テレビで放送されているのをついつい観てしまった(笑)こういうコメディ、本当に好きだし、面白い。声を出して笑ってしまった。
まず主要キャストがいい。特に大地康雄と薬師丸ひろ子。二人とも上手いですね>>続きを読む
クリント・イーストウッド監督・主演、共演もなかなか豪華だなぁと思い、鑑賞。イーストウッドの監督作と言うと、『ミスティック・リバー』や『ミリオンダラー・ベイビー』など、ずしっと重い人間ドラマを思い浮か>>続きを読む
正直、ディズニー制作の実写映画はそれほど期待していないので、今回も「面白いのかなぁ…」と期待値を下げて観た。そのせいか、思っていたよりも良い作品だった。
ディズニー傘下のマーベル映画作品マイティ>>続きを読む
私の中でジョナサン・デミと言ったら、やはり『羊たちの沈黙』。それが今作では一転、人間ドラマを描いていること、そしてそれが成功していることに驚いた。
レクター博士や殺人犯への恐怖の演出が、今作では>>続きを読む
私が好きなコーエン兄弟は様々なモチーフを使う。ユダヤ的な笑いやギリシア神話、そして最もよく表れているのがハードボイルド小説の影響である。「ビッグ・リボウスキ」はレイモンド・チャンドラーの作品に影響を>>続きを読む
ゾンビ映画は観る度に進化している。ゾンビは走り出し、意思を持ち、さらには半分ゾンビで半分人間なんて設定も生まれてきた。それらは私たちの世界を反映していると同時に、エンターテイメント的な面白さを与えて>>続きを読む
スポンジ・ボブの映画を初鑑賞。テレビアニメ同様、スポンジ・ボブの明るさとお間抜けっぷりは健在だ。
アニメーションに実写、CGなんでも合わせてしまうのも、スポンジ・ボブの面白いところ。テンポが良く>>続きを読む
「スポットライト 世紀のスクープ」を観る前の予習も兼ねて、トーマス・マッカーシー監督作、鑑賞。
魔法のミシンで修理した靴を履くと、その靴の持ち主になれるっていう設定は面白かったし、冒頭からばんば>>続きを読む
3作目の制作が既に決まっているシリーズ第1作目。冒頭の「アレ」に驚き、「あぁ、こういうテイストか…」とちょっとがっくりしたのだが、その後の展開は意外とド定番で観やすかったし、面白かった。久々にこうい>>続きを読む
久々の邦画鑑賞。今作が公開された時期が『インサイド・ヘッド』と近かったので、設定が似通っている偶然に驚いたのを覚えている。発想は全然負けてないってことだろうか。だが、問題はいかにそれを映像で見せるこ>>続きを読む
映画好きなら、きっと好きになれる作品。そして「映画」そのものについて色々再確認させてくれる作品。
皆で名作のリメイクを作るワンカットのシーンは、さすがミュージックビデオを制作してきたミシェル・ゴ>>続きを読む
ティム・ロビンスが当時のパートナーであったスーザン・サランドンを主演にして監督した作品。死刑囚と尼僧との交流を描いている。
スーザン・サランドン演じるヘレンが尼僧(シスター)なので、やはり宗教的>>続きを読む
豪華イギリス俳優達の共演で描く実話を基にしたストーリー。イギリス製作のドラマや映画を好んで観てきた方なら、このキャストの演技を観るだけでも嬉しくなるのではないだろうか。私もその内の一人である。
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ダルデンヌ兄弟作、初鑑賞。マリオン・コティヤール演じるサンドラの疲労感で溢れた顔から始まる物語は、終始その疲れた雰囲気を引き摺りながら展開していく。観ているこちらも疲れてきそうだ。
話の中心とな>>続きを読む
淡く抑えた色調の絵本のような絵でありながらも、そこに描かれる世界は不気味で恐ろしい。だが恐ろしくも、どこか惹かれる美しさが常にある…中毒性のある絵がとても良い。多くの漫画家やアニメーターに影響を与え>>続きを読む
昨秋、賞レースに向けて各配給会社が大作の予告編を出していた頃、一番興味を持った作品がこの作品だった。それはただ面白そうと思っただけでなく、リーマン・ショックに代表される2008年の金融危機という興味>>続きを読む
インターネットで無料視聴できたので、ついつい再鑑賞。実在の人物であるユダヤ系ポーランド人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンがドイツ占領下のポーランドで生き抜こうとする物語。
まず、やっぱり>>続きを読む
2013年、タランティーノが絶賛したというイスラエル制作の作品。少女誘拐事件に関わる三人の男たち――捜査した刑事、容疑者、少女の父親――彼らの、狂気を帯びた、ころころと変わる言動に目が離せない展開と>>続きを読む
インターネットで無料視聴できたので、ついつい再鑑賞。1977年、アメリカで初めてゲイと公表して公職者となった実在の人物ハーヴェイ・ミルクの物語。この作品でハーヴェイ・ミルクのことを知った私としてはと>>続きを読む
2月中旬、私が「もうすぐアカデミー賞授賞式だ」ときゃっきゃっ言っていた頃に行なわれていたのが、ベルリン国際映画祭。メリル・ストリープを審査委員長に迎え行なわれたコンペティションで金熊賞を贈られたのが>>続きを読む
ポール・トーマス・アンダーソン監督作。今回は1970年のロサンゼルスが舞台。ヒッピー私立探偵ドックが元恋人のシャスタの依頼を調査する様子を、コミカルに描く。
私にとって、ポール・トーマス・アンダ>>続きを読む
『サウルの息子』で見事アカデミー賞外国語映画賞を獲得したネメシュ・ラースロー監督が2007年に制作した短編作品。
今作も『サウルの息子』と同じ撮影方法を取っている。小さめのスクリーン、主役の女性>>続きを読む
アカデミー賞関連作、鑑賞その18。第87回アカデミー賞でエディ・レッドメインが主演男優賞を獲得している。1960年代、大学生だったスティーヴン・ホーキングとジェーン・ワイルドが出会い、結婚し、すれ違>>続きを読む
アカデミー賞関連作、鑑賞その17。第76回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を獲得している。1916年に産まれ、第二次世界大戦に陸軍として参加し、戦後フォードで働いた後、ケネディ、ジョンソンのも>>続きを読む
アカデミー賞関連作、鑑賞その16。第71回アカデミー賞で監督賞、編集賞、撮影賞、音響賞、音響編集賞の5部門を受賞した。
冒頭から20分間、絶え間なく続く戦闘シーンが圧巻。正直スピルバーグはそれほ>>続きを読む
テレビで放送していたので、鑑賞。ピクサーで「トイ・ストーリー3」で色彩・照明監督をした実績を持つ堤大介さんが独立して作り出した短編作品。第87回アカデミー賞短編アニメ賞にノミネートされた。
ダム>>続きを読む
アカデミー賞関連作、鑑賞その15。去年のアカデミー賞で、パトリシア・アークエットが助演女優賞を獲得している。メイソンJr. が6才から18才になるまでの12年間を綴ったドラマ。実際に12年間をかけて>>続きを読む
公開当時観に行こうと思っていたのだが、断念。そしてアカデミー賞のノミネートを受けての再上映決定…この機会を逃してはならん!と思い、劇場で観に行きました!しかも、私としては初の3D鑑賞!もちろんわくわ>>続きを読む
去年の第68回カンヌ国際映画祭。批評家達から絶賛された『キャロル』、カンヌお馴染みのパオロ・ソレンティーノ監督の『グランドフィナーレ』といった面々からパルムドールに選ばれた本作。この時の審査員がコー>>続きを読む
去年の第68回カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得し、今年のアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされている作品。アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所でゾンダーコマンドとして働かされているユダヤ人・サウル>>続きを読む
アカデミー賞関連作、鑑賞その15。第73回アカデミー賞で、ジュリア・ロバーツが主演女優賞を獲得している。実在の人物エリン・ブロコビッチが、大手企業から史上最高額の和解金を勝ち取った出来事の過程を描く>>続きを読む
題名だけ知っているけれど、観たことないなぁ〜…ということで鑑賞。舞台はロンドン。11歳のダニエルとメロディの恋愛を、学校生活の様子を交えながら描く。
今作は製作国のイギリスやアメリカではヒットし>>続きを読む
アカデミー賞関連作、鑑賞その14。今作ではリース・ウィザースプーンが第78回アカデミー賞で主演女優賞を獲得している。
1950年代からカントリー歌手として活動し始めたジョニー・キャッシュの半生を>>続きを読む
ジャック・ニコルソン目当てで鑑賞。海軍基地で起きた事件の真相を明らかにする様子やその葛藤を描く法廷ドラマ。監督は『スタンド・バイ・ミー』や『ミザリー』のロブ・ライナー。
今作は『ソーシャル・ネッ>>続きを読む
アイルランドが舞台の作品。一週間後に殺すと予告された神父の日々の様子をブラックユーモアを交えて描くドラマ。主演はハリー・ポッターシリーズのマッド・アイ・ムーディ役を演じたブレンダン・グリーソン。>>続きを読む
アカデミー賞関連作、鑑賞その13。第45回アカデミー賞で、監督賞、主演女優賞を含む8部門で受賞した作品。放送していたので、ついつい鑑賞。1931年のドイツにあるキャバレーで働くサリーとイギリスからや>>続きを読む