あささんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

3.5

テーマは「平等」?だよな。これが平等なのは狂気だな。だから青よりも好きだった。三部作でもこんな変わる?てほど構成がコミカルに変わってて驚き。

白だけど赤いシーツに包まるドミニクが綺麗。真っ白になるシ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

あまりにも研ぎ澄まされて隙のない99分間。どう表してもきっと言葉じゃ足りない。ケイコが笑ったら私も幸せ。フィルムを通して見る足立区、新旧が混ざり合う街並みがいつだって好きだけど今日見たのはあまりにも懐>>続きを読む

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

3.4

むかし一回挫折してやめてしまったのです。今なんか走れてるし行ける気がしたのです。

"Trois Couleurs"3色。Troisはトロワなのにトリコロールになるから言葉って不思議。そんなことはさて
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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

3.7

久しぶりに試写枠をいただきました。トニ・コレットが出てたら既にちょっとした安心感がある。『ライド・ライク・ア・ガール』割とまじに大好き人間なので馬映画にも安心感がある。つまり見る前から安心しきっていた>>続きを読む

ワンドゥギ(2011年製作の映画)

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韓国だと半地下の映画がよぎるけど、屋上も安い。オクタッパン(屋外小屋)ていうらしい。『キム秘書』でも吉沢亮ぽい顔のドケチイケメンが屋上に住んでたね。思ったことは割とそれくらいかなあと。あれ?これ本で見>>続きを読む

映画 けいおん!(2011年製作の映画)

4.0

久しぶりに見たけどなんでこんなに名作なの?卓球台の上でボールを転がす仕草も、階段のカメさんを撫でるところとか細か〜いところまで、あまりにも人間すぎる。ガラケーを使ってるのがもはや新鮮。なのにこの映画は>>続きを読む

愛のコリーダ(1976年製作の映画)

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股間に食べ物くぐらせたときだけは本間にしんどい見てて身体が拒絶でぶるぶるなった。こんなに赤裸々なのに全然こちらの性欲が掻き立てられない映像ってあるんだ。まず阿部定事件に無知だったので調べたけど情報量多>>続きを読む

21世紀の資本(2017年製作の映画)

3.6

教科書だった。ロールプレイゲームの実験をしても資本家役は傲慢になっていくとか、労働者階級から女性首相になったサッチャーの話とか、苦を知っているからこそ弱者に優しい政策をするとは限らないってハナシ、もう>>続きを読む

ひみつの花園(1997年製作の映画)

3.9

無印良品でしか聞かないような音楽が多用されててワロタ。道聞きたいニキ可哀想すぎて好き。結構声出して笑った。当初の目的から本軸はブレてないんだけど、何やかんや目の前のことを器用に真面目に全力でこなしてし>>続きを読む

ハード キャンディ(2005年製作の映画)

3.0

イギリスで出会ったお姉さんのベストムービーにこれが入ってて気になってたんだけど、期待しすぎた…。ペドにリベンジ去勢、これだけでもう少し面白くなりそうなあらすじだったけども。私の疲れた脳が咀嚼できなかっ>>続きを読む

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

3.8

「あいつのキスサイテー」ってハグするシーンであ〜〜好き〜〜〜って泣いてしまった。あどけなさと大人びた雰囲気が兼ね備わったアデル・エネルを拝見できてしまう、美…。終わり方もフランスのインディー感満載。中>>続きを読む

キャンディ(1968年製作の映画)

3.4

果てしなくヤク中が作った映画で草。『ゴーストワールド』、『ひなぎく』と並んで高校生からずっと観たかった映画の一つがこれなんだけど、ほんとに早くに観なくて良かった。いや観た方が良かったんか?とりあえずエ>>続きを読む

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

3.3

トム・ハンクス映画をもっと見てみようの会。中盤ぐっすり寝たから見直す羽目になりましたが、テンポ良くて観やすかった。メグ・ライアンに既視感ありまくりだけど何一つ彼女の作品を見ていない不思議。似てるだけか>>続きを読む

ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

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ただいまUNEXT…ケリーのこれだけ見なかったことが心残りで戻ってみた。なのに、終わった途端えーッお、置いていかれた〜!という気持ちだった。これまでで一番置いて行かれた。悲しくも思わず後から色々調べて>>続きを読む

オリ・マキの人生で最も幸せな日(2016年製作の映画)

3.8

コンパートメントNo6が気になり。白黒映像で映える60年代のフィンランド。周りが期待すればするほど、可愛い彼女が以外アウトオブ眼中になっていくオリ・マキ選手。そんなに恋に夢中って逆にすごいの。こんなに>>続きを読む

Cigarettes & Coffee(原題)(1993年製作の映画)

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we wait until the coffee is poured.

コーヒー&シガレッツから見つけて観たけど、レビューが殆どジャームッシュについてやんけ。タイトルがあまりにも似てるもんな。
PT
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わが谷は緑なりき(1941年製作の映画)

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ずっと見たかった『わが谷は緑なりき』。作品のファンも多く、泣ける…と聞いていたのに眼球カラカラでフィニッシュ。ウェールズ舞台でもっとイギリス色強いと思ってたけど、しっかりアメリカ資本映画だった。トーキ>>続きを読む

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.5

cousinsのケイト・ブランシェットすげ〜な、いやそうよね?あなたですよね?という脳死状態でだらりだらりと。当たり前のように働いてるビル・マーレイ可愛すぎるじゃろ。豪華でゆるくてええな。ちなみに私は>>続きを読む

プライベート・ライフ(2018年製作の映画)

4.2

結論から言う。好きだ。Netflixは押し出す作品を間違えてるんじゃない?勿論好みの問題だとはおもうけれど。2018年の作品なのに私の中では完全に埋もれてたよ。後半失速してる気がしたけど、こんなエンド>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.9

監督が当事者で、スポットライトを浴びるみんなの友人だからこそ。赤裸々に、自然体の彼らを見ることができたと思うととても良いドキュメンタリーだった。思っていたより長く密着していて、一作目にしてこの出来…。>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.9

夏に見たかった〜。midlife crisisを描く映画かと思ったらそれ以外にも多く語られるトピックスがあり目から鱗。フォロワさんのレビューを読んで妊娠中絶薬が日本では承認されていないことを知るなどす>>続きを読む

オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)

3.8

お掃除のお方が怖すぎたんだけど、急に反省するところも含めてサイコで怖かった。脳裏によぎるトフスランとビフスラン。ほっこりかわいい冬にぴったり〜。

WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

3.6

ずっとジジイ○ね!としか思えなくて、ワンダにもずっとイライラして泣きそうだったんだけど見終えてから一番彼女を見下してるのは自分だわとなり更に落ち込んだ。

生まれる場所、出会う人、時代、外的要因によっ
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音楽(2019年製作の映画)

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古美術がはじめて古武術の音楽聴いたときのシーンなんか声出して笑っちゃった。ゾッキもアニメでやったら良かったのとちゃう?間の取り方がスリムクラブすぎて一時停止のバグかと思った。描き込み方おもしろいね〜。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.8

「木綿のハンカチーフ」や。"The Family Man"って原題なの再生してから知った。王道感動ストーリーだったけど、結構好きだったな〜。

幸せの定義って人それぞれ。どっちが良かったなんて思わない
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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

3.7

見ようとした瞬間、アマプラから字幕版が消え吹替に。ほっこり可愛い平和な世界!音楽もフィンランド全開で久しぶりに北欧の雰囲気楽しめた…!
味を増やせないほど金欠なアイスクリーム工場の敷地が馬鹿広かったり
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バックドラフト(1991年製作の映画)

3.2

気分が乗ってきたので、もう少し王道映画を見ても良くないか?という衝動に駆られ、長らくリスト待ちだった『バックドラフト』から。正直もっと正統派消防映画だと思ってたんですけど、これは皆さんにとって正統派消>>続きを読む

コロンバス(2017年製作の映画)

4.3

2020年上映…?もっと前からある名作だと思ってた…。よく見ても似てないけど画像から『バグダッド・カフェ』かなんかと勘違いしてた…?

ウォッチリストにぶち込まれていたのを何となく再生したら恐ろしく良
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

3.5

中盤まで、中盤なのに飽きた〜って思ってしまったけど最後の最後は盛り上がった。典型的Netflix映画だな〜。一本のエンタメとして非常に成立してるんだけど、段々疲れてきたんだよねこういうのに…面白いんだ>>続きを読む

MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

3.8

あまりにも家族すぎて泣いちゃう。素敵な人に囲まれている映画だ。追い込まれた時に他人が一番傷つくことを言ってしまうの、見てるこっちも傷つく。でも身に覚えがある。あまりにも家族すぎて人間すぎる。好きだよ〜>>続きを読む

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

基本的にこういうのは見てもレビュー残したくなくて避けてたんだけど、山内マリコ原作にも関わらず刺さらねえ!怖いくらいに!と思った監督だったので原作はもう少し印象違うのかもしれない。というかそうであれ、と>>続きを読む

ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.4

なんか既視感のある映画だなー!不思議!2016〜2018年あたりの映画ぽいというか、それは単に私がその時期にこういう映画を観ていたからかもしれない。ベネくんもゴッホとかホーキンスとか色々やってる訳です>>続きを読む

午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

優しくて胸が痛くてあったかくて、思い出すだけで涙が出てしまいそうになる。ひょっとしたら人生ベストを更新しそうな映画。シャルロット・ゲンズブールの声が本当に落ち着くの。2023年、楽しみだなあ。

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