男飯さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

男飯

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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

5.0

予備知識なしで、先入観を持たず観てほしい映画。

妹が借りてきて、内容も知らずただ「面白いらしい」ということだけで観た。そしたら凄く驚かされた。




最初と最後でこれだけ雰囲気が変わる映画って珍し
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アメリ(2001年製作の映画)

4.3

人とは違う、だけどかっこいい訳でもない、変わった生き方もありだなと気付かされた映画。自分の善かれと思ってやったことが相手の為になってなかったとアメリが自分を恥じる場面がまるで俺自身のことの様に感じられ>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

4.0


吹き替えが微妙というか元の世界観を全て台無しにしてる気がするけど、コメディとして楽しく観るのであればあれはあれで少し面白い。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.1

子供向けの映画かと思ったけど、いざ観てみたら大人こそ観るべき映画だと思った。自分の心の動き。感情の意味。「なぜその気持ちが今この瞬間に出るのか」自分自身でもなんとなくは分かっているけど、抽象的でモヤモ>>続きを読む

ジュリエットからの手紙(2010年製作の映画)

3.9

とにかくおしゃれで面白い映画だった。出てくる車もカッコいい。

男たちの大和/YAMATO(2005年製作の映画)

4.0

とにかく大和がカッコいい。2011年に亡くなられた辺見じゅんさんの著書で、戦艦大和の生還者達の証言が書かれた本を読んだけど、そこに書かれていたことが映画にもリアルに再現されていて、本の言葉だけでは想像>>続きを読む

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

4.2

硫黄島からの手紙と合わせた二部作。
この映画はアメリカ側からの視点で描かれていて、日本とアメリカでは当時の太平洋戦争に対する向き合い方や国内での見方がこんなにも違ったんだなということがよく感じ取れる作
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

5.0

とにかく何回でも観直したい映画。
変にカッコつけた演出ばかりがされているありきたりな戦争映画と違って、戦争の悲しさや、汚さや、呆気なさや、卑怯さがリアルに表現されている。

この映画の公開当時は自分は
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エバン・オールマイティ(2007年製作の映画)

3.5

ブルース・オールマイティの続編
ブルース・オールマイティでブルースにいじられた同僚のエバンが主人公。

内容を深く考えるよりも、単に観て楽しむべき映画なのかなと思う。

青天の霹靂(2013年製作の映画)

4.0

思ってたのと違って素直に内容が入ってきて凄く面白かった。

母親がいなくて、その理由を父親がいい加減だから呆れて出ていったんだと父本人に聞かされていた主人公(大泉洋)。

いい歳したおっさんになっても
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聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-(2011年製作の映画)

4.4

この映画は映像も予想外になかなかよく出来ていたけど、それよりも人としての生き方や、当時の日本の情勢などがよく描かれていて、映画といえど「そうだよなあ」と納得させられたり気付かされた部分が多々あった。カ>>続きを読む

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.2

取材に来た田舎街であるとき突然、主人公が何度も同じ日を繰り返してしまう様になるという話。古い映画だけどなかなか面白い。

星守る犬(2011年製作の映画)

3.6

色んな意味で優しい映画。悲しい映画ではあるんだけどなぜか落ち着く。

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.0

なかなか面白かった。昔風のドタバタ劇というか、少しコメディな要素も感じられる。特に雪姫が美人で男勝りな荒れた性格で、そこもなかなかキャラが立ってた。この作品の雪姫のキャラクターが後にスター・ウォーズの>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

時々レンタルDVD店で「名作!」と書かれて見掛けてはいたけど、表紙の写真からしてロックなカッコつけた映画かと思って避けてた。

でも実際に観てみたら思ってたのと全然違った。DVD欲しいくらいに面白い。
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.7

ハマりにくいし観にくい映画。
でも…



最初この映画をチラッと観たときは「もうなんかこのタイトルを付けたかっただけって気がする」なんて思った。でも2回目にしっかり観たら、面白くて時折見返したいくら
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赤ひげ(1965年製作の映画)

3.9

この映画は要するに
「自分のために」ではなく「人のために」という物語だった。また観たい。「隠し砦の三悪人」みたいな面白劇みたいなのも良いし、こういう人間臭さが出てるのも良いなと思う。ある意味「生きもの
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新釈四谷怪談(1949年製作の映画)

3.6

お岩さんで有名な四谷怪談。婆ちゃんが昔観たけど怖くて今でも覚えてるというので、その映画「新釈四谷怪談(1949年)」のDVDを借りた。

求めてたものより少しソフトだったけど怪談にしては柔らかくて物語
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モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年製作の映画)

3.2

タイトルからしてバイクが出て来そうだからとなんとなくDVDを借りた。でもバイクは最初にチョロっと出るだけで映画の内容とほとんど関係ない。

でも実はこの映画はアルゼンチン生まれの革命家チェ・ゲバラと友
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.2

富豪の身障者と、貧困のヘルパーの二人の実話を元にした映画。同情や障害者として接せられるのが嫌いなフィリップと、障害を意識せず自然に接するが故に一見失礼な事も平気でしてしまうドリス。違う生き方をする二人>>続きを読む

I am ICHIHASHI 逮捕されるまで(2013年製作の映画)

2.8

リンゼイさん殺害事件の市橋達也被告の映画。この映画は著書「逮捕されるまで」であまり触れられていなかった「してしまったことの内容、気持ち」の部分に対する補足としての意味合いが大きいかも。終始、インタビュ>>続きを読む

プロメテウス(2012年製作の映画)

4.2

映画エイリアンの前日譚の様で前日譚ではない。全く別物な感じがした。因みにプロメーテウスはギリシア神話の「天界の火を盗んで人類に与えた神」「人間を創造した神」らしい。設定も映像も壮大で鮮明で面白かった。>>続きを読む

オープン・ウォーター(2004年製作の映画)

4.0

ダイビング中に海の真ん中に置き去りにされる話。ダイナミックな迫力のあるシーンはほとんどない。でも大体の人が海水浴中に想像する中で一番嫌なパターンの海の怖さがリアルに表現されてる。クラゲ…潮の流れ…サメ>>続きを読む

最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)

3.6

この作品は何を伝えたいのかを上手く説明出来ないけど、気付かされることは沢山ある。結構面白かった。親切心で良かれと思ってやったことが相手を怒らせたり、伝えたいことがストレートに伝わらない煩わしさ。人と人>>続きを読む

生きものの記録(1955年製作の映画)

4.5

この映画の場面をつい自分や家族のことと照らし合わせて考えてしまう。現実味があって悲しくなる。

譲れない気持ちや、意地になってる所があってどうしたって相手の言ってる事をまともに聞けない。伝わらない切な
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レオン(1994年製作の映画)

4.2

面白い。やっぱり良い。物語が凄く良いけどそれだけじゃなくて映像や世界観が綺麗。ナタリー・ポートマンの演技が凄い。ハリポタのシリウス・ブラック役のゲイリー・オールドマンも悪役で出てるけど、役者とはいえ別>>続きを読む

ただ、君を愛してる(2006年製作の映画)

3.9

妹が借りてきた映画。なにあの結末。最初ちょろっと観ただけで「うわこの映画クサイぞ 」とか思った自分が恥ずかしい。正直なところ多少はタイトルで察しはついてた。でも想像を超え過ぎ。俺は分かったふりして映画>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

4.5

映画「Gattaca(ガタカ)」。最初「うわつまんなそう」と思って期待せず観てたらその後の展開が予想外でもう何も言えない。そして凋落した元エリート、ジェローム・モロー(ジュード・ロウ)がカッケー。最後>>続きを読む

127時間(2010年製作の映画)

4.1

実際の話を元にした映画。
アメリカの人が全く通らない広大な国立公園内で自然を楽しんでいた主人公が不運にも腕を大岩に挟まれて動けなくなってしまう。自力での脱出を試みるもとても無理な状況で、仕方なく助けを
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用心棒(1961年製作の映画)

4.0

「ビクビクするねえ!……鬼に金棒だぜ」と言って三十郎の徳利に盃をまわす清兵衛の手が震えていてカタカタ音がする場面。パールハーバーで似たシーンがあったけどまさか用心棒の影響?次はパクりのクリント・イース>>続きを読む

椿三十郎(1962年製作の映画)

4.0

(伊藤雄之助が演じる)城代家老の睦田弥兵衛が自分の間延びした馬面を「乗った人より馬は丸顔」と冗談にして若侍達の笑いを取ったときの「しめしめ…してやったり」という様な満足気な表情がなんとも。椿三十郎が「>>続きを読む

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.2

音楽がおしゃれで、落ち着いてるけど面白い映画。

ドイツからアメリカに旅行に来た主人公のJASMINEがハイウェイで休憩中に旦那と喧嘩をし、旦那は車で走り去ってしまう。JASMINEは仕方なく砂漠の中
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三本木農業高校、馬術部 〜盲目の馬と少女の実話〜(2008年製作の映画)

3.7

青春映画なのかな。実際の話を元にした作品で、本人も僅かながらゲスト出演している。

農業高校の馬術部というのが普段どんな感じなのか、何も知らない素人にもなんとなく雰囲気が想像出来たので面白かった。
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