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好みではないが映画として思ったよりとても良かった。友情って良いなと普通に思った。1990年代に仲良しだった女子高生グループ、SUNNY。それから20年以上もたち大人になった彼女達の一人、奈美はグループ>>続きを読む
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実話が元になっている、同性愛の矯正治療の映画。同性愛は”間違っている”という誤った正義の元、施設の閉鎖的な空間で完全に人格否定な言動を取らせる。その精神的苦痛は計り知れず、施設を出ていくものや自殺して>>続きを読む
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めっちゃカルト映画。お約束のアイテムがあり過ぎて食傷気味になった。シルバーレイクというのは実在の地名で、ハリウッドの近くにある。つまり夢見る者が集う地で、本作の主人公もその一人だったが夢破れたのか今は>>続きを読む
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名門音楽院でピアノを学ぶ姉妹の物語。才能に恵まれた姉を嫉妬する妹が偶然拾ったノートをきっかけに悪魔に魂を売ってしまう。犠牲を払わないと一流にはなれないというのはこすられすぎたテーマだし、この映画も例に>>続きを読む
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エル・スールは「南」という意味。だが舞台はスペインの北部。エストレリャはある朝窓の外での母と家政婦の喧騒に目覚める。起き上がると枕の下に父が愛用していた振り子がある。それを見て父はもう帰らないと気付き>>続きを読む
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舞台はスペイン。一人の少女を主人公に、彼女が体験する現実と空想の交錯した世界を繊細に描き出した作品。内戦が終結し、独裁政権に移行するという当時の社会状況をふまえ、政権への幻滅と怒りをしのばせながらも、>>続きを読む
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3人の監督の3章からなるオムニバス。共通するのは4人の登場人物、閉じた状況設定、最終的な暴力。(というか誰かもしくは全員の死)
ビクトル・エリセの3章目だけ少し空気が違う。
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アメリカのロックバンド、トーキングヘッズのライブ映画。バンドのことを知らずに観たが良かった。人気があるのがわかる。歌詞、パフォーマンス力、最初は言葉にまとめられない初めての感覚を覚えた。褒め言葉として>>続きを読む
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監督はフランスの写真家、アンリマッケローニが撮り続けた女性器の写真に触発されてこの映画を撮る。ギャラリーで写真を見た女性は、その写真家に自分の性器を撮って欲しいと依頼する。最初は言われるがまま撮るだけ>>続きを読む
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実際に起きた事件を元に脚本が書かれた。進学高に通う息子が家庭内暴力の末身の危険を感じた父親に殺される。ラストは母親も自殺、取り残される父。今の時代ならあり得ないような親子の距離感というか、物扱いを異常>>続きを読む
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短編。故郷に帰ったともえが昔付き合っていた?恋人たかしの理髪店に行く。10年前のことを微かになぞりながらぎこちなく、でも優しく時間が進む。来た瞬間にポストに書かれた文字でたかしは結婚して子供もいること>>続きを読む
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フィンランドの児童文学が原作。出てくるもの全てが可愛い。なんだこの平和な世界、桃源郷か。プクティーナとノッポティーナは名前に笑った。彼女達の庭の植物や食べ物は特に素敵で可愛い。バラの木婦人は魔法使いで>>続きを読む
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前半はとても良かった、何故か結婚式場に行ったところ辺りからカメラワークが手持ちのブレブレ感満載になって、それが良い風に機能しているとは思えなく。展開もどんどんぐだっていって冗長な場面が多いと感じた。成>>続きを読む
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とても良かった。頭で考えないこと。同じことが続けられる幸せ。世の中には直ぐにわかるものとわからないものがある。わからないから続けられて、その道中沢山の気付きがあるよななと噛み締めた。
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終始傑作の香りがしていたが観終わっても感想は変わらなかった。素晴らしい。ラストは実はマドリードとレッドは入れ替わっていたことがわかるという衝撃。笑ってるけど、レッド、それじゃ地下にいた頃と何も変わらな>>続きを読む
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主人公はマダムじゃなくてマリアだった。別にマリアが好きとかではなかったけど真面目に生きているのがわかるし好感は持てる。身分に対してだとしても、それを知らなかったら単純に好意を向けられたんだと思うし夢を>>続きを読む
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実在する呪いのアナベル人形の話。期待してなかったけど面白かった。友情だとしたら大層美しいがエブリンは普通に可哀想だった。近親者が亡くなっていると死には近くなるんだろう。人形は今はオカルト研究家のウォー>>続きを読む
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夏休みにおばちゃまの人食い館に知らずに行く少女7人の話。オシャレやらマックやらファンタやら、皆特徴的なあだ名で呼ばれており面白い。映像のセンスはずば抜けている。しかし後半になるにつれどんどんカオスが加>>続きを読む
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めっちゃ良かった。夏の夜、亡くなったはずの両親と出会う主人公。また同じマンションのケイという女性とも関わるが、彼女もまたこの世のものではなかった。幻影のような映画で。どうかしてたってどうもしてなくった>>続きを読む
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アメリカの社会問題、隠れホームレスがテーマ。貧困で家も借りれず安モーテルに泊まる家族が抱える様々な問題。月並みな言葉だがよく考えさせられるし単純なドキュメンタリー風に収まらず映画としても美しい。劇中に>>続きを読む
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サクサク観れて面白かった。どんでん返しが2回。伏線が多く、トリックがあることを最初からやたら宣伝してるから賢い人はしっかり見てたら気付くかもね。MRXの教え3つは、1、安全なシステムはない 2、不可能>>続きを読む
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相変わらず上手いなーと思いながら観た。主演の二人が特にだが皆とにかく喋る喋る。娯楽作品に徹したというように、喋ること全てコントの台本のような滑らかさで純粋に面白い。しかしウディアレンお得意の皮肉もしっ>>続きを読む
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ハッティがもぐもぐとよく食べるシーンが印象的。才能のある人間は得てして人間性に問題ありなことが多いし、擦り尽くされたテーマ。才能あるって自覚出来るし、そのことが何をするよりも一番、凡人の快感とは比にな>>続きを読む
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流石のウディアレン、当然かのように面白い。軽妙で粋。変わらずのニューヨーク愛。ハリウッドで出会い、一度は愛し合うが結局は結ばれなかった男女のたらればをほろ苦く感じる話。大人なら誰しも考えることで、きっ>>続きを読む
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クリームソーダみたいに軽くて可愛い映画。と思ったらラスト10分で主人公の一人に母親いないこと発覚したけど、まあそれでもやっぱり十分軽くて明るい話だった。登場人物は皆素直で優しい世界。少女邂逅の時は全体>>続きを読む
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今の若者のSNSの使い方や承認欲求、就活時特有の闇がよく描かれていた。内定貰うことが全てとも貰わないのが駄目だとも思わないが、世間体や見栄ではなく自分が本当に求めているものを、またはそのものの為への内>>続きを読む
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ホラーファンタジーにミュージカル要素がちょっとある、みたいな作品。肉食人魚姉妹の人間の世界での出来事。世界観とか雰囲気は悪くないんだけどどうも中途半端。人魚は恋した相手が別の人と結婚すると泡になって消>>続きを読む
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シニカルコメディというか、サスペンス的でもありなんならリアルとシニカルが過ぎてホラー味すらある。とてもよく出来てる。細かい心理描写はポランスキー、リアルすぎる後味の悪さはハネケを彷彿とさせた。夫に終始>>続きを読む
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ドラマとか見ないし、本田翼が出るような系統の映画も好きじゃないからこの映画で初めて見たけどこんなに演技が下手だとは知らなかった。気になりすぎて全てが台無し。表情も声も動きも全てがわざとらしくて逆に凄い>>続きを読む
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井の頭恩賜公園の開園100周年を記念して制作された青春音楽映画。井の頭公園といえば音楽のイメージが自分はあるし、相対性理論とスカートくらいしかわからなかったけど結構豪華なアーティスト達が使われているよ>>続きを読む
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良かった。すれ違う恋愛、群像劇。何故かやたら韓国人多いし男性陣の見分けは少しし辛く、自分の中で絡まったまま見進めていたが、勝手に解けてくれるようなストーリーのわかりやすさという優しさはあったからまあ良>>続きを読む
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秘密を作らない、隠し事をしないというルールの家族の話。もうこれだけでしんどい。記憶、特にトラウマになるようなレベルのことって無意識で書き換えるし、そうでなくても改ざんされていくものなのはあるあるだけど>>続きを読む