pantherさんの映画レビュー・感想・評価

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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.3


「大事なのは、誰を好きかじゃない」

…あ、理性が勝った。
とか誰でも思ったことがありますよね。
この映画は、
判断、ポジティブ、ネガティブ、衝動、記憶
が擬人化され脳内会議をします。

主人公いち
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色即ぜねれいしょん(2008年製作の映画)

3.9


「この瞬間瞬間が過去になっていく」

ヤンキーにも優等生にもなれない
ちょっと残念系男子、イヌ。
不純な動機で仲間と共に夏の島へ。

そこでの人との出会いと別れ。
「さよならだけの人生じゃつまらねー
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ディア・ドクター(2009年製作の映画)

3.3


「あの人が神様ですから!」

ご年配の方が多い小さな村に先生一人。
心配になれば訪問診療もなんのその。
村民の頼りで唯一無二な存在。
そんな「神様」みたいな先生は…。

とにかく鶴瓶師匠に圧倒された
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.1


色々な意味で裏切られたかな。笑
チンタラ感が凄まじかった。

裁判やった意…
やめておきましょう。

前編に比べ
鬼気迫るものも無かったし
無駄に裁判長いし(これが普通なのか?)
間延びしたかなーと
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ロボジー(2011年製作の映画)

4.0


「誰もロボットの中に人が入ってるなんて思わないでしょ!」
ごもっともです(笑)

70過ぎたおじいちゃんがロボットに入って
世間を賑わす話。
おじいちゃんのあのおじいちゃん感
あの3人のポンコツ感
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.2


「どん底で終わるより一夜の王になりたい」

まさにこの気持ちを体現して
一般人が芸能人になった話。
ただその一般人が普通ではない。
やり方も性格も狂気じみている。

物語はどこまでが妄想なのか
どこ
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.4


「人生を楽しめ。」

これって、できそうでできないことなんだよね。

余命宣告された老人二人が残された時間で
文字通り豪遊しながら人生を楽しむ話。
これは「好機」と、「棺おけリスト」をこなしていく。
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undo(1994年製作の映画)

2.8


「二人の愛を縛ったの。」

心の病気で何もかもを紐で縛ってしまう彼女。
それに翻弄される彼氏。
二人の愛はきつすぎたのか、ゆるすぎたのか。

んー45分程なので多くは語りません。
監督の世界観の塊か
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空気人形(2009年製作の映画)

3.2


「心を持つことは切ないことでした」

ラブドールと言うのかな?
ダッチワイフと言うのかな。
あれが心を持ったら、外見だけ人間になったら。
という話。

心を持ってしまった人形の喜び、
そして切なさと
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ポテチ(2012年製作の映画)

3.9


「ぶっ飛ばす元気がある人が死んじゃダメだって!」
この冒頭シーンのセリフで完全に心持ってかれました。

心は優しいけどダメ男な主人公。
反対に高校球児時代に一世風靡した尾崎。
主人公にとって
同じ地
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

4.2


「私たちの中学で起こってることなので
私たちだけで調べます」

ある中学生の死から始まる物語。
前編では校内裁判の手前までとなっています。

主人公は学級委員藤野涼子。
この子は凄いわ。瞳が美しすぎ
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イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

3.6


「No one is alone.(誰も一人なんかじゃない)」

赤ずきん、シンデレラ、
ラプンツェル、ジャックと豆の木
それぞれの話の主人公が
みんなそれぞれ「願い」を持ち
森の中で出会ったとき、
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.7


「自分の足で立って生きていきます。」

訳ありフリーター21歳女性、鈴子。
100万円をバイトで稼いだら
自分のことを誰も知らない土地へ。
海へ山へ町へ転々とする日々。
出会う人出会う人の優しさ、
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.2


おかえり、ヒーロー。

ペコとスマイルという性格正反対な二人。
その二人が卓球を通して見せる絶妙な友情。
アクマ、ドラゴン、チャイナ…
というライバルにもそれぞれのドラマが。
確かに話は王道かもしれ
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.3


あのとき独特の閉塞感、葛藤、叫び。

妙にリアルでなんかもう言葉にできない。

隠してたよくない思い出が
じわじわ滲み出てきそう。なんだこれ。

そんな暗い雰囲気と対比するような
美しい音楽と鮮やか
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奇跡(2011年製作の映画)

4.2


子どもに、憧れた。

今は離ればなれになった小学生兄弟が
親には内緒の大冒険で力を合わせて
「奇跡」を生み出す物語。

照れながらも真っ直ぐな目で夢を語り、
細かいことは気にせず行動し、
急いでる訳
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.9


日本人はやっぱり平和ボケしてるのかな。

「伝説」と称えられた
ある兵士の一生を描いた作品。
戦地の映像は臨場感が凄かった。
どちらかと言えばドキュメンタリー。

もし米国の方が見たら
もし中東の方
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エスター(2009年製作の映画)

3.8


養子とか絶対やだ。もうトラウマ。

ある家庭に養子として迎えられたエスター。
一見しっかりとした女の子。
だが、「この娘、なんか変だ」。
妙に落ち着いてて、妙に大人びてて、
妙に不気味で、妙にイカれ
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青い春(2001年製作の映画)

3.6

不良の脆さを
こんなにもカッコよく描いた映画を初めて見た。

舞台は不良男子高校。
ヤンキー8人それぞれの葛藤の青春。
根性試しでアタマを取った九條。
パシりから覚醒した幼なじみ青木。
夢は世界平和の
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クロニクル(2012年製作の映画)

3.5

3人の男子高校生が超能力を持ったら。

超能力系は久しく見てなかったので
たまにはぶっ飛んだ映画も良いな、と。

3人の心情がうまく描写されてて
かつ、「高校生らしさ」の見せ方も良く
ストーリーに入り
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希望の国(2012年製作の映画)

3.8

我が国への警告と愛がテーマかと。

言われてみれば誇張かもしれない。
しかしこのようなことが
本当に起こる(起こっていた)のかも。

どんなに絶望の状況でも、
たとえ進む道に杭が打たれても
家族への愛
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メメント(2000年製作の映画)

4.0

見るだけで頭使ったなぁと思う。

時系列バラバラって声が多いが
見てのお楽しみでバラバラでは無い。
すべてが繋がったとき、色彩が得られる。
画面にも、自分の記憶にも。

エンディングは
悲しく、やりき
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テラスハウス クロージング・ドア(2015年製作の映画)

3.4

みなさんが書いているように
映画らしからぬ映画。
ひそひそ話、笑い声、
たくさん聞こえるが苦ではない。

もうほんとに、テレビの延長線上。
リビングで見てたように
リラックスして見れた。

確かにDV
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LIFE!(2013年製作の映画)

4.3

妄想癖のあるLIFE社勤めの主人公。
あることがきっかけで壮大な旅へ。

序盤は彼の妄想が続く。
しかし、旅を進めるにつれて
彼は現実を楽しむようになる。
妄想のような現実の旅を終えた
主人公の目は明
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.1

映画館で3Dで見たかった。
これに尽きる。

もう一つ。
原題の「Gravity」のセンスが抜群過ぎて。

さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.2

歌舞伎町のラブホの長い長い1日。

登場人物それぞれが
現状を打破したいと思っている。
夢を持つ者、明日を待つ者、
現実が辛すぎて死にたい者まで…。
そんな彼らの「現状」が
リアルに映し出される歌舞伎
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ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

4.0

「蜂の巣」こと911[緊急通報司令室]
日本では110とか119で
通報したら最初に電話がとられるところ。
そこに誘拐された女の子からの通報が。
「助けて!いま車のトランクの中に閉じこめられてるの。
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イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

4.3

この映画の3つのいいたいこと
・家族を大切にしろ
・日々を大切に生きろ
・YouTuberはクレイジー

運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.1

こうゆう伏線回収映画見ちゃうと
伏線回収無い映画に物足りなさを感じてしまう(笑)