油屋さんの映画レビュー・感想・評価

油屋

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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

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久しぶりにみた。あったかい映画だ。片岡鶴太郎、秋吉久美子の演技が素晴らしい。やはり傑作だ。

なごり雪(2002年製作の映画)

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伊勢正三の「なごり雪」を題材に映画化されたので歌詞を無理矢理セリフにしていると感じた。しかし役者の棒読みの如き喋りもなごり雪の歌詞も見終わると映像と一緒に余韻が漂う。さすが大林かな。しかし全体的に重苦>>続きを読む

アキレスと亀(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この映画何がテーマなのかいまいちわからない。でも引き込まれてしまった。大金持ちの家に生まれた主人公は絵を描くのが大好きで授業中絵を描いても村の実力者の息子なので怒られない。しかし突然会社が倒産し親は自>>続きを読む

八月の濡れた砂(1971年製作の映画)

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この映画はおそらく高校時代に見たのだと思う。封切られたのは私が中学3年だった。高校時代に藤田敏八作品の「赤い鳥逃げた」をみてこの映画をみてみたいと思い、多分何処かの学園祭でみたのではと思う。今みてみる>>続きを読む

アルマゲドン2012 マーキュリー・クライシス(2011年製作の映画)

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かなりご都合主義的な展開ではあるが、ハリウッドでもよくあるしょうもない大作よりよっぽど面白かった。

漂流教室(1987年製作の映画)

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原作は連載で読んでいた。大林作品なのに当時見なかった理由は評判が良くなかったような記憶が。でもこの年になって初めてみるとなかなかの作品ではないかと思う。結局現代に戻れない少年少女達に切なさは漂うものの>>続きを読む

いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

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原作と同時進行で観た。途中までは良かったが原作の広がりに無理に合わせようとする部分がありちょっとなぁとってしまった。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

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素晴らしい映画には素晴らしい役者ありの典型例です。

月光仮面(1981年製作の映画)

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月光仮面である理由がわからなかった。カルト教団の愛というのも不鮮明で強盗で金を集める。月光仮面がそれを阻止して教団は崩壊。全て中途半端な作りの中で志穂美悦子だけが光ってた。

ウルトラQザ・ムービー 星の伝説(1990年製作の映画)

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古代遺跡に関わる殺人が相次ぐ出だし、途中まで期待してみていたが終わってみれば月並みな結末。映画としての時間を使ってもテレビのシリーズには勝てなかった。

うずまき(2000年製作の映画)

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原作の漫画は迫力があったがこの映画はそれを忠実に再現しようとして陳腐な出来栄えになっている。確かに不気味さは表現されているものの全体的に暗いだけで終わっている。漫画は確立した世界があった。何か映画独自>>続きを読む

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

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公開当初観に行こうと思って行かなかった映画。それぞれがボクシング、ヤクザを生きる二人の若者。ふたりとも結局挫折する。淡々と描いていく分迫力があります。またいつかみようと思いました。

武士道シックスティーン(2010年製作の映画)

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原作があまりに面白かったので映画を見ました。配役は良かったと思います。青春真っ只中、一生懸命、コミカル、面白かったです。ただ武道の真髄部分を少しだけ付けてもらえたらなぁと思いました。

ふたり(1991年製作の映画)

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大好きな大林宣彦作品の中でも特に好きな映画です。大好きな作品なので隅々まで知っていると思いきや、こんなシーンがあったのかと再発見。
昔この映画を見たあと感激して尾道まで行き撮影場所を探し回りました。全
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

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このところ岩井俊二の作品を続けて見たので、やはりこれと思い久しぶりに観た。やっぱり傑作だなぁ~。この世界観。少し崩れたような近未来?charaを見るだけでもじゅうぶん価値アリ。

魔女の宅急便(2014年製作の映画)

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ジブリの出来が良いので比べてしまうが、これはこれで楽しめます。むしろむしろどうせ比較されるのだからもっと冒険しても良かったのではないかと思いました。出番は少ないけれど宮沢りえの存在感抜群でした。

黒い家(1999年製作の映画)

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怖い映画でした。話のすじは単純なので途中で結末予想出来てしまうけれど、心理的に怖くて早く終わらないかなと思ってしまった。それにしても大竹しのぶがすごすぎる。

CUTIE HONEY キューティーハニー(2003年製作の映画)

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作品としては中途半端ではないかと思った。アクションはテレビのレンジャーものよりもおとなしいし、SFとしては薄いベールがかかっているだけ。佐藤江梨子の可愛さだけと言いながらも結構楽しんで見ました。できれ>>続きを読む

がっこうぐらし!(2018年製作の映画)

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青春ラブコメかと思ったら、突如ホラー?映画に変わる。しかし話の内容はどうでもいいというタイプの映画。高校でゾンビ発生しあっという間に学校が壊滅。その中で生き残った4人の高校生と一人の先生。町も壊滅して>>続きを読む

恐怖(2009年製作の映画)

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心理的に結構怖いです。主人公のお姉さんめちゃくちゃ美人だけどあまり印象に残らない。出演者ほとんどイカれてるけれど片平なぎさが存在感抜群でマッドサイエンティストのような医者を演じています。

死国(1999年製作の映画)

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原作はだいぶ前に読んだ。細かくは覚えていないがラストのニュアンスが違う様に思った。主演の女優さんも美人で雰囲気があったけれど、何と言っても栗山千明ですね。

Love Letter(1995年製作の映画)

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中山美穂が一人二役を演じている。死んでしまった婚約者の恋人に手紙を出すと返事が来る。何度かやり取りをするといたずらではなく同姓同名の別人でしかも女性だった。相手は恋人の同級生でなおかつ主人公に瓜二つと>>続きを読む

ドグラ・マグラ(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原作は高校の時に読んだ。凄いと思ったが読んだ後に精
神に異常をきたす事はなかった。でも夢野久作の他作品を読み漁った。映画はまずまずの出来ではないかと思った。それなりに雰囲気が出ていたと思うし話も原作を
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PicNic(1996年製作の映画)

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岩井俊二の変態?チックな映画。同じ年に傑作のスワローテイルが封切られている。どちらにしてもcharaの強烈な個性が炸裂している。

アイコ十六歳(1983年製作の映画)

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40年の時を経てやっと見ました。冨田靖子が等身大の高校生を演じている。他愛のない物語だけど、それが良いですね。今だとこんな映画は生まれないな~

風と樹と空と(1964年製作の映画)

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吉永小百合と浜田光夫の青春コンビが若いエネルギーを爆発させている。高校を卒業した6人が東京に働きに出てきて過ごす日々。清純派の象徴かと思っていたが、さゆりちゃん男女の話で結構過激な発言が出てくる。あふ>>続きを読む

黄泉がえり(2002年製作の映画)

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原作は随分前に読んだ。素晴らしいストーリーだった。この映画は原作を無理に詰め込みすぎかな?原作を読んでいない人は柴咲コウ演じるミュージシャンRUIのステージの必然性は理解出来ないのでは。それでもRUI>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

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売れないミュージシャンのたまごのジャック。ある日地球規模の異変で世の中からビートルズがいなくなっていた。しかしジャックはビートルズの記憶をはっきりと持っている。そしてその記憶ヲンもとに世の中に存在しな>>続きを読む

新諸国物語 笛吹童子 第一部 どくろの旗(1954年製作の映画)

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3部作の一作目「髑髏の旗」。満月城が髑髏の旗の野武士の一団(首領は月形龍之介)に襲われ壊滅し城主は自刃。明の国に修行に出ているあと取り(兄東千代助は剣の修行、弟中村錦之助は面作りの修行)は髑髏の面に白>>続きを読む

悪太郎(1963年製作の映画)

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今から57年前の青春映画。内容はあまりに鮮烈だ。時代は違っても若者のエネルギーは強烈に発散している。

襤褸の旗(1974年製作の映画)

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この映画を見たのは高校を卒業して大学受験浪人していた時で46年前になります。この映画は普通の映画館では上映されておらず、八王子公民館でやっていたのを見ました。製作費用もままならないと言う話で当時見たス>>続きを読む

ゲゲゲの鬼太郎(2007年製作の映画)

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凄い映画だ。ウェンツのダイコン演技はオリンピック金メダル級だ。また脇を固めている良い役者さん達をいまいち生かしきれていない。そんな中で、皆さんが評している如く大泉のねずみ男は抜群の存在感。ストーリーに>>続きを読む

続六人姉妹(1962年製作の映画)

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前作から3年たって姉妹は成長している。この頃は高度成長期で日本経済が急速に発展して行った時代でこの続編が封切られた年は私は6才でテレビが我が家にやって来るのは翌年だったと思う。それにしても成長した姉妹>>続きを読む

六人姉妹(1959年製作の映画)

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50分くらいの短いドラマなのでテレビドラマかと思ったが、教育映画と言う事でした。子供の頃に見た記憶があるので、おそらく小学校で上映したか、地元の自治会館で行われたのを見たのだろうと思います。私が子供の>>続きを読む

父子草(1967年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい映画とはストーリーでは無く、役者の演技力だと言うのをあらわしている典型的な作品。もしかしたら日本映画史上でも上位に入る作品ではないかと思うほどの傑作だと思います。

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