何が良かったのかと人に尋ねられても返答に窮するが、なぜか心の深いところに刺さって忘れられない作品が誰しも一つ二つあると思う。自分にとってはまさにこれ。
一体何を見せられていたのだろうとしばし放心しスタ>>続きを読む
圧倒的な映像美。脳に焼き付くショットの数々。この鮮烈な体験は劇場でのみ味わえる。
非血縁者が立ち入る隙のないマフィア社会における異端児の葛藤物語として見た。ウェットでもドライでもない不思議な人間関係が興味深い。
映像的には前半のほうが見どころが多いが、個人的には教会のシーン以降のほうが好き。
どんな人間でも孤独と向き合って生きているんだよな。
学生の頃、大学のメディア資料室でレーザーディスクで見たんだよなぁ。懐かしい。味のある良い作品だった。