた。
小説の雰囲気が好きだったため、忠実な映像化を期待していた分、全てのキャラがコミカルに描かれていたのが納得いかなかった。
もしかしたら小説読ん
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.0

1作目よりもエレガントさが増していた。
仕立て屋からコンシェルジュまでプロフェッショナルな仕事っぷりがよかった。
キアヌは何回車に轢かれれば気が済むんだろう。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.7

重い腰を上げようやく鑑賞。もっと早く見ておけばよかった。
ブチ切れキアヌも紳士なキアヌもかっこよかった。犬と戯れるキアヌが可愛すぎてダメだった。
どこまでも黒が映える映画。

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.7

ずーっと不穏な雰囲気で、若干希望を感じなくもなかったが、やっぱりどこまでも不穏だった。
基本ストップモーションなのだが、ロウソクの溶ける速度が異様に早いなど、一つの画の中にコマ送りとリアルの二つの時間
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(2021年製作の映画)

3.6

ノイズのおかげでずっと不安な気持ちにさせられた。
ストップモーションから実写に切り替わった瞬間、すごく不思議な感覚になった。

とっととくたばれ(2018年製作の映画)

3.4

グロいけどポップでコミカル。狭い部屋にどんどん人が集まってくるシチュエーションに、一人一人のストーリーにフォーカスが当てられたプチ群像劇が合わさったような展開。
全員タフすぎて出血量だけが増えていく。

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.5

男の静かな意地の張り合いが良い。静と動がはっきりしていて、テンポも良かった。
とにかく欲が前面に押し出された、欲求映画だった。

スマイル(2022年製作の映画)

3.9

視覚的にも聴覚的にも刺激される作品だった。特に始めからタイトルが出るまでの導入がすごく好き。
ストーリーもしっかり怖いが、所々で出てくる変わった構図に引き込まれ、目が離せなかった。
びっくりポイントも
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