日の出食堂さんの映画レビュー・感想・評価

日の出食堂

日の出食堂

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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

迫力あるバーンスタインの音楽、複雑なオーケストレーションの響きは映画館で味わう価値あり。
ダンスはジェローム・ロビンスの振り付けを一部踏襲しながら新しいバージョンになっていたが、個人的にはオリジナル版
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あの頃。(2021年製作の映画)

2.7

小汚いおじさんたちだけど、雰囲気はしっかり青春映画。
しかし、青春にありがちな、楽しかったあの頃を思い返して感傷に浸り、「あの頃は良かったなァ」などと過去を美化して現在を憂うおじさんではなく、「あの頃
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ボストン市庁舎(2020年製作の映画)

3.0

・ナレーション、字幕など一切省いて、いきなり何かの会議や集会や式典の様子が断片的に映されるので、観客はなんの場面なのか話を聞きながら推測するしかなく、4時間半の長丁場、なかなか集中し続けるのは疲れた(>>続きを読む

夏時間(2019年製作の映画)

4.0

少女から女性に変わる一番不安定で難しい季節をリアルに描いていて、自分にもこれに近い時期があったなぁと共感できた。
写真としても成立するような光の描き方、特に夕方や朝の光がとても美しいのと、セットではな
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

光や植物などを通した時間の写し方が綺麗で、特に武田先生のお庭は素敵だった。
「日日是好日」の意味を、観ている私たちも主人公の典子ちゃんと一緒に、ゆっくりと理解していく映画。
「分からない」ことが許せな
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天気の子(2019年製作の映画)

3.3

コロナ禍の前に作られた作品だけれど、世界が自分たちの力ではどうしようできないことで変化している今見ると、とても前向きなメッセージとして本作を受け取ることができる。

主人公は世界か、自分か、という究極
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ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

2.5

他人の悲劇は喜劇の味

いろんなシーンが断片的に現れるが、全編青みがかったグレーの色調でまとまっていて、現実と寓話のあいだのような雰囲気に包まれている。
好きだったのは、レストランのウェイターが、新聞
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衝動 世界で唯一のダンサオーラ(2017年製作の映画)

2.5

フラメンコダンサー、ロシオモリーナの活動を追ったドキュメンタリー。本番のシーンもあったが、やはり生で見なければ伝わらない部分が多いだろう。映画館で見たので音の臨場感は味わえたけれど。
印象に残っている
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建築と時間と妹島和世(2020年製作の映画)

-

妹島建築を妹島和世自身が語る記録。語り手は妹島和世本人のみ。個人的には彼女の思い描いたものを形にするために、周りで支えているスタッフや職人さん、施主、利用している学生などの視点も見たかったけれど、徹底>>続きを読む

東南角部屋二階の女(2008年製作の映画)

3.5

定まらない男たちと、そんな男性に惹かれつつも自立した女性たちの物語。
古い木造アパートが人の手を加えることで再び息を吹き返していく様が素敵だった。
みんながまた笑顔で集えるような未来があるといいな、と
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天然コケッコー(2007年製作の映画)

3.0

たしかに主人公二人は可愛く、カッコよく、山陰の四季は美しい。
けれど、爽やかでキラキラしているだけが青春ではないし、田園風景の美しさだけが田舎ではない。一見平和で牧歌的に見える若者の青春や田舎の世界は
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