こーたさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.3

細かい動きや仕草、全てが絵になるとはまさにこのこと。
美しすぎて衝撃的な作品だった。
映画というよりは一つのアートであり、芸術作品。
ゴッホは本当に自殺したのか?というストーリーに惹かれたのはもちろん
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.0

時計の針が進むように、静かにゆっくりと時間が過ぎる映画。
途中から死神が乗っ取ったときは人間界で自分の好き勝手するジョーの身勝手さと、残されたスーザンはどうするんや!という気持ちで一杯だったが、ラスト
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

これはおもろいっすわさすがトム。
出だしから見逃せないアクションの連続。
展開も過去シリーズに登場する人物や思わぬところでの妻との再会など熱い展開が多い。
アクションメインの映画はB級感出がちだけどス
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崖っぷちの男(2011年製作の映画)

3.9

壮大なミスディレクション。

レビュー以上に面白かった。
ハラハラどきどきの展開。
部屋で最後の晩餐を取ったのち、おもむろに窓から外に出る男。
なぜ男がビルから飛び降りようとしているのか、という謎を紐
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.9

簡単には私の人生終わらせない。そんな執念を感じる映画。

序盤から怒涛のセリフラッシュで一気に惹きつけられ、終盤はテンポが一転してモリー・父親・弁護士など、登場人物の心の中が覗けてきて深みが増した。
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

いろんな人のいろんな感情、気持ち、優しさ、思いやりが包み込む物語。
こんなの誰がみても幸せな気持ちになれる。

心の中を覗けたら、みんな普通じゃない。

まさにその通り。普通な人なんていない。中身はみ
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.1

開始2秒で綺麗な映像に惹きこまれた。
不器用で人付き合いも苦手、世間を遠ざけていた2人が始めた物語。
単なる画家としてのサクセスストーリーではなく、話が進むに連れて言葉よりも行動で愛を育んでいく2人の
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.9

一見残酷な運命も、愛する人と一緒なら乗り越えて幸せになれる。
何度でも恋させるヘンリーは素敵すぎる。
タマゴ頭の下りが終盤になるに連れて意義深くなるし、好きな人の横顔を描くあの絵はめっちゃほしいな。
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.9

原作のポケモンの雰囲気とは違い、進むごとに謎が深まる。
ストーリーと懐かしさの2軸で楽しめる作品。
あくまでメインはティム(人間)で、ポケモンはその脇役だから違和感なく観れたのかも。

想像以上にクオ
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

何があってもどんなに辛くてもぼろぼろになっても生きていかなきゃいけない前に進まなきゃいけない。
生きることのリアリティが描かれた映画。

リーが最初は不躾でぶっきらぼうな態度を取る便利屋だけど、ストー
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.9

女らしく魅せ、華麗に奪う。
このメンツにアンハサウェイはずるい。
盗みの規模はそこまで大きくなかったが、今までに比べキャラの引き立てや盗みの目的が明確なストーリーが良い。
個人的には4部作で一番魅せら
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.9

ストーリーにアメリカの闇が浸透し、ずっしりとした気持ちになる映画。

ジェレミーレナーはやっぱり冷静に心を怒らせられるタイプが似合う。スナイパーははまり役。

オーシャンズ13(2007年製作の映画)

3.7

ド派手な連携プレー。
こんなん無理やろーって難題もちゃんとクリアする。
相変わらずお金はめちゃくちゃかかってるなーと思ったけど制作費はずっと8500万ドルだそうな🤔

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.0

2度目の鑑賞。
ひたすらバッキーがかわいそう。
アベンジャーズ勢揃いの豪華なメンツに加えてアクションだけでなく謎が深まるストーリー展開が入ってくるのはキャプテンアメリカならでは。
空港のシーンはだれも
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.8

ライバルの登場。
前回よりもグレードアップ。
相変わらずキャストはお金かけてるなあ。

ご本人登場のくだりは笑った。

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.6

華麗な11人。
大規模な盗みでありながらアクションなどには頼らないでテクニックで魅せる映画。
ただ登場人物が多すぎてそれぞれのキャラへの愛着が湧きにくかったなあ。

アイアンマン3(2013年製作の映画)

4.0

1人じゃヒーローも戦えない。
パニック障害起こすわ、アイアンマンなのに生身で敵のアジトに乗り込むわ、子どもとタッグを組むわと、トニーの新たな一面が満載の作品。
展開も細かいところでそっちか〜みたいなの
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.8

敵は自分自身のプライド。
強い敵を倒す、というよりはトニーの成長回だった印象。
なんでも出来ちゃうが故に、素直に周りを頼れない。

ナターシャの雰囲気が謎めいていたおかげでストーリーに良い味がでていた
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.0

70年経っても消し去れない友情。
アベンジャーズの中でも一番正義心が強く、人の心を動かせる強さを持ってるのはやっぱりキャプテン。ヒューリーも彼だけは信頼できたのがよく分かる。
誰が敵か分からない、ミス
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キングダム(2019年製作の映画)

3.9

ただただ長澤まさみが美しかった…。
原作知らなくてもたぶんそれぞれハマり役なんだろうなというのが伝わってきて楽しめた。
アクションは邦画ではるろ剣並みにクオリティ高くて、これでストーリーも良いんだから
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

3.9

再開と別れ。相変わらずのド派手アクションに加えて、裏をかくストーリーは見ていて飽きない。
東京とのつながりもアツかった。

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.9

マーベル作品の中でも一番人間臭い作品で好き。ひょろひょろのスティーブからキャプテンアメリカ誕生とその活躍を描いた作品。キャプテンの優しさが強さ。

ちゃんとインフィニティストーンも出てくるし、エンドゲ
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.9

スコット安定の良いキャラしてる。MCUの中でもイチニを争う頼りなさだけど能力はけっこう強い。そしてラストが衝撃的すぎて、こう繋がってたのか!と腹落ちした。笑いのシーンも多くて好き。
ただ量子世界でおば
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.5

俳優変わってること知らんかった…。
これはこれで面白いけど、俳優が若手なせいか、本体のアクションシーンが多め。科学者感ゼロだったので、ラファロ版のハルクストーリーならもう少し科学者っぽいストーリーにな
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.8

9.11への報復の物語。NYのトレードセンター跡地や資料館に行ったことがあったけど、こんなストーリーもあったのか…。
国の代表として、執念で外交を成立させ、作戦を完遂したのはたしかにかっこいい。ただ報
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.7

今回はロキとジェーン回という印象。
精神的に逞しくなったソーの活躍ぶり。
予想以上に博士が有能だったことにおどろき。

マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.8

ソー始まりの物語。
追放から帰還まで、地球での出逢いをきっかけにソーが成長するまでの過程が描かれている作品。
傲慢さは相変わらずだけど、ヒーローとして重要な仲間や大切な人を想いやって戦う気持ちはここで
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運び屋(2018年製作の映画)

3.9

88歳でよくこんな作品作って主演も張ったなあと思わず感心してしまった。観る人を惹き込む展開力はさすが。

自身の不器用さから、人生において家族すらも蔑ろにしてしまっていたアール。
はじめは家族との関係
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ポルト(2016年製作の映画)

3.7

あえて言葉は遣わずに、きれいな間の取り方であっという間に魅せる映画。情熱的な2人の刹那の物語。

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.0

世代じゃなくても楽しめた。胸がぐあ〜と熱くなる作品。落ちこぼれからプロボクサーへ、みたいな下手なボクシングストーリーではなく、はじめから父親の背中を追いかけて、でも上手くいかないみたいなところは逆にリ>>続きを読む

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.8

前半はスカッと、後半は一気に考えさせられる話に。後半になればなるほど、フランキーのいじわるな優しさを感じた。

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

3.8

いろんな登場人物のいろんな感情のぶつかり合い。一人一人の感情にフォーカスしてるのは厚みがあって良いんだけど、終盤ちょっとまとまらなくて、消化不良。前編同様の熱量はさすが。

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.9

熱量と狂気。役者それぞれの心理描写があえて口に出さない感じが良い。愛のむきだしみたいなストーリーと狂気のバランス・振り切り具合も最近の映画にはない要素で最後まで目が離せなさがある。