ameriaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ザ・フライ2/二世誕生(1988年製作の映画)

3.3

オマージュがすごい!クローネンバーグが表紙の本をさり気なく置いておいたり所々に遊び心やリスペクトを感じました。気になる女性を誘うときの言葉が同じところとかもグッときましたね。テレポートさせる物に対する>>続きを読む

ベルトルッチの分身(1968年製作の映画)

3.0

主人公のジャコブが公園とか駅にいたら「こら!そんなにジッと見ちゃいけません!」て完全に言われるやつで、早い段階で胸やけを起こしました。

ジョン・ローンが気になって合わないだろうなと避けてきた『ラスト
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聖なる狂気(1995年製作の映画)

4.0

厳格な宗教の親のもと性的な欲望を抑えこまれて育った童貞リーが、ものっすごい魅惑的な女性に出会っちゃって欲情と嫉妬と罪悪感でどんどんおかしくなって赤鬼になるまでの12日間の軌跡を描いた物語。ぶっ壊れたハ>>続きを読む

ザ・フライ(1986年製作の映画)

5.0

人生はじめてのトラウマ映画を大人になってはじめて観ました。

『ジュラシック・パーク』を映画館で観たとき「あ…アイツは…あのハエ男や…」って震えた記憶。

この手のショック描写がある作品は何個も観てる
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ドッグマン(2018年製作の映画)

5.0

自分的にものっすごい良すぎたり、ベルイマンやこの手の人間の心理や内面を描いた作品てもともとない語彙力が皆無にされてしまうんですよね…
少し自分の内面を落とし込んでって部分もあって今はそこまで落とし込み
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ネクロマンティック1[完全版](1987年製作の映画)

3.2

監督、大変な趣味嗜好性癖をお持ちで



基本的に私が好きな作品は旦那さんにとって修行なことが多いのですが(基本的に『ダイハード』や『シークレットサービス』『運び屋』『LOGAN』とかが好きな人)
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アルタード・ステーツ/未知への挑戦(1979年製作の映画)

3.2

進化する途中で男梅になったり『バスケットケース』のあのお兄ちゃんみたいになったりする。とくに最後はほぼバスケットケース。カラーで見たデヴィッド・リンチの悪夢のような世界。

「食べて、飲んで、寝る
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エム・バタフライ(1993年製作の映画)

4.9

なんて衝撃的すぎる実話なんだ…

頭が混乱して「マジかよ…」しか言えなくなりました。

B'zの『LOVE PHANTOM』はガリマールの歌なのかもしれないって思うくらい、幻を愛してた男ガリマール。万
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ダイヤルM(1998年製作の映画)

3.9

この数年後にマーベルでそれぞれサポートすることになるペッパーとピム博士が夫婦役ってだけでもうこちらとしては胸熱なのに、最初の会話が

「世界を救う仕事は順調?」

って時点で1億点。

パラダイス 神(2012年製作の映画)

3.7

フォロワーさんが観ていて気になったので!パラダイス三部作の2作目、順番にいこうかと思ったけど気になるほうからいっちゃいました!笑。面白かったです〜〜〜

「この哀れな娘を救ってください」と勝手に哀れま
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オペラ座 血の喝采 完全版(1988年製作の映画)

4.9

U-NEXTで今月いっぱいだったので慌てて観ました。この作品ははじめて知ったかも。隠れちゃってる傑作なようで。元気がチーンな時に、くだらなくて元気がもらえてめちゃめちゃ感謝しかない大好きなオペラvsヘ>>続きを読む

戦慄の絆(1988年製作の映画)

4.7

やっと観れたぜこの作品…またクローネンバーグが私の中の最&高を越してきた…性癖を刺激してくるなこの人はほんとに(生まれてきてくれてありがとう)

性格は真逆だけどいつも一緒で大人になっても生活を共にし
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夏の夜は三たび微笑む(1955年製作の映画)

3.2

『叫びとささやき』の時に次女の壮絶な死を演じていたハリエット・アンデルセンが奔放なメイドを演じててかわいかった。口元が絶妙にだらしなくて「楽しいことっていやらしいのね」と処女の奥さまに言われて「いやら>>続きを読む

呪いの館(1966年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

THE ゴシックホラーの世界観がとても好きでした!

ただストーリーがツッコミどころ満載で(笑)

数年間で10人以上も死んでるんだぞ!ってあの主人公が村に来てかなり死んでるので意外と死んでない…って
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隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

U-NEXTについに入ってしまいました。

ソフトしかなかったりレンタルのない作品がたくさんあるのがうれしい。まさかこの作品もあるとは…もう抜け出せないかも。


うわさに違わず胃が締め付けられるほど
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ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷(2020年製作の映画)

4.2

あまり期待せずに観たけど面白かった!
ふつうに怖かった(笑)

内容はそうでもなくても音にビックリするタイプなのでよく突然おっきな音が鳴ると体を飛び上がらせてるんですが(笑)この作品は主人公がワーキャ
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

-

ふっ、音楽(笑)

この音楽を聴いたとき「私たちのこの映画のための曲だわ!」って思ったらしいけど…おいおい監督マジか。花粉吸ってたんか?

ここ最近の映画では楽しみにしてた分うーん…
鼻がムズムズして
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VETERAN ヴェテラン(2019年製作の映画)

3.9

マーティン・コーヴが怒ってスティーヴン・ラングのニット帽の前部分をザッとズラして視界を遮ったけど、それでも顔面パンチがキマるとことか

マーティン・コーヴが「俺に情けはない!」って敵をボッコボコにする
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レベッカ(1940年製作の映画)

4.2

ダンバース夫人が狂人すぎた。

窓のシーン「ほら、そこから、ね?わかるでしょ?」

仮にも仕えてる旦那様の奥様に怖すぎでしょ〜〜

アンナと過ごした4日間(2008年製作の映画)

4.9

好きだわ〜こういうの。
10年以上前にキェシロフスキの『愛に関する短いフィルム』に出会ってからこのような屈折した愛情ものが好きなんだとパズルのピースがカチッとハマる感覚を覚えたあの時。それから偏愛は実
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五日物語 3つの王国と3人の女(2015年製作の映画)

5.0

子供を授かりたい王妃。美貌と若さがほしい老婆。大人の世界を知りたいお姫様。3つの国の3人の女。欲しいものが大きければ大きいほどそこには更に大きな代償が伴うよと現代にも通じるような残酷なおとぎ話を絵画が>>続きを読む

封印された部屋(1909年製作の映画)

5.0

妻の逢引きを目撃してしまった王は気づかれぬよう入口をレンガでかため閉じ込めてしまう。文字通り封印されてしまった部屋では先ほどまで愛しあっていた二人がいがみ合い、それを外で聞いている王が満足気にレンガを>>続きを読む

処女の泉(1960年製作の映画)

-

襲われるシーンがすごく生々しい。若き日のマックス・フォン・シドーがカッコいい。神話に出てきそうなほど。

彼の作品の永遠のテーマでもある神の沈黙。わかってはいる。わかってはいるんです。けど何作か観てき
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ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

3.7

しょっぱなから声の小ささで胸を鷲掴みにされたのですが

緊迫感があるはずのラストのほうでアクシデントなのか本当なのかわからないけれど、思いのほか高いとこから落ちたカート・ラッセルが、演技じゃなくて本気
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青く震える娘(2020年製作の映画)

5.0

一旦記録

MyFFFにはじめて登録してはじめて観た作品。なにこれ最高スコア10ほしい

絵も世界観もツボすぎてずっと観てたいからディスクでほしい!