ボロボロの青いセダンで暮らすホームレスの男、ドワイト。髪はぼさぼさ、ヒゲは伸びっぱなし、服はぼろぼろ…そんな男の静かなる復讐劇。
ドワイトはただ復讐のために淡々と行動に移す。だが、その復讐によっ>>続きを読む
フランシス・フォード・コッポラ監督作品と言うと壮大で重々しく、悪く言うと冗長な作品が浮かぶ。だが、今作は彼の作品にも拘わらず、非常にシンプル。だが、彼らしさがひしひしと伝わる良作だ。
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観よう、観ようと思っていた一作。ようやく鑑賞。韓国サスペンス・スリラーが注目を浴び始めたのもこの頃でしょうか。
バイオレンスな描写に変わったカメラワークが特徴の今作。観たことあるなぁと思っていた>>続きを読む
文化大革命が終わりを迎えた中国で20年ぶりに再会を果たした夫婦の物語。再会した夫を夫だと認識できない妻と、何とか妻に自分の存在を認識させようとする夫との交流を描く。
ストーリーに特出したところは>>続きを読む
モノクロの画面にジャズ音楽…おいおい、これは「おしゃれ映画」なのかと思ったが、とんでもない。「アメリカとは何か」を報道を通して訴え続けたCBSキャスター達の実話を元にしたドラマである。
キャスト>>続きを読む
ドイツで大ヒットした同名小説の映画化。1945年のヒトラーがタイムスリップして現代のドイツにやって来たら…というお話。
私は鑑賞する前に原作を読んだのだが、あの原作の良さがあまり活かされていない>>続きを読む
CGアニメ界の新興勢力イルミネーション・エンターテインメント。今年は『ペット』に"Sing"の二作品が公開を控えている。その制作会社が去年ヒットさせたのが今作。怪盗グルーシリーズに登場する黄色いあい>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いやぁー、面白い!やっぱりコーエン兄弟は裏切らないと改めて思いました。
高く評価された『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』に続く今作が、このように豪華キャストでミニマムなストー>>続きを読む
ロンドンのナショナル・ギャラリーに密着したドキュメンタリー。3時間ほどある上映時間もあっという間の、非常に興味深いドキュメンタリーだった。
ナレーションは一切なし。静かな館内の様子や絵画、絵画を>>続きを読む
『レインマン』のバリー・レヴィンソン監督が描いた、東欧移民3世代の家族の物語。20世紀初頭から戦後へと移り変わる家族の形や姿を描いている。
主に描かれるのが、1914年にアメリカに渡った祖父のサ>>続きを読む
いやぁ、ウディ・アレンってニューヨーク生まれ、ニューヨーク育ちなのに、なんでこんなにヨーロッパを舞台にした作品を(アメリカ的な雰囲気をあまり出す事無く)違和感無く、かつおしゃれに描けてしまうのだろう>>続きを読む
今年死去したイタリアの作家ウンベルト・エーコの長編小説の映画化。14世紀の修道院を舞台にしたミステリー。
確かに中年の修道士ウィリアムと彼の弟子アドソのコンビが修道院内で起こる事件を解決すること>>続きを読む
イギリス制作のミュージカル作品。陽気な雰囲気漂うイタリアが舞台、結婚式直前に起こるドタバタ騒動、1980年代の懐かしポップス満載…これ、ストーリーと設定が「マンマ・ミーア!」とちょっとかぶって見えて>>続きを読む
ギレルモ・デル・トロ製作総指揮のスペイン・カナダ合作作品。「ママ」と言われる存在が迫り来るホラー。
見えそうで見えない「ママ」の恐怖や「ママ」に隠された事実が、日本のホラーの恐怖や設定と似ていて>>続きを読む
チャニング・テイタム主演、ストリッパーが主人公の物語。
男性ストリッパーが登場するということは、セックスアピールがこれでもかと出てくるのかと思ったが、そこはソダーバーグ監督。ストリップシーンやセ>>続きを読む
昨年の(第87回)アカデミー賞で、ジュリアン・ムーアが主演女優賞を獲得した作品。まさにジュリアン・ムーアの演技が光る一作。
正直、これまで彼女を意識して観た事がなかったが、今回の演技は素晴らしか>>続きを読む
SF小説の天才フィリップ・K・ディックの短編小説の映画化。タイトルは知っていたが、観た事がなかったので鑑賞。
まず改めてフィリップ・K・ディックの想像力に驚いた。近未来の設定、世界を生み出しつつ>>続きを読む
「映画」とは何なのか、「芸術」とは何なのか、今作を観る度に考えさせられました。決してハリウッド映画のような楽しさは無いですが、アドルフ・ヒトラーという人物がどのような人物なのかをご存知の方には、是非>>続きを読む
鑑賞後、覚えているのはトム・クルーズの派手なアクションだけ…。あれ?ミッション:インポッシブルってもっと色んな要素なかったっけ?と思ってしまいました(笑)
いや、おそらく多くのファンはトム・クル>>続きを読む
ようやく鑑賞。11歳の女の子ライリーの頭の中にいる5つの感情たちを描いた物語。
ライリーの感情の芽生えを描いた冒頭のシーンから、ピクサーの想像力に脱帽。人間の頭の構造を、あんな風にカラフルに描け>>続きを読む
ディズニー製作の実写映画にはあまり期待していないのだが…今作は良かった。というよりも、なんだかんだ言われるし、自分も言うけれど、ディズニーって偉大だなぁと再確認させてくれた作品だった。
まずはト>>続きを読む
公開初日に観て参りました!アメリカでは既にDVDも販売されているデッドプール、ようやく日本で公開です!
まずは…ライアン・レイノルズ、代表作ができて本当に良かった!何様だって感じだけれど、個人>>続きを読む
マダガスカルシリーズ、TVアニメでお馴染みの彼らが主役となって映画化された作品。
シュレックシリーズのドリームワークスらしい笑い満載だ。だから正直、子どもが観て楽しめるかは怪しい(笑)まずはとに>>続きを読む