油屋さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

油屋

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父子草(1967年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい映画とはストーリーでは無く、役者の演技力だと言うのをあらわしている典型的な作品。もしかしたら日本映画史上でも上位に入る作品ではないかと思うほどの傑作だと思います。

うみ・そら・さんごのいいつたえ(1991年製作の映画)

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この映画は27,8年くらいにレンタルビデオで見ました。静かな感動がいつまでも続き、それを確かめるために石垣島に行きました。7年連続で行くと子供も大きくなり旅行について来なくなり2001年を最後に行って>>続きを読む

野性の証明(1978年製作の映画)

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当時の評価は高かったように覚えています。しかし40年以上の時を過ぎて見てみるとなんと中途半端な映画だろうかと思いました。角川春樹が映画に果たした役割は結構大きいとは思いますが、角川映画はもちろん良い映>>続きを読む

卍 まんじ(1964年製作の映画)

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ご存知、谷崎潤一郎の原作。いくつか映画化されているようで他の作品は性描写が過激のようだが、この映画は性を笑い飛ばしているとも言うべき仕上がり。
なんと言っても岸田今日子のインパクトが強い。逆に若尾文子
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アラジン(2019年製作の映画)

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ディズニーはきちんとエンターテイメントに仕上げますね。子供から大人まで楽しめる素敵な映画だと思います。
主人公のアラジンもプリンセスも魅力的だったけど、なんといってもランプの魔神のウィル・スミスです。
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ロケットマン(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

作詞家のバニーとのコンビネーションとは知らなかった。内容としてはエルトンジョンの自伝で役者も熱演したと思うが、それだけかなぁ。
ミュージシャンとしてまわりが初めて引き付けられるyour songのシー
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私の兄さん(1934年製作の映画)

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なんと昭和9年の作品。こんな話は現代では作りようもない映画だ。
主演の長谷川一夫は林長二郎と言う名で出ている。ヤクザな弟(長谷川一夫)が義理の兄の助けで更正する。ほのぼのとした話だ。娘時代の田中絹代が
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座頭市千両首(1964年製作の映画)

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出だしから印象的なカットが多く引き込まれる。ストーリーはどうでもいい内容だが役者たちの力強い演技でエンターテイメントとしてはじゅうぶんな作品だと思う。

いのちぼうにふろう(1971年製作の映画)

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ストーリーは非常に陳腐。ならず者の一味が巣くう安楽亭。ならず者達が女郎に売られる許嫁を助けたいと言う男の為に罠と思われる仕事を請け負い、結局みんな死んでしまう。しかし別の男の金で許嫁は助かる。一体なん>>続きを読む

雄呂血(1925年製作の映画)

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無声映画だが弁士の巧みな語りで画面にのめり込んでしまう。
当時の役者は体全体で演技してますね。
しかしタイトルが意味不明。

果てしなき情熱(1949年製作の映画)

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ストーリーはいまいちだが、古き良き歌が全編を彩る。
舞台はキャバレー、李香蘭と淡谷のり子がステージ歌手として素晴らしい歌声を一曲ずつ披露しているが、これはおまけ。むしろサブの役柄でコミカルな演技をする
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海と夕陽と彼女の涙 ストロベリーフィールズ(2006年製作の映画)

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ネットでちょいとさわりを見たら、引き込まれて最後まで見てしまった。
四人の女子高生の話。
柔道の大会に出る子とその応援の三人が乗る車が事故で三人が死に一人が生き残る。生き残った子の声に三人は霊となって
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新・平家物語(1955年製作の映画)

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若き平清盛を市川雷蔵が力強く演じている。ラストの比叡山の神物を矢で射るシーンは迫力満点で新しい勢力の台頭を象徴している。三部作の第一作目と言うことだが、監督がおなくなりになって完成しなかったのは残念。

Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

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アメリカらしい映画。日本では絶対作られないような話ではないかなぁと感じました。スパイ組織のエースがお互いの素性を知らずに結婚。お互いを消すと言う指令を受け戦うが、やはりお互いの愛を確認する。しかし組織>>続きを読む

スウィートホーム(1989年製作の映画)

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公開当時、出演している古舘伊知郎が真っ二つになると言うシーンがコマーシャルされていたのを覚えていました。
作品としてはそれなりに楽しめましたが、評価としてはいまいちかなぁ。宮本信子はさすがに存在感抜群
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若者たち(1967年製作の映画)

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なんと言うまっすぐな魂たち。田中邦衛演じる長男を中心に兄弟五人で暮らす若者たち。厳しい現実の中でもがきながらも明日への希望に力強く生きていく。佐藤オリエが可愛い。

稲妻(1952年製作の映画)

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これは傑作の部類に入るのではないでしょうか。
高峯秀子さん、魅力的な役者ですね。

火の鳥2772 愛のコスモゾーン(1980年製作の映画)

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評価が高いようだが私としてはちょっとひいてしまった。
火の鳥は手塚治虫のライフワークと言われた傑作。映画は別物でかまわないが、作品として何を表現したいのかがいまいち伝わって来ない。

ビートルズ/レット・イット・ビー(1970年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画公開当時、「授業を抜け出して〜」では無いが友達と学校を休んで見に行ったと記憶しています。
当時は画面いっぱいに映るビートルズを見ることが出来るだけで嬉しくて二回続けて見ました。
さて48年ぶりに見
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

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孫が見ると言うので、ついつい一緒に見てしまった。もう、何度見たのか覚えていない。
でもいつも新鮮、いつも感動。
これぞ名作。

裸の島(1960年製作の映画)

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凄い映画があったものだ。
殿山泰司と音羽信子演じる夫婦と二人の子供が、自分達しかいない小さな丘のような島で暮らしている。
農作物を育てる為に毎日本土まで行き、桶で水を運ぶ。
そんな生活をたんたんと描く
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雨月物語(1953年製作の映画)

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これは傑作ですね。京まちこはインパクトあるけれど、それはこの映画を彩る一つ。亡霊の妻が帰って来た亭主を慰労するラストシーンは心に残る。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.1

前半は、なにこのB級映画!と思ったら後半を見て評判に納得。
役者さんたち、知らない人ばかりだったけど弾けた演技で良かった。特に監督の奥さん役、突き抜けてました。

日日是好日(2018年製作の映画)

4.5

頭で考えたらだめ、稽古は回数。体が自然と動く。
樹木希林の遺作となったが、見事でした。

僕の彼女はサイボーグ(2008年製作の映画)

3.0

綾瀬はるかのサイボーグがあまりに魅力的。それだけでも見る価値ありかな。
ストーリーは青春版のドラえもん?
ただ最後が取って付けたようなつじつまあわせで、いらなかった。

妖怪大戦争(1968年製作の映画)

3.3

ハチャメチャで面白い。
バビロニアの大妖怪が4000年の眠りから覚める。しかし何故か江戸時代の日本に来る。代官を殺しその姿を借り人間の生き血を吸って行く。
それに敢然と立ち上がった日本の妖怪達。
理屈
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.8

「時をかける少女」はかなり何作もリメイクされているのですね。リメイク作はあまり興味がわかなかったので意識してませんでしたが、内田有紀主演の作品を見て感想を書こうとしたらいっぱい出て来たので、内田有紀を>>続きを読む

櫻の園(1990年製作の映画)

3.5

満開のサクラの下で女子高生達が伝統の演劇「桜の園」の舞台を開けるまでの一瞬を切り取った作品。
若い女優達がごく自然に振る舞っているのが新鮮だった。

空気人形(2009年製作の映画)

3.4

性欲処理用の空気人形が心を持ってしまう。そして世間を歩き回りいろんな人と関わり合う。人の生活の悲喜こもごもを描きながらも全体的に悲しみ感が漂う。
原作も傑作だが、映画も独自の世界観を作り上げている。

リディック:ギャラクシー・バトル(2013年製作の映画)

2.6

前作があるようだが、見ていなくても話がシンプルなので楽しめた。
何処かの星に投げ出された主人公。その不屈の精神で生きて行く。どうやらお尋ね者になっているらしく、自ら発信して自分を狙う賞金稼ぎをおびき寄
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デッド・シティ2055(2015年製作の映画)

2.1

それなりに見てしまった。しかしストーリー、演技、全てにおいて中途半端。
ブルースウィリスも熱が入っていない。
ある意味アメリカらしい映画かもしれない。

鬼婆(1964年製作の映画)

4.2

話はいたってシンプル。息子が戦に駆り出されてしまい、百姓が出来ず落武者狩りをして暮らす母親と嫁。やがて近所の男は帰って来るが息子は死んだと聞かされる。そして嫁はその男との情事に狂い、母親は嫉妬に狂う。>>続きを読む

田園に死す(1974年製作の映画)

3.6

この作品が発表された当時、私は19才だった。非常に高い評価を浴び、私の友達も絶賛していた。
この年齢になって初めて見ました。
難解な映画かと思ったら、意外とシンプルでした。寺山修司の少年時代の心象風景
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赤線地帯(1956年製作の映画)

3.4

赤線と言う舞台で生きる女達。悲壮感よりもたくましさを感じる作品。役者達の存在感は抜群だ。

少年時代(1990年製作の映画)

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藤子不二雄の漫画は大好きだった。封切られてすぐに見た。漫画よりもやわらかい感じだなと思った事を覚えています。
そして28年ぶりに見たが、色褪せない素晴らしい映画です。
ラストシーンは井上陽水の歌が盛り
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