あささんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

優しくて胸が痛くてあったかくて、思い出すだけで涙が出てしまいそうになる。ひょっとしたら人生ベストを更新しそうな映画。シャルロット・ゲンズブールの声が本当に落ち着くの。2023年、楽しみだなあ。

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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.6

個人的には1の方がストーリーも歌もウオーってなったけどサクッと見れて嬉し。配信早すぎィ。どうせゾウ歌上手いんでしょと思ったらファレル・ウィリアムスで草通り越して森。ポーシャはホールジーなんか…。王道強>>続きを読む

スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.5

年末になって急に焦り奴、流石にスペンサーは行っとく?となり駆け込み寺。この映画もパパラッチみたいだなと思い始めたら変に苦しくなってしまって、カットはどれも綺麗で芸術的なんだけれども妙に気持ち悪く感じた>>続きを読む

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.7

フォロワーさんの視聴履歴から興味を持ち…今日の気分にはぴったりな映画だった。詩的な台詞きもちい〜。500日のサマーやや合わなかった人間なので懸念してたけど、じんわりほっこりなラストは素敵でした。

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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.8

何度も観ようと思ったことはあるはずなのに、今日まで結局放置し続けてしまった。73年にこの映画がどうやって作られたのかシンプルに気になってしまう。描き込みすごいのにヌルヌル動くやん…。ていうか何食ったら>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.2

ティザーの段階でオリヴィア・ワイルドの新作ビジュ良いな〜!と思った以降、全然何も調べずに行った訳ですし評価もそこまで良くないのかな〜と思って行った結果、This is エイ ファッキンエンタメダナア?>>続きを読む

あのこと(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

Take your pens.

フランスで中絶が合法化されたのは1975年なのね。カトリックが大半を占める宗教的背景はあれども、どうしても中絶は選択としてあるべきだと考えてしまう一作。
罰を受けてい
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

予告見ながら絶対見ないなと思ってたのに見た…だってこれがラストなんだもん…。学生時代にお世話になったギンレイの千秋楽がマリー・ミーとは思わなかったよ…。オーウェン・ウィルソンがパパやったら安全保障みた>>続きを読む

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

4.2

今日でUNEXT一旦解約しそうなので見た…ケリー視聴3作目。一番しんどくて好きだったかも。ギリギリで今を生きているので、2000ドルとか言われたら私もどうしたらいいか分からないよ〜。今ある縁を全て切っ>>続きを読む

恋人はアンバー(2020年製作の映画)

3.4

"Faggot"の発音ひとつでテンション上がってたのに、気づいたら夢の中だったわ。だから仕事終わりに映画見るもんじゃない。聞いてよ、私一ヶ月も映画見てなかったの、異常じゃない?悲しいけど全然気持ちが映>>続きを読む

ダウントン・アビー/新たなる時代へ(2022年製作の映画)

4.5

A new eraや〜〜〜ッッッ
初っ端から謎の涙汁が目からこぼれ落ちてしまったのですが、喜びの涙も寂しい涙もメソメソしちゃう、けど最終的に多幸感に包んでくれるダウントン何なの?正直、前回の映画が良す
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アナザー・カントリー(1983年製作の映画)

3.6

"Are you trying to be clever or something?"
"I don't have to try", I am clever."
この返しのコリンのドヤ顔ウヒャ〜、あと
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

2.9

ようやく見れた映画第二弾。深田晃司監督、結局『淵に立つ』しか見てなくて、しかしそれがあまりにも良くて。いや〜でもなんかなあ、しんどさを越える感動は無かったな今回。※全然嫌いじゃないし見て良かったと思っ>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

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ようやく見れた映画第一弾。幸せだね。初っ端のミー坊から可愛くて泣いちゃったよお…。出だしからドーンと言いたいこと言ってくれるから何を言う必要もない。最高。題材効果なのかちびっこも思いの外いて、ときどき>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.7

とんでもなく久しぶりに映画館に行ったの。なのに疲れて途中寝たの。70分しかないのに。当たり前だけど2人が似すぎてて時々どっちか分からなくなったテヘ…。
原題はプチ・ママンとドストレートだけど、邦題は舞
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アワ・レディーズ(2019年製作の映画)

3.8

あまりにも不思議な感情を抱いた。何故か気付いたら泣いてた。この映画イケるやんと思う瞬間も、いやこの映画自体がケーブルテレビ感あるんだよな…と難しく思う瞬間もあり。スコットランド舞台だけど、デリーガール>>続きを読む

リトル・ガール(2020年製作の映画)

4.0

映画を観ているようなドキュメンタリー。こんなに側で見て良いの?と思う位に。

ご家族の理解がこんなに進んでいても、社会に出たときの周囲からのプレッシャーが半端ない。理解や共感がなくても、ありのままで放
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グミ・チョコレート・パイン(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原作読み終わってから観た方が良かったのかわからないけども。インディーズ感、意外と相性悪くなかった。ボリュームある三部作を2時間にまとめたものとしては上出来なのでしょうか。性欲のドロドロした感じは活字の>>続きを読む

ナショナル・シアター・ライブ「プライマ・フェイシィ」(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ジョディカマ様のインスタグラムで告知を見てから劇場で見れるようになるまでやけに早かったな、と思ったら上陸スピード最速だったらしい。圧巻すぎる一人芝居。演劇を見ると俳優の凄さが何より伝わるから良い。>>続きを読む

友だちの恋人(1987年製作の映画)

3.7

ファッションが良すぎる。ロメールとキャストで一緒に選んだらしい可愛い。拗らせ的には『緑の光線』の方がグッと来たけども、夕暮れに泣き出すブランシュ…ちょっと意味わかんないけど可愛いね…。あまりにも自然体>>続きを読む

Zolaゾラ(2021年製作の映画)

3.8

去年から気になってたけど、レビュー低いわ、配給もなかなか決まらないわで封切られたら逆に(?)見ねばならんと思ってしまったやつ。何も起こらなかったというコメントもちらほら散見するけど、一般人の身に起こる>>続きを読む

川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

3.8

『インスタント沼』みがあるけど、こっちの方が笑えた気もする。「頑張る」って言葉は呪いですらある気がするし、「しょうがない」の方が好きだけど、佐和子はカッケーよ。ブチギレ方が何故かイキリオタクぽいのも笑>>続きを読む

サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.9

ミカエル・アース監督の人生に何があったのよ、と思わずにはいられない程、死や悲しみから始まるわね。感傷的なのに優しくて愛おしいのは何故なの。何でもない公園のシーンが瑞々しくて理由もなく泣いちゃう。

わたしたちの家(2018年製作の映画)

4.0

『わたしたち』見たいなあ〜と思ってたらすごく似てるタイトルを発見、しかも同じくユン・ガウン監督。良すぎエンディング。ちっちゃい映画館でスクリーンで見たすぎる。頼むからこのポスターこのままでいてくれ、良>>続きを読む

オスロ、8月31日(2011年製作の映画)

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ヨアヒム・トリアーが合わない説が浮上しました、悲しいね…。ルイ・マルの『鬼火』を観たい。

アワ・ボディ(2018年製作の映画)

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脱皮を眺めている感覚。生きるの難しすぎるので救済を求めるように選んだけど結果的に余計どうしたら良いかわからん、人生。

アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ(2021年製作の映画)

3.5

集団言論リンチする側の方がよっぽど倫理的にアウトなんじゃ?と思うパート3。初っ端から何のモザイクもない映像でオオノ(智)ってなる。この構成が面白くもあり、パート3を迎えるまでの退屈加減が私にはかなり限>>続きを読む

小公女(2017年製作の映画)

4.2

サービス開始から気になっていたJAIHO遂に解禁…というか、ずっとこれが気になってた。"Microhabitat"、しっくりくるタイトル。沁みる。コンビニでタバコを買うシーンもカウンターでウイスキーを>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.8

終わりそうで駆け込み。駆け込むなら最初から行け、だけど身体が鉛のように動かなかったのです。

結局リコリス・ピザって何?って終わってから思うあたり、70年代アメリカに親しみのある人間とそうでない自分で
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木靴の樹(1978年製作の映画)

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木靴の樹ね…!とじわじわタイトル理解。1978年、満場一致のパルムドールを受賞した映画。自然光だけで撮られた映画。

正味たいへんに長いし、淡々と寡黙〜に進んでいくので話を読み取るだけで体力を地味に使
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

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私もダイナーでドライトーストを頼みたい。見放題になっちゃって良いのか、とありがたみを感じながら再生したのに別の事に気を取られまくってしまったのでリベンジする。図らずも順番に見ていたようなので、次はウェ>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.6

思ったのとは大分違ったし、中盤3時間くらい経ったんじゃんコレ?と思ってたけど最後を見届ける達成感はあった。

親のこと「季節外れの不審者」言われるのキッツ〜泣いた。とりあえず岡田将生が演じる先生が何よ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

今更です。実験的お洒落映画だけどこの映画が売れたの良いな〜。North略は完全にスピンオフやな〜。