アベベチゴベナさんの映画レビュー・感想・評価

アベベチゴベナ

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アンダーカレント(2023年製作の映画)

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概ね好きなんだけど、過去の事件が大きいのと、瑛太の動機がハマらないってのが消化不良でした。概ね好きなんだけど!

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

1.0

プロパガンダ映画や日本最高!みたいな、嫌な映画だなと思いました。

あと、トップガンを意識してるのか分からないけど、バイク乗ってるの恥ずかしいなと思いました。

こういうぼんやりと「戦争」を扱うのしん
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

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日曜夜に誰もいなくて、おひとり様の劇場で。寂しいわ…。
勝敗すらどうでもいい名勝負が見れたらいいんだけど、絶対勝たなきゃいけない試合に絶対勝つ人としてしか見れなかったので、私の好きなシリーズの好きなと
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

ウチの家族の話ですが、
落ち込んだことがあると、とにかく肉を焼いて食う。そして、腹を満たして悲しみに暮れたり、笑い飛ばしたりする。
玉田くんがラーメンをすすっているときに、めちゃくちゃ泣きそうになりま
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

面白かったー。
石が喋るシーン、号泣。


マーベルもマルチバースだ!とか言っていますけど、「これでいいじゃん」って思ってしまいました。


世界ベーグルとか、露悪的なギャグも面白かった?けど、そこは
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

5.0

大学に入ってから、中学の友達に誘われて遊びに行ったら、小学生の頃に流行った手作りのカードゲームをずっとやっていて、そそくさと逃げるように帰ったのを思い出した。
友情って、見返りを求めない分、難易度高い
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犬王(2021年製作の映画)

5.0

いま現代に生きる音楽、絵画、映画、小説、、、その他諸々、文化全てが、
過去に名前を残っていないような人全ての継承であり、次世代への伝承であるという話。


犬王の音楽がマイケルやクイーンに伝わったよう
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HOKUSAI(2020年製作の映画)

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久々に映画館で怒り狂いそうになりました。

はりぼて(2020年製作の映画)

5.0

最初はヘラヘラ笑って観られるんですが、そのうちゾッとしてきました。

大きな巨悪がいるわけじゃなくて、緩やかにこびり付いてる不正があって、それを正すはずの選挙で改善されないっていう、どこから始めたらい
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ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

テーマ性と映画の構造がドンピシャで一致していて、彼の作品ができた瞬間、拍手したくなるくらい興奮しました。

客観的な事実の羅列だけど、重ねると彼の人生が浮かび上がるというのは、誰の人生でも同じで、彼が
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

5.0

原作を読んだかどうかで印象が変わるように感じました。

映画は映画で良いところもありますし、原作は原作で大傑作なので、どっちにも触れて、心かき乱されて欲しいと思います。

その点、映画のラストシーンで
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浅田家!(2020年製作の映画)

5.0

中野監督の作家性と映画のテーマ性が一致しすぎて、やや胸焼けかなという印象でした。
いわゆる「良い話」をしっかり描き切る印象が強いんですが、「湯を沸かすほど熱い愛」や「長いお別れ」でも、どうしようも無い
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スパイの妻(2020年製作の映画)

5.0

最高でした。

黒沢清監督の異質な部分が、1940年代の日本だと妙にマッチしていてビックリしました。企画と座組みが最高です。
監督黒沢清、脚本濱口竜介、主演蒼井優って、もう絶対面白いじゃないですか?最
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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

やっぱノーランの映画苦手だなーー。。

そもそも話運びとか、明快なアクションの撮影とかが上手くないように感じてしまうんだよな……。

ただ、今のエンタメの最高峰だし、アガるシーンはアガるんで、体調が良
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星の子(2020年製作の映画)

5.0

両親が新興宗教にハマってヤバい!って映画なんですが、描写がすごく丁寧で15歳の少女の気持ちに感情移入できました。

新興宗教がテーマになると、「愛のむきだし」とか、「獣道」とか、漫画だと、ふみふみこ先
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はちどり(2018年製作の映画)

5.0

左利き映画で、塾映画でした!

塾は初めての学校以外の社会になりがちで、、、、あの感じ……最高!

サニーと同年代の子が主人公ですが、サニーのあの子達は理想化された青春とした感じがあります。(主に回想
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劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

5.0

ドラマが好きだったので観ました。
声を出して笑ってしまうシーンも多く満足しました。
ノリノリで踊る市原隼人は絶品です。

みんなで食うから美味いって、めちゃくちゃ分かりますね、、。私にとって、合唱コン
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

5.0

こういう映画が観たくて映画館に通っている気がしますね!

画面で起こっていることは最悪のピタゴラスイッチなんですけど、現実に往々として、こういう環境は存在しているだろうし、自分も新しい環境に身を置けば
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犬鳴村(2020年製作の映画)

5.0

何が勝算でこの映画が作られたんでしょうか!

ヘレディタリーと同様のテーマであるはずなのに、ストーリーが散らかっていて、見にくかったです。

最初のシーンも折角、手持ちカメラで撮影していて、、、っての
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

5.0

いやーーー、素晴らしかった!観て良かった!

明確なあらすじのないタイプの映画で、観るのには少しハードルが高いかもしれませんが、しっかり工夫が効いていて、退屈せずに最後まで観ることができました。

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初恋(2020年製作の映画)

5.0

最高!三池崇史監督のホームラン!!今のところ今年度ベスト3には入ります!!!


役者全員最高!私の大大大好きな「獣道」を思い出すような感覚になりました。
ロードムービーだったり、ノワールだったり、恋
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Red(2020年製作の映画)

5.0

島本理生原作作品苦手かも、、と思わされてしまいました。
「ナラタージュ」を中学生のときに読んでピンとこなかったんですが(当たり前の話ですが)、映画もムムムでしたし、今作もアレ?って思うところがなくはな
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架空OL日記(2020年製作の映画)

5.0

ある映画評論家の本に書いてあったんですけど、「コメディ映画は言ってはいけないことを言うこと」と。
今作はその通りのコメディ映画だと思います。

「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白かった!

「全編ワンカット撮影」というのがウリで、そこがストーリー的にも上手く効いてて、グイグイ引き込まれてしまいました。

ネズミだ!うわっーー!のところから、緊迫感がどんどん加速
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

アリアスター最新作!

超特大ホラーを期待していましたが、肩透かしな印象です。面白い面白くないとは別にジャンルが違ってビックリしました。

テーマは万人受けするくらい一般的なものになってるし、規模は違
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恐竜超伝説 劇場版ダーウィンが来た!(2020年製作の映画)

5.0

化石の少しの情報から推理に推理を重ね、矛盾のないように生態系を想像していく古生物学に感動しました。エンドロールが最高すぎるので、あそこだけでも何回でも観たいです。

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

5.0

難しかった!というのが率直な感想。
マトリックスみたいな話でもないし、個人個人の行動?だけがデータ化されているのに、そこに感情みたいなものもデータ化されているというのがイメージしにくかったです。
あと
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メランコリック(2018年製作の映画)

5.0

圧倒的な古谷実っぽさがすごいですね。ギャグと暴力が、エンタメとして楽しめる良いバランスになっていて、とても面白かったです。

カタカナタイトル。
社会性のない自立できてない主人公。
急にモテる。
望ま
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

5.0

やり尽くした感のある太宰の話を蜷川監督の味付けにしました!という映画でした。楽しかった!。

女優陣も実力派が並び、主演の小栗も良いときの小栗でした。声質からでる軽薄さが上手く役とハマってて、すごく良
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

5.0

すごく好きな映画です。

ただ、高校のとき、斉藤和義ばっか聞いていた私がカラオケで「ベリーベリーストロング」を歌って、ドン滑った記憶がチラつきました。そんなこと、どうでもいいんですけど…。

今泉監督
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

5.0

めっっちゃ嫌な映画でした。つまり最高のホラー映画でした。

現代版の「悪魔のいけにえ」であり、「ファニーゲーム」ですよね。無情系のホラーでも嫌な演出がとにかくキツくて、、、本当に見せ方が上手いです……
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ドッグマン(2018年製作の映画)

5.0

最高の映画でした!

観た後、すごく嫌な気持ちになりました。私の自分自身の嫌いなところが主人公にそっくりで…。ついつい嘘をついてしまったり、人が傷ついてるのを見て見ぬフリをしたり…。嫌いな人が傷ついて
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ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

すごく良い映画でした!

アメコミオタク的に言うと、ドラマ・ゴッサムのシーズン2、「最後の笑い」の解釈の方がジョーカー誕生譚として、好きかなと思いました。
絶対悪に染まる男の話としては10000点です
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